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LivingAnywhere ONLINE - 「正しく知って、正しく怖がる」


LivingAnywhere ONLINEでは、東京大学大学院薬学系研究科の客員准教授・横浜市立大医学群准教授の五十嵐中先生をお招きして「正しく知って、正しく怖がる」というお題で、お話いただきました。

様々な情報が溢れている現代。

ひとたび何か事件や事故が起きたりすると、その事柄について自分がどう判断したら良いのかわからないことって多々ありませんか?
東日本大震災の時の原発事故の放射能汚染、今回の新型コロナウイルス、どちらにも共通している「見えない相手」について、自分がどう考えたり、どう行動したりしたら良いか、迷ったり。

そこで、今回のLivingAnywhere ONLINEでは医薬統計を専門にする東京大学の五十嵐中先生と一緒に、
「資料の読み解き方」って?
「ソース」はどうやって追ったら良いの?
「ファクトチェック」ってなに?
「セルフ検査キット」ってどうなの?
PCR検査や抗体検査、するとどうなる?
などなど、情報を正しく知って、理解して、判断して、そして正しく怖がるってどういうことなんだろう?ということ考えてみます。

LivingAnywhereには「都市集中による様々な社会課題を解決するために、都市定住と言う概念を改める」という世界観がありますが、よって、今まで以上に「リスクを自分で考えていく」という場面が必然的に増えていくとにもなります。今回の「正しく理解して、正しく怖がる」ことが、LivingAnywhereな生活の一助になればと思っています。

【ゲスト】
五十嵐 中 (Ataru Igarashi)
研究テーマ: 薬学 / 医療系薬学 / 社会医学 / 公衆衛生学・健康科学
2002年東京大学薬学部薬学科卒業。2008年東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程修了。2008年から東京大学大学院薬学系研究科特任助教、2015年から同特任准教授、2019年より同客員准教授、横浜市立大学医学群健康社会医学ユニット准教授。専門は薬剤経済学. 医療経済ガイドラインの作成・個別の医療技術の費用対効果評価・QOL評価指標の構築など、多方面から意思決定の助けとなるデータの構築を続けてきた。
著書に「医療統計わかりません (東京図書, 2010)」「わかってきたかも医療統計 (東京図書, 2012)」「薬剤経済わかりません (東京図書, 2014)」など。
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所属学会:International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Reserch、ISPOR日本部会(理事)、日本医療経済学会、日本薬学会、日本リウマチ学会、 日本公衆衛生学会、日本薬剤疫学会(評議員)

90分の予定をオーバーして開催されたこの会、いま、僕らは何をどう知って、どう怖がったら良いのか。「判断基準」はどんなもの?ということから、いままさに渦中のコロナウイルスについて、どう考えたら良いの?PCR検査って?抗体検査って?...と、最近特に疑問に思っている内容をとてもわかりやすい解説していただき、かつ、普段、なかなか真正面に受け止めて考えたりすることも希薄だったりする中で、今まで以上に「リスクを自分で考えていく」ことができる機会になりました。

北は北海道、南は沖縄、そして海外はヨーロッパなどからも参加者があつまり、また、現役医師なども参加、PCR検査と抗体検査の話、「薬の添付文書」の話などは参加者からも「知らないことが聞けてよかった!」などと好評、また、画像にもある「ものさし」の大事さは個人的にも痛感しました。

細菌とウイルスの違いってパッと言えます?あのインフルエンザの薬、タミフルってどの程度効くか知っています?

下記Youtubeにも話は出てきますが、参考事例として取り上げたタミフルやアビガンの「添付文書」がこちら。基本的に、「薬の名前 添付文書」で検索です。

正しく怖がる


特に話の途中にもZOOMのチャット機能を使って質問を投げ、それにその場で答えていっていただく機会になったと思います。

実際どんな話だったの?というのは下記Youtubeをご覧ください。
ところどころパワポの解説などもありますが、基本的に聞いていれば大丈夫です。


多くの情報があふれる中でLivingAnywhereしていくに求められる「考え方」の一助となれば幸いです。

【五十嵐先生FB/note】

※LivingAnywhereの世界観に共鳴していて、もっと自分ごととして考えたい!というかたは是非LivingAnywhere Communityにご参加ください!




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