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てっペーのポーカー座学録2月号(無料トライアル版)


創刊にあたって

私、てっペーのポーカーのキャッシュゲームの座学内容(たまに雑記)を記録していくnoteになります。なかなか継続して情報を発信出来ない自分を律する為に出来ることはないか考えていたところ、
トルルさん(https://x.com/toruruboy)のnote(https://note.com/trstw)を拝見して、自分もやりたい!と思いフォーマットを使わせてもらえないでしょうか。とDMしたところ快く許可をいただいた為、拝借させて頂きました。ここに感謝申し上げます。

このような試みをするのは初めてのため、2月はトライアル版として完全無料で公開させていただき、続けられそうだと判断出来たタイミングで創刊号という形で開始させていただきます。


具体的な内容

  • RIO、2+2、YouTube、GTO wizardブログといった海外のプレイヤーの発信する情報をメインにインプットしている為、その内容の簡単な要約

  • GTO Wizard(AI)やsolverを使って学習した内容の(軽めの)共有

  • 自身のハンドレビュー

  • 雑記




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YouTube動画を2本、GTO Wizard blogを2本

様々なレートをグラインドしているアイルランド人プレイヤーAlanFの印象的だったハンドレビュー動画の第三弾。ハンドピックアップだけあってショウダウンまで至ったハンドが多く、リバーにおけるブラフキャッチャーのEV精査が特に多いと感じました。vsRecに対してプレイラインをどのようにするべきか、反省を踏まえながらテンポよく解説していて実践にも活かしやすい内容だと思います。



  • ショウダウンからエクスプロイト戦略を構築する。と言う内容の記事

  • 戦略を調整する為の最も正確な情報はショウダウンされた相手のハンドであり、推測されるリークから戦略を具体的にどのように調整すべきなのかについて、2つの例を元に紹介されています。

  • エクスプロイトする場合は本来は混合戦略を採るハンドを純粋戦略に変更する。と言う過去に学習した知識を裏付けしてくれる内容でした。

過去に見たヨコサワポーカーチャンネルにも近しい内容があったと思い、この機会にそちらも見直しました。


相変わらず言語化能力がバケモノ笑



GTO Wizard blogの公式翻訳の一番新しい記事です。
タイトル通りの内容で新しい発見はなかったのですが、ウェットネスパラボラという概念を使用してフロップのウェットネスにとCbetサイズの相関関係をわかりやすく図解されており、他の要因も丁寧に一つずつ説明してあり、サクッと読むのにおすすめです。


・その他、RIO動画2本とGTOWのweekly coachingを1本試聴しました。





2/14


YouTube動画を2本、記事を2本

最近めちゃくちゃハマっているGleb “Chai” GのYouTube。
ポーカープロを全滅させる方法。というセンシティブなタイトルの動画ですが、実際の内容はトッププレイヤーですら多くのミスをする状況についての動画になります。具体的には3つあり

  1. BTN vs BB SRP のソルバーの解析ではPFRが3e size Cbetを使うスポット。どうしてもオーバーベットがバリューヘビーになってしまい、代替案としてレンジ安ベットを採用したとしても、ターン以降のレンジにトラッシュが含まれすぎるためレイトストリートでうまくバランスが取れないそうです。

  2. 中ぐらいの強さのハンドを持っている場合。XBXXでOOPから中程度のセカンドペアのようなハンドでブロックベットを打てずにチェックしすぎる傾向にあるとのことでした。チェックレンジがキャップされすぎてしまい、IPのTPのEQが非常に高くなる事により、バリューベットの額を上げる事によりエクスプロイトされます。

  3. 最後に、レアなnodeに突入した際のベットが十分な額を打っておらず、バリューヘビーになってしまうこと。です。研究が及ばないゲームツリーに到達するとプレイヤー達は75%サイズのようなよく見かけるベットを行う事が多いが、多くの場合もっと大きいポラライズされたベットレンジを構築する方が好ましいそうです。



