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《創世記 第二日》 命が生まれる瞬間 |裏の畑美術部
4月17日。
水彩では先月から創世記を描き始めて、今日は第二日目。
神はまた言われた、
「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。
そのようになった。
神はおおぞらを造って、
おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。
神はそのおおぞらを天と名づけられた。
夕となり、また朝となった。第二日である。
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筆をとる前に、受精卵が着床し、細胞分裂し、という命が生まれていく過程についてのお話を聞きました。今まさに命が始まろうとするそのプロセスと聖書の二日目の内容がとてもよくシンクロしている。
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大空の上と下にある水を描く。「父は空 母は大地」というネイティブアメリカンの本を思い出した。その真ん中に生命が宿っていく。
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真ん中に赤を置いていく時、鼓動が聴こえた。そしてうっすらと胎児の形が見えてきて、描いているというよりあらかじめ描かれようとしていたものに筆を置いていくような感じだった。
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みんなの創世記の二日目。何だか各々の内にある宇宙が紙の上に映し出されているようだった。特にアンドロメダを強く感じた。
後半はフォルメン。
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粛々とフラクタル図形を描いた。近くで見ても、遠くで見ても。部分を見ても全体を見ても。また時間の流れで全く別の時代においても。同じようなことが繰り返されていて、その連綿としたつながりの中に身を投じて生きているのはとても尊いことだ。
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