ミッション⑥「2032年の自分から2022年の自分へ返事を書こう」
あけましておめでとうございます!昨年、2021年の11月28日からはじまったデジタルデトックス・アドヴェントは12月26日より回復期に入りました。
このプログラムが終わる1月16日までは自らの「テクノロジー使用の哲学」に基づきオンライン活動を復活させていきます。
今週のスケジュール:
2022年1月2日(日)〜1月9日(日)の12時〜18時はOnline時間
先週のミッションでは、自分のテクノロジー哲学をクリアにするために2032年の未来の自分に向けての手紙を書きました。
今どのような世界に生き、わたしはどんな暮らしをしているのか?
2022年、取り組んでいること、悩んでいること。テクノロジーに関する疑問や問題点、そして展望は2032年、どのように変化をしているのか?
そんなことを今よりテクノロジーが発達した10年後の未来話を生きる自分に尋ねてみたのでした。今日はその2032年の自分から2022年を生きる自分に対してお返事を書いてみましょう。
ミッション✏︎2032年の自分から2022年の自分へ返事を書こう
このミッションのコツは、なりきって、楽しんで書くこと。2032年にここまでテクノロジーは進んでいないんだろうなとか、物理的にあり得ないだろうなとか、現実的なことは細かく考えずにまるでSF小説を書くように、楽しんで取り組んでみましょう。
時は2032年。
10年後の世界にあなたは生きています。
今、身の回りにどんなものがありますか?
あなたはどんな暮らしをしていて、家族や友達とどんな関係を育んでいるでしょう?
テクノロジーと自分との関係はどうですか?
もしよければこのように想像してみてください。
自分の近くにはいつもどんな望みも叶えようと力になってくれるコンシェルジュがいます。
そして、あなた願いが具体的であればあるほど、本当にあなたが望むものであればあるほど、その願いは空想の世界を飛び越えて現実のものとなります。
心の中にあるファンタジーを大切にしましょう。
あるいは、思い出しましょう。
それはあんなたが子供の頃抱いたファンタジーなのかもしれません。
大人になるにつれ現実的な視点を身につけることで忘れてしまった、あなたの心の中のファンタジー。
この未来の自分からの手紙という物語を書いていくと、そんなあなたのファンタジーの力に触れることができるはずです。
それは大人になったあなたを待っていました。
それは、あなただけのテクノロジー哲学をつくる種でもあるのです。
前回のミッション⑤をやった方は、その手紙を開いて、それに返信する気持ちで書いてみましょう。そしてもし、余裕があれば何度かやりとり繰り返してみましょう。
テクノロジー哲学づくりは今の自分と未来の自分の共同作業
心理学のセラピーの中に、エンプティチェアのワークというものがあります。
椅子を向かい合わせに二つ用意し、その一つに座り、もう片方に自分が意図する存在(この手紙のワークの場合、2032年の自分ですね)が本当にそこにいるのだと思いながら話しかけたりコミュニケーションをとってみます。時折座る椅子を変えて、二つの椅子の行ったり来たりしていると、はじめは遠く感じていた二つの存在がひとつなっていることを感じられます。
このデジタルデトックスのプログラムでは、それを手紙という形を使いながらやっています。はじめは「何一人芝居しているんだろう」と気恥ずかしくなったりしますが、続けているうちにそこを超えて、過去の自分と今の自分を行ったり来たりする感覚を得られることでしょう。
自分なりのテクノロジー哲学、つまり、自分が本当に望む生活や創造的な活動を最大限にアシストをしてくれるテクノロジーのあり方を、今の自分と未来の自分、双方の視点から紡いでいくのです。