夏休みの想い出
お昼間
友達の家に遊びに行く
丘の上の古い木のおうち
彼のお母さんが出てきて
ジュースを出してくれて
彼がご飯を食べるの待った
縁側で座って外を見ながら
オレンジジュースを飲んでいた
ふと後ろを見ると
彼がお昼ご飯を食べながら
こちらをじっと見ていた
目が合うと
ニコッと笑った
多分私もにこっと笑いかえしたのかな
自分の表情は自分ではよくわからない
私はまた外を見てジュースを飲んだ
空とか雲とか緑とか
風とか空気感とか
バッタやセミを追いかけて
シロツメクサの草原の中で
1日中遊びまわって
日が暮れる前に
草原の中の
幸せな家にかえる
夢のような幸せな時間