【中華イヤホンレビュー】TKZK WAVE
みなさんこんにちは。莉香です。
最近はめっきり風も冷たくなって、いよいよ季節が変わるのを実感しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日はEasy earphones(@hulang9078)様よりご提供いただいたイヤホンについて、お話をしていきましょう。
Easy earphones様、ありがとうございます。
今回ご紹介するのはこちら。
中華イヤホンブランド・TINHiFiのサブブランドとして発足したTKZKのWAVEです。
今回のイヤホン
簡単なスペックは以下の通り。
メーカー:TKZK(TINHiFiのサブブランド)
機種名:WAVE
ドライバ:1DD1BA
ピンタイプ:2ピンqdcタイプ
外箱は以下の通り。
音の特徴を示すグラフが載っているのが特徴的ですね。
中身と付属品は以下の通り。サンクスカードは裏面が中国語でした。水色の収納袋の手触りがすごく良かった。
今回提供いただいたのはエメラルドグリーンでしたが、このほかにゴールドとシルバーのカラー展開があります。
ハウジングはレジンでみっちりとしています。ハウジング上部が飛び出た形になっているため、人によっては少し耳に当たってしまうかもしれません。
ステムは金属製。イヤーピースが若干柔らかかったのが少し気になるところです。
フェイスプレートはレジンの中に内包されてる…といった感じで、手触り的には「ちゅるん」としているのですが、見た目はこの機種の名前「WAVE」が指す通り、波紋を思わせるデザインです。ただ、このデザイン、どこかで見たことがあるような…。気のせいでしょうか。
人によっては少し前の中華イヤホンに見えてしまうかもしれませんね。
さて、次は音色を見ていきましょう。
バランスの整ったフラットめサウンド
環境は付属ケーブルとイヤーピース、DACはShanling UP4です。
聞いた感想を一言で言うとこの見出しの通りになるのですが、詳しく見ていきましょう。
全体的に音は硬め。前回紹介したKBEAR Larkに似たものを感じます。
ただ、それよりも少し音が太め。
Larkが細く、そして硬く凛とした音とすると、WAVEはそれよりもひと回り太く、そして硬い張りのある音となっているため、その分存在感があります。
激しくエッジが立った音ではないですが、それぞれの音がしっかりと適度に主張する、そんな音です。
高音がとても綺麗に、キラキラとした音を鳴らしてくれます。刺さりも特段気になるほどではなく、歯擦音(サ行の音みたいなものです)もそこまで気になりませんでした。
※もちろん曲との相性があるので一概には言えません
ここまで書くと高音がメインで聞こえるタイプなのかと思いがちですが、そうではありません。
低音もそこに確かに存在を示しています。
イヤホンにウーファー積んでるの?といったような低音ではありませんが、しっかりと鼓膜を揺らしてくれます。
ボーカルもちょうどいい位置にいる。
見出しにもある通り、全体的に音のバランスがとてもいい。
オールマイティに合うイヤホンかな、と感じました。
まとめ
いつも聞いているドンシャリなイヤホンとは異なり、全体的にしっかりとまとまった、それでいて音の存在感がある、聴いていて手堅い 1台かな、と感じました。これが(ブラックフライデーセール中とはいえ)AliExpressで$30台なのはアツいです。
下にリンクを貼っておきますので、気になる方はご覧になってください。
AliExpressはこちらから
いよいよ11.11セールで購入したイヤホンも着弾し始めたので、そちらもゆっくりですが、書いていければと思います。
それでは!