《仕事の事》週1の介護職でつい考える事
こんばんは。初めましての方は初めまして、リサと申します。
本日は私の仕事の話をしようと思います。
今回は、現在週1で働かせていただいているデイサービスについて、
私の思った事を執筆してみようと思います。
※今回は死生観の話をします。
こういった話が苦手な方は、無理に読み進まない事を推奨します。
デイサービスでの私の働き方
まずは私の働いている環境を説明したいと思います。
私は3年前にデイサービスでの勤務を始めました。
みんなキツいと言っている介護職がどれ程厳しいのか、気になったのが始まりです。経験しなければ分からないため、資格を持ち合わせてはいないのですが、やってみたいと思い応募してみました。
そして本当に申し訳ないのですが、働き始めて割と早い段階で妊娠して休職させていただき、今は週1の2時間だけ働かせていただいています。
デイサービスでの環境、やっている事
私の働いているデイサービスは、本当に利用者さんもスタッフも温かく、すごく働きやすい環境です。
他の介護施設を経験された事のあるスタッフさんは、
「正直介護の世界でこれだけ穏やかなところは珍しい」と
みんな口を揃えて言います。
本当に環境がとてもいいです。
比較的多い仕事内容として
私は午後の時間に、利用者さんとお菓子作りをしているのですが
『みんなで一緒の物を作って、みんなで一緒に食べる』
たかがお菓子作りと思われる内容でも、大人になるとみんなで何かを作る事が頻繁にあるような時代ではないため、この環境がとても暖かく心地のいい時間となっています。
そしてわちゃわちゃしながらも
『みんなで一緒に作った』という達成感と
『誰かと一緒に食べる』といった幸福感の共有をこの短時間でできる。
これらは本当に素晴らしい事だと思っています。
そんな中で考える"年を取る"という事
そんな暖かい環境に身を置いている私ですが、
やはり利用者さんを見ていて"年を取る"という事をつい考えます。
年を取るって本当に素敵なことです。
人としての成熟度だったり、様々な事に対しての知見があったりと、経験しているレベルが違うなと感じる事は多々あります。
そういう意味で、色んな事を沢山教えてもらえるのはすごく嬉しいです。
ですがその反面、色々な弊害も増えてくるという事もしっかり分かりました。
トイレの介助、お風呂の介助、認知機能の低下、歩行能力の低下
その他様々な問題が出てきます。
そうなった時、年を取るというのは、様々な苦労がある事が分かります。
これを自分に置き換えた時、私はそこまでして生きようと思えるだろうか。と考えてしまいました。
生きる事、死ぬ事
お菓子作りを楽しんでいる皆さんを見ていて、私も幸福感をいただいています。
利用者さんが、笑顔で楽しく過ごしている姿を見ていて、
残りの人生を楽しく生きてほしい。
と心から思います。
ですが、介助をしていると利用者さんはよく言うんです。
「こんな事してもらって悪いねぇ。ありがとうございます。」
こう言われると、利用者さんも辛いのかな、と考えます。
そして、そこにはその方を支えているご家族の苦労も沢山あります。
勤務先じゃないところでも、介護疲れというのはよく聞くことがあります。
自分が介護される立場になった時に、果たして娘や息子にめんどうをかけてまで生きたいと思うのだろうか。
正直その立場になってみないと分かりません。
ただ、私は死ぬ時は笑って死にたい。
少し話はずれてしまうかもしれませんが、
生き続ける先で、笑って死ねる瞬間が果たして訪れるのだろうか
と、分からない事をたまに考えてしまいます。
そういった意味でも
私は死の選択ができたらいいな
とたまに思ってしまいます。
一生会えなくなるけど、少しでも笑顔でお別れができるような
そんな時間を作れたら、それがすごく幸せな最後となるんじゃないか。
ここは賛否両論あるとは思いますが、私個人としては、選択する自由がここにあればと、自分の勝手な意見ですが考えたりします。
最後に
私はたった週1しか働いていないただのパートですし、しょーもない仕事しかしてないのに、と思われる方もいるかもしれません。
そして、死を急がせるような事を書いてるつもりもありませんし、そんなことは心にも思っていません。
ですが、死はいつも自分の隣にあります。
生きていれば死ぬ時が必ずくる。
だけどあまりにも長く生きた時、それを終わらす方法がないというのは
ある意味不自由なのかもしれないなと
そんなふうに考えたりもします。
というわけで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
今生きているあなたが、少しでも楽しく幸せに過ごせますように。
リサ
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