昨日アップされたばかりの動画
GTOWやNTpoker、GTOBaseなどのプリソルブドソリューションをサブスクしてるけど、効率よく勉強する方法がわからない。という方は必見の内容です。
とくに初学者の方から私もよく質問を受ける
「レインボーボードなのになんでオフスーツハンドもスーツによってベット頻度が違うんですか?」
という内容が非常にわかりやすく説明されており、ベットレンジに含めるスート管理に自信のない方にもおすすめです。


MTTプレイヤーなら知らない人はにわかクラスのnote「トナメ虎の巻」の著者のGakuさんのエクスプロイトの記事。

  • 何でもかんでもstabしてくるような人にはとりあえずOOP PFRはレンジチェック

  • 静的なフロップ、動的なフロップによってstabへの抵抗方法を変えていく

トーナメントのCO vs BTN SRPというキャッシュプレイヤーには馴染みの薄いスポットの考察でしたが非常に勉強になりました。翻訳だけではなくご自身の見解も書かれていて凄い

cold callerシリーズのGTOWブログ大好きだったりします。

これが最もベーシックなもの

別の視点からのエクスプロイトの記事



日記


バレンタインという事もあり職場の近くのタルト屋さん(https://www.instagram.com/tokyostyle_beige/p/C_shCwiv-aE/)で家族兼自分用に小さめのタルトを購入しました。

レモンタルトが好きでちょくちょく買うのですが、バレンタイン限定のあまおうとチョコムースのタルトもとても美味しかったです。


2/15


YouTubeを2本、記事を3本

ソリューションを眺めながら外れ値を示すハンドから、その理由を掘り起こす。という事についての記事でした。
興味深い実例を挙げてその理由を検証していく内容で、非常に楽しみながら読む事が出来ました。普段のルーチンでやっている事の中で例外を見つけることが出来たら、少しスパイシーで嬉しくなってしまいますね笑



翻訳noteにも公開する予定のSaulo Costaのニュースレターです。
読んだ瞬間に自分にもめちゃくちゃ当てはまるな、とハッとさせられました。
こちらの要約は、翻訳記事を明日アップする予定ですので省略させていただきます。


デポラー戦略について体系的にまとめられた記事を探し続けて辿り着きました。洋の東西を問わずdepolarised関連の文章をめっちゃ探しているのですが、なかなか良い記事を知らないので、ご存知の方はご一報下さい🙏



先日翻訳をしたSaulo Costaのニュースレターで紹介されていた本人の動画。
エクスプロイト戦略を構築する方法は4つのステップがあり、それが

  1. GTOのプレイラインを学習する

  2. ポピュレーションの乖離をHand 2 Noteを使用して知る

  3. ギャップがどこにあるのかを突き止める

  4. そのギャップをノードロックし、エクスプロイト戦略を構築する

とのことです。H2Nを使用してMDAを行うにはどうすれば良いのか?というHow to動画になっています。上で紹介したステップ3までのフェイズを実際にH2Nを使用して動画の中で行なっている為、MDAするならまず見るべき!と言える内容だと思います。


こちらも本日読んだニュースレターで紹介されていた動画になります。
最も利益が出しやすいエクスプロイトスポットを3つ紹介しており、それは

  1. 3bet過少のweak regに対してレンジを広げること。特にBvBのスポットでプリフロップの力学の解説をしながらSBレンジを広げることを推奨しています。

  2. ニットにお金を寄付することをやめること。大きいポットで大きなベットをブラフキャッチャーでコールするのをやめようと言っており、50NLz程度のレベルであれば明確にブラフ過少なスポットである為、バリュー下限に勝っていないようなブレイクイーブンのブラフキャッチャーは全て捨ててしまおうとの事です。レンジのトップだからという理由でコールすることはエクスプロイトの観点ではよくない事なのです。

  3. ポーカーは協力のゲームではなく競争のゲームだと認識して、相手の弱みに漬け込み続けること。この三つ目に関しては動画内で具体的な例を交えながらさらに詳細に解説してありました。capを攻撃する!



