御坊で泳ぐ
朝草抜きをした。草の匂いは生き物の気配がつよく、ここんとこ過労気味なわたしより生きてるから、抜いたときの気持ち悪さがたまらない。草を手で殺してる感覚。
ラウンドアップ買おう。枯らそう。手は無理。
朝はパンに良きバターと金山寺味噌。おかずパンになるから甘くなくて好き。あとクッキー二枚。オーガニックなやつ。ざくざく。貰い物。
そして海にいく。
まずは有田という港。漁港はコンクリートジャングル(ただの防波堤)だが、その端は手つかずの岩場。岩場に行き、わりと、荒い波にすべりこむ。
にごりはあるが、汚い水ではない。
海には抵抗がある。波がある。それと張り合って身体を使って泳ぐのが楽しい。
プールは、ランニングマシンのようにどこへもいけない。海は泳ぐと景色がうごく。
手足が地球とまざってる。
足を切り、海水だからばああっと血が出た
ペットボトルの水をかぶり、Gジャン着て、田辺に夏のお祭りを観に行く。
途中の大衆食堂では周りにまけじと食べたが、ほんまに苦しかった。味も濃すぎた。
田辺の祭り行く…つもりが気づいたら御坊あたりでUターンして、コンビニでまたペットボトルの水二リットル買う。
それ、いいですよ、と店員さんがゆう今治タオル買う。
2度目の海へ行く。祭り見るより今日は海と決めた。
広い浜にわたしだけ。
いま、書きながら、フトかかと見たら、浜の石が付いていた。海から連れてきてしまった。
波にバッシャーと揺さぶられながら、ひとしきり遊ぶ。こんなに愉快なのにひとり。
泳ぎが得意な友達ができますように。
毎年の夏の願いである。
今治タオルは織りがちがうのか。すごく肌になじみ吸水も良かった。
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