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山上被告と民主主義。

山上の為に世論が揺れている。

山上被告自身は死刑でも本望だろう。本当に死と向き合ってもらいたいので個人的に死刑を希望する。

彼は自身の望む以上のリターンを得た。もう生きている意味などあるのだろうか。まず旧統一教会を含む宗教団体は社会の敵と認識されつつある。子供達(宗教二世)は国家が守らなければならないと社会も気づいた。

そこへ辿りついたのは小川さゆりさん含む宗教2世達の正しい行動であり与野党合わせた国会議員と岸田総理の実行力であるけども、誤った山上の行動がトリガーだったことはどうしようもない事実。

私は山上の裁判結果にはマスメディアほど興味ないけれども適切に処理するなら死刑が妥当だと思う。今回のテロリズムを許してしまえば必ずもう一度この様な事件が起きてしまう。次の犠牲者は絶対出してはいけない。日本は民主主義の国であり、如何なる理由があろうとも絶対に暴力で社会を変えてはいけないという戒めが重要だと感じる。今回は暴力を使って強制的に世論を誘導し法律まで変えてしまった。

何より国際的に信頼されていた安倍晋三という唯一無二の政治家はもう戻ってこないし、山上が更生して社会復帰したとてこの大きな損失を補填できるわけがない。そもそも山上にとっては「犯罪」ではなく「天誅」なのだろう。山上という圧倒的な存在によって弁護士達は勿論検察や裁判官すら呑み込まれる可能性は非常に高い。日本全体が感情に支配されたのだから、裁判の中だけなんて容易い事だと思う。

戦後日本が宗教法人に対してどうしようもなく甘く自由気ままに活動させてきた皺寄せが令和4年に悲劇を起こしてしまった。

私自身も幼少期から間違いなくおかしいと思ってた宗教団体の自己中心性と横暴さ。そして事件後も揺れ続ける感情。なんとも悲しくツライ。