日記

YouTubeのこちらの動画を見て、通勤経路に美味しそうな焼きそば屋があると知り、行ってきました。

牛すじぼっかけの乗った焼きそばがイチオシとの事で、持ち帰りで焼きそばを注文し、待ってる間、アテを頼みながら1人飲みをしてきました🍺

自家製麺している焼きそばは麺がとてもモチモチして食べ応え抜群でした。生麺ということもあり、家で食べると少しベタつきが気になったので、持ち帰りよりも店頭で食べるのがオススメですので、お近くの方はぜひぜひ😋


2/16


記事を3本

目黒で毎週開催されているポーカーサークル「シースタ」のメンバーのmegauさんのnote
GTO+を使ったCO vs HJ 4BPの集合分析をまとめた記事です。
狭いレンジvs狭いレンジはそもそもプリフロップレンジからお互い乖離しまくっている事が多いため、座学の優先順位が低いスポットであるとはいえ、具体的な集合分析の成果物を惜しみなく公開するのはすごいと思いました(語彙力)
SRP、3BPとのヒューリスティクスの違いやターンカードについても言及しており、ブックマークして何度も見返すべき内容だと感じました。

sfさんとやぶやぶの座学コミュニティALPTの成果物を発表する記事です。
先日学習したリバーブロックベット過少へのエクスプロイトと合わせて消化しました。River Probeのブロックベットに関してはポジション関係によってバリュー下限が変わるほかレンジ分割する際にはナッツクラスハンドのどの部分でブロックベットの頻度を作るべきなのか。など非常に考える事が多く、まだ研究出来ていない方も多いのではないでしょうか?
AmuさんがYouTubeで紹介されていたOsnelavさん式トレーニングがこのスポットの筋肉を付けるのに非常に優秀なので、トレーニングルーティンに加えたいところです。


同じくALPTさんの記事です。
ポーカーの記事の多くはアーリーストリートのものなので、レイトストリートの記事を沢山無料で出してくださるのは感謝しかありません。レイトストリートは体系的に勉強しにくいスポットでもあるので、ターン、リバーのドンクもバランスが取れていないプレイヤーが圧倒的に多いスポットのように感じます。そこに対するエクスプロイトまで言及されており、文章したいのボリュームは少ないですが、非常に濃い内容でした。


日記

・その他、「ポーカーとゲーム理論」の気になるところを読み返したり、筋トレを多少して、一応仕事もしました。


2/17


YouTubeを1本、記事を1本

GTO WizardのYouTube。先日読んだ記事をより詳細に解説している内容の為視聴しました。Cbetサイズを決定する要素は大きく分別すると3つあり、それは以下から構成されます

  • レンジアドバンテージはベットサイズよりもベット頻度に影響を与え、ナッツアドバンテージはサイズにより強く影響を与える。相手のレンジにナッツクラスのハンドが多いとアグレッサーがオーバーベットをするインセンティブが低くなる。

  • フォールドエクイティが大きいとサイズが大きくなる傾向があるためペアボードなどのドライボードではサイズが小さくなる傾向がある。

  • お互いのレンジにナッツクラスが多い非常にウェットなボードではレンジの中間のハンドをプロテクトするインセンティブが高まりベットサイズが低くなる。

動画内では脆弱なナッツハンドの定理やジオメトリックサイズに言及しながら実際の例を挙げながら詳しく解説しています。少し長い動画ですが、重要そうなところをピックアップしながら視聴するのも良いと思います。


MTTのスタックが浅い場面での実践的なスポットにフォーカスを当てて検証する内容です。
直感的にはオールインしそうな場面でも小さなサイズのレイズを選択肢に入れる事で何が起こるのか。読み始めた時は直感に反するアクションのように感じましたが、読んでいくうちに納得出来る非常に趣深い内容でした。
プリフロップとポストフロップのヒューリスティクスの原則の違いと、似通った点の比較は特に心に残る内容でした。



2/19


記事を3本

MTTを学習したプレイヤーであれば頻繁に起こるスポットであるSBからのコンプリートですが、今回はコンプリートに対してISOしてコールされた時のBBのCbet戦略について、ヒューリスティクスを構築するために仮説を立て、検証していく。という内容の記事です。
具体的な内容ではないですが、根幹であるプリフロップの力学を理解する事でそこから先のゲームツリーの理解を効率よく進めていく。という文章はとても合点がいくものでした。


