自分の時間の主導権を握って、より自由に。
「ああ、もう少しでいいから時間があったら」
そう感じることってありませんか?
私も子育てを始めてから「時間」は常に欲しいものリストの最上位。(しみじみ…笑)
良く知られているように、
「自分の行動に優先順位をつけて、優先度の低いものは思い切ってやめる」
これは私にとっても効果的でした!
でもそれは「今現在、自分が自由にできる時間」の中身が整理できたという事であって、
本来望んでいた「自分が自由に出来る時間の総量を増やす」までは、至ってないのですよね。
では、どうやったら「自分の時間」の主導権をよりしっかりと握れるんだろう?
そう考えて色々試行錯誤しています。
ひとつは人間関係の見直し
時間って案外「自分以外の誰か」との関係値によって、浪費していると感じたり、反対にいい時間を過ごしたと感じたりするものではないでしょうか。
それにここだけの話、「この人といると時間が取られるのよね」と感じる方も、わたしには経験があります。(主に職場関連ね)
「自分の時間」が100%自分だけの時間ならば言うことありませんが、会社で仕事をしていたり、家族がいたり、誰かと時間を共有している場合には、その関係を見直すことも必要かもしれません。
ちょっと冷たく感じるかもしれませんが、
「いい時間を過ごせたな」と感じる方たちとより多くの時間を過ごすために、「時間が溶けて無くなってしまった」と感じる方とは積極的に距離をとる。
もし、それで不具合が出る場合には「そもそもその場所って自分にとって居心地が良いのだろうか?」と見直してみても良いかもしれません。
自分の時間の価値観を知らせる
もうひとつ、他者との関係性でいうと、同じ「時間」でも人によって価値観がバラバラだということを改めて確認することも良いのかもしれません。
自分自身20代の頃の時間の価値と、40間近になった今の時間の価値は、感じ方がまるで違います。
(天と地の差よ!)
例えば、職場でアレもコレもと、時間を圧迫するような関わり方をしてくる同僚がいるとして(仮定の話)、実はその同僚には時間を削っているという意識は全く無い可能性もあります。
でもだからと言って「わたしには時間がない!忙しい!話しかけないで」とアピールするのは逆効果になりそうですよね。
時間の価値観がバラバラなので、「時間がない!」と言っても本当の意味では伝わらないんですよね。
自分の時間の主導権を握るためには、もっと具体的に時間の価値観を共有してみても良いのかもしれません。
例えば「プレゼン資料作り」を依頼されたタイミングが、すでに他の事で手一杯だったら。
「今日は〇〇の作業が、定時までかかる予定なので、資料作りは明日の午前中いっぱいで仕上げます」と宣言する。
→今日は作業出来ない。
→定時に帰る。
→明日の午前中はプレゼン資料作り。
が伝わるので、少なくとも明日午前中までは他の作業は入ってこない可能性が高いはずです。
「その進捗じゃ遅い」とか、「他の同僚はもっと早く仕上げる」とか、他者比較で意見があるかも知れませんが、その時は改めて自分がどう感じるか考えてみても良いですよね。
自分の時間の主導権をどこまで握るのか。
どこまで他者に握らせるのか。
その塩梅を決めるのは、自分次第です。
時間の主導権を握りはじめて生まれた問い
自分の時間の主導権を握ることができると、どんな変化があるでしょうか?
・時間に余裕ができる
・好きなことにかける時間が生まれる
・心地いい人間関係に囲まれて暮らせる
・満足度、充実度が上がる
うん。なんだか良い変化がたくさんありそうです。
実際私も今取り組んでいるところですが、インプットのための時間を確保し、子どもたちと笑顔で過ごす夕方〜夜の時間の余裕が生まれたように感じています。
それに新しい問いも生まれてきました。
それは、「より時間の主導権を握れる環境に身を置くには?」というもの。
私はフルタイムで会社勤めをしているので、毎日8時間は「仕事をする」ということ、それにその仕事の内容も、完全には自由にすることが出来ません。
とはいえ、仕事の内容はとても好きで、会社員をやめる事は考えていません。
自分を主語にして考えるなら…
私の働く時間をより短く効率化して会社に貢献するには、どんな変化が必要?
新しい問いが生まれたところで、今日はおしまいにしたいと思います。
「時間が大切」と言うことはもともと気づいているのです。でも、目に見えないものだかこそつい後回しになってしまう。
時折、優先順位を見直し、人間関係や自分の在り方を見直して、より自由に充実感をもって進みたいものです。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます!