私にとってのPay money To my Pain

車に乗っている時、ベッドの中でダラダラしている時、バイトに行くまでの道のりを歩いている時、どんな時でも常にPTPの曲を聞いている気がする。PTPの曲を聞いていると色んな気持ちが溢れ出してどうしても誰かに伝えたくなる。そんな気持ちを、私にとってのPay money To my Painを、書き記そうと思う。

はじめてPTPを知ったのは小学生の頃、怪物くんのドラマがやっていた時だからもう14年くらい前になる。
親の車に乗ってるとAnother day comesが流れてきた。親がかけたのかラジオから流れてきたのかわからないけど、小学校1年か2年生だった私にとってこの曲は衝撃的だった。今でもその時の記憶が鮮明に残っているほどに。
でもまだ幼かった私はPay money To my Painというバンドにはたどり着けず、かっこいい曲を聞いたということだけでそこからしばらくPTPの曲を聞くことは無かった。

小学校6年になる年の誕生日にiPod touchを買ってもらったことで私はやっとPTPに辿り着く。私が初めて聞いたPTPのアルバムはRemember the   name だった。このアルバムとの出会いも衝撃的だった。あまりにもかっこよすぎて、とにかくひたすらにかっこよくて、毎日ずっときいていた。
重くて、でも透き通ってるシャウトとか、Giftとかみたいにちょっとだけ切ない気持ちにさせてくれるギターのリフとか、低く重く厚く響いてくるベースの音とか、力強くて正確なドラムのリズムとか、全部が大好きで仕方ない。
当時英語がわからなかったから、英単語を調べて歌詞を知ったりした。
この時、好きだった曲はPrice to payだった気がする。
ハマりまくった私はライブに行きたくなってPTPのライブがないか調べた。
そこでKが亡くなっていることを知った。

中学生、高校生になってもPTPを聞き続けていた。
中学生の頃は朝起きてButterfly soarsを目覚ましの音に設定していた笑
夜寝る前、ベッドに入ってDilemmaとかIn the blink of an eye を聞くのも日課で、テスト期間には13 monstersやPositionを聞いてノリノリで勉強しようとしたり。
大失恋した時は友達とカラオケ行って全力でWeight of my pride歌った気がする笑

今思うと人生のどの場面でもPTPの曲を聞いてたようなか気がする。
PTPに憧れて中学生の頃にはギターを買って練習したし、高校生の頃にはベースを始めてバンドを組んだ。
PTPの音楽に出会わなかったらこんなに音楽を好きになることも、楽器に触れることも、バンドを組むこともなかったと思うし、高校時代のバンドでの思い出とかもきっとなかったやろな〜ってよく考える。

私がちゃんとPTPを知ったのはKが亡くなったあとだったからライブに行ったことは無いし今後4人の生音を聞くことも出来ないと思うと心がギュッとなる。
本当に一度でいいから行きたかった。

長々と書いたけど結局、私にとってPay money To my Painは、ちょっと大袈裟かもしれないけれど、私の人生の基盤の一部な気がする。
本当に本当にPay money To my Painというバンドが大好きです。

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