ベットをするべき第3の理由。詳細は翻訳noteでアップ予定ですが
ブロックベットについて言及された記事です。
対称レンジを持つAKQgameを解きながら実践で落とし込めるポイントについても解説されています。「MoP」やAndrew Brokosの「ポーカーとゲーム理論」でも言及されている。との事でしたが、恥ずかしながら自分自身未履修だった事もありこちらのnoteを読んだ直後にBrokos本の当該箇所を読みました。


「シースタ」さんのnote。UTG vs BTN 3BPをサブセットを用意してそれぞれのヒューリスティクスを書き込んでいる記事になります。
実際にサークルでやっている座学内容を共有してくれている内容のnoteっぽいですね。「Anki」などに打ち込んで繰り返し学習するのに非常に向いている形式だと思いました。



2/20



トイゲーム周りは非常に疎い自分ですが、ありがたい事に数学強者の知人が周りに何人かおりまして(彼らの発する数式周りの話はほぼ理解出来ませんが)、その知人に勧められて読みました。
GTOW blogでもTombosが同じ題材で出した文章を読んでいた為、知識としては自分の中にあったものの、人に説明出来るほど理解出来ていないテーマでしたが、さんぺさんの記事は数学的素養が全然ない僕にも理解出来る平易な表現で構成されており、とてもわかりやすかったです。僕とリアルで会ったら是非、マルチストリートAKQゲームと相互レンジAKQゲームの事を聞いてください笑
アウトプットの練習台にします笑


ノードロックは効果的にエクスプロイト戦略を構築する際の非常に重要なツールですが、きちんと理解して使用しないと効果が薄い。という内容でした。私もWizard AIを使用してノードロックすることが多いのですが、この記事の内容をしっかり理解出来ていなかった部分もあるので、参考になりました。


結構ソフトで読みやすい内容でしたが、言ってることは確かに納得感がありました。
一番納得したのは
本来は絶対起こさないアクションをテルを参考に行うと、テル読みが外れていた時のダメージが非常に大きいので、悩ましい判断をするときの一つの材料として使うのが良い
という文脈で、確かに露骨に出過ぎているプレイヤー以外であればその通りだと思いました。実は人のテル見つけるのかなり苦手なんですよね・・・



マニラの2AcesのKazuさんの動画。オンラインでプレイをしていたり、座学をしているプレイヤーでもライブキャッシュで勝てないプレイヤーも多くいるのはなぜなのか?という内容です。
かなり昔から言われ続けて来た内容なのですが、ライブプロフェッショナルとはプロ野球選手と同じような立ち位置じゃないといけないよね。というくだりからプライベートゲームについても触れられていて、特に海外のライブキャッシュゲームに慣れていないプレイヤー必見の内容だと思います。
他のプレイヤーにどう思われているか?最悪の態度でテーブルに座るプレイヤーと長時間ゲームをして楽しいか?という意見は完全に僕も同意見です!


GTOWのコーチWakkoのスモールポケットペアの使い方。古典的なポーカーでは「ノーセット、ノーベット」という格言もあるスモールポケットですが、現代のポーカーにおいてはそんなことをしていたらEVロスが大きすぎることは周知の事実かと思いますが、実際にどのようにプレイするべきなのか、という論点で5つのポイントを解説しています。
短くて非常にわかりやすい動画(おまけに爆笑もののオチまで用意されています)ですので、トレーニングモードでスモールポケットペアのプレイ方法をよく怒られる人は、実際にご覧になることを強くお勧めします。



日記

・近くにあるハヌリという韓国料理屋で軽くサムギョプサルランチを決めてきました。初めて行ったお店でしたが、追加で頼んだエゴマキムチも挟んで食べると奥深みがプラスされて大正解でした。夏は大好物のコングクスも売られているようなのでまた行きたいと思います😋

・最近Deep Reserch関連の動画を見ているので少しポーカーの座学が滞っているのですが、GTOWのウィークリーコーチングにRIOなど見るべき動画が溜まりまくっていますが、徐々に消化していこうと思います

・iPhone16eが発表されましたね。そろそろスマホを買い換えようと思っていたのですが、16eに乗り換えるのはさすがに無いかな。と思い、16買うか冬まで待って17買うかの二択だと思いました。。。

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