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冬場の光熱費高くない!?みんなはどんな工夫をしているの?【#住まいでの光熱費を抑えるための取り組み調査レポート」

冬場、光熱費を抑えるための家庭での取り組みとは!=賢く乗り切りましょう!

みなさん、こんにちは。LIXIL住宅研究所note編集部です。
今回は、私たちが住まい研究の一環で実施している各種調査から「冬場、光熱費を抑えるための家庭での取り組みの調査」結果ついてご紹介します!

原油価格高騰やウクライナ情勢、円安などの様々な要因から、電気料金、ガス料金などの値上がりが続いていて家計へも影響がおよんでいます。そのため政府も家庭の光熱費に補助金の支給を予定しています。また、今年の冬は寒くなるとの予報から電力需要増に伴う供給力不足への対策が不可欠だともいわれており、電力などの光熱費を抑えるために家庭でのさまざまな取り組みが必要です。
LIXIL住宅研究所では、2021年の12月に一戸建てにお住まいの20歳以上の既婚女性(回答: 665)に「冬場、光熱費を抑えるための家庭での取り組み」を調査しましたのでご紹介します。今冬の自宅の光熱費を抑える際のご参考にしていただけたら幸いです。

冬場、光熱費を抑えるための家庭での取り組みBEST8

8位 サーキュレーターなどで空気を循環させる = 12.6%

暖かい空気は天井のほうに溜まりやすくなります。このあたたかい空気をサーキュレーターなどで循環させることで部屋全体のあたたかくし、暖房効率を高めることになります。

7位 窓に断熱シート等を貼り付ける = 12.8%

住まいにとって熱の出入りが最も大きいのが窓です。夏場は外部の熱が室内に入り、逆に冬場は室内のあたたかさが窓から逃げてしまいます。断熱シートの貼り付け、内窓の設置や断熱性の高いサッシへのリフォームも効果的です。

6位 使い捨てカイロなどを使用する = 17.9%

使い捨てカイロは、一般的な四角い形状のもの(貼れるタイプや貼れないタイプがある)が主流ですが、最近では、足の裏(靴下の裏)に貼るタイプや中敷タイプなどもあり、用途にあわせて使い分けができるようになりましたね。カイロは、使用する際は揉まずに軽くふることであたたかさが長持ちするそうですよ。

5位 部屋全体でなく、ピンポイントであたためる暖房機器(=こたつなど)を使用する = 22.5%

こたつは日本の冬には欠かせないものですね。今はホットカーペットや床暖房なども普及していますが、家族みんなでコタツに入ってみかんを食べる一家団らんもいいものですよね!

4位 エアコンの設定温度を低めにする = 32.4%

エアコンの設定温度を低めに設定することで電力消費量を削減することができます。またエアコンはフィルターが目詰まりしていると冷暖房効果が下がり、無駄な電力を使ってしまいます。環境省によると、2週間に一度フィルターの掃除をすることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になるとされています。定期的にエアコンのフィルターを掃除することもお忘れなく。

3位 家族が集うリビングなどを集中的にあたためる = 32.9%

家族みんなが一番いるリビングなどを集中的にあたためるのも賢い方法です。家族のコミュニケーションも深まると思います。一方、廊下やトイレ、脱衣所などとの寒暖差が激しいと体調不良に結び付きますのでご注意ください。

2位 できるかぎり温熱効果の高い下着などを住まいでも着用する = 36.9%

温熱効果の高い下着や肌着は冬場の生活に欠かせぬアイテムとなっています。外出の際だけでなく、室内でも活用して光熱費の削減に結びつけましょう!

1位 膝掛けや厚手のソックスなどを使用する(=厚着をする) = 41.5%

足元をあたためるために膝掛けや厚手のソックスを使用するとの回答が最も多くなりました。寒さは足元からやってきますので、自分の体温をできるだけ逃さない工夫で厳しい冬をのりきりましょう!

今年も寒い冬がやってきます。今回ご紹介した対策はご家庭で手軽にできる対策です。一つだけでなく、いろいろ組み合わせることでより光熱費の削減に結びつくと思います。まだやっていないという方は、ぜひ試してみてください。
また冬場はどうしても運動不足になりがちですよね。私はちょっと寒いなと感じたときは、家の中で軽くストレッチをやったり、筋トレをやって体をあたためたりしています。運動不足の解消にもなり、体もあたたかくなるので一石二鳥です!皆さんもぜひお試しください。

今回は「節電」に関するお話でしたが、エネルギー不足の問題は、今冬だけでなく今後も続いていくと思います。当社グループでは、断熱効果が高く、少ないエネルギーで夏場・冬場とも快適に暮らせる家や既存の住まいをまるごと断熱できるリフォームなどもご提案しています。当然、イニシャルコストはかかりますが、将来的なランニングコストを考えれば、建替えやリフォームを考えてみるのもアリではないでしょうか。興味のある方はぜひ当社ホームページを参考にしてください。

わたしたちは住まいに関するいろいろな調査を実施しています。今後も調査の結果をご紹介させていただきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします!