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021. ともに咲き合う|絵の教室とチンゲンサイのスタンプ
100日間絵を描き続けるプロジェクト、一日一描。
夏休みの期間は、「子どもとの言葉を介さないコミュニケーション」をコンセプトに毎日絵を描いています。
今日は午前中、月に一回のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」へ出かけ、
その感触を抱いたまま家でむすめと絵の具で絵を描きました。
今日の裏の畑は気質のおはなしから始まりました。
地:(哀)安定感・コツコツ・受け皿・飲み込む・真面目・どっしり。
思考は引き算型(できるだけ入れたくない)・色は青
水:(楽)共感・受容・味わう・柔軟。周囲に合わせ形を変えられる
思考は足し算型(どんどん取り込む)・色は緑
火:(怒)正義感・リーダー・変容させる・行動力・始める・瞬発力
思考は割り算型(結論をつけたがる)・色は赤
風:(喜)好奇心・軽やか・飽きっぽい・伝える・オープン
思考は掛け算型(どんどん興味対象が移る)・色は黄
自分の中いまの気質をチェックしてみると、④地と③火が多めかな?という感じ。確かに、積極的に使っている感じはありますね。
元々は②風を使っている時が気持ち良いのだけれど、今はちょっと抑え気味で(火を煽りすぎてしまうから)、①水はいつも大体少ない。水彩画を描くことで水を補っている感触があります。
大人はどの気質もバランスよく使えて、いつも中央・ニュートラルにいられるのがよく、そのために他者と集まる場や芸術が大切だと教えていただき、あぁなるほどなと思った。
四つの色を自由に置いていく。
それぞれの混じり合う感触を体感を味わいながら、いまの自分の状態を知っていく。
フォルメンは粛々と三角形を引いていく。
気持ちの良いフラクタル構造。
中にグッと入っても、引いてもそこにはおんなじ構造体が広がっている。
*
ただいま。
家に帰ってくると、わたしの水彩画を見るなりむすめが「これを描きたい!」。
昨日買ったばかりのラメ入り水彩絵具で模写してくれた。
そんな様子を見ていて、「あ、そうだ!」と思い立って冷蔵庫の野菜室をごそごそ。昨日の夕飯を調理する際にとっておいたチンゲンサイの根っこを取り出した。
チンゲンサイは根っこの模様が薔薇のようなので、薔薇のお花のスタンプが作れるらしい。NHKでいつぞや見た「みいつけた!」ですいちゃんが言っていた。
「あーそれ!すいちゃんがやってたペタぺたでしょう!」とむすめ。
さっそく絵の具を塗って、スタンプを押してみるけれど・・?
うーん、いまいち薔薇っぽくない・・?
二人でチンゲンサイの上で手を重ねてギュッと力を込める。
するととても綺麗に出た。食卓に飾った薔薇を見ながら茎と葉を描いていく。
みんなみんなつながった。
ともに咲き合う薔薇たち。
色も形もさまざまだけれど、お互いにどこかでつながっている。
今日の水彩画教室で、他の方が描いた絵や色彩の世界観に想いを巡らせていた。
残りあと79日。
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