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4歳長女に聞いた仕事での悩みの対処法が斜め上だった

皆さんは仕事の悩み事をどなたに相談しますか?

信頼できる上司や同僚
パートナーや友人
色んなご相談相手がいると思います。

でも実は相談しながらも
アウトプットの壁打ち相手になって欲しいだけ、
なんてことありませんか?

そして、大変勝手ながら、
ホント聞くだけで!アドバイスとか必要ないんです!と言った気持ちのことすら…。

先日そんな気持ちの日に私は、アウトプット先に4歳の長女を抜擢しました(本当に勝手ながら)。

その時、長女が私に伝えてくれた言葉が予想の斜め上だったので、今回はそのことを書きたいと思います。

仕事の悩みの内容とは…

誰かに相談したい、でも、アドバイスを受けられる気持ちでもない。
そんなモヤモヤを抱えた原因は、とある事業のパートナーの1人、Aさんとの意見の相違が原因でした。

一つの大きな課題を前に、私とAさんの見解が真っ二つに別れ、対応策を取るにも身動きできず、話が全く進まない…という事態になりました。

「なんで分かってくれないの?
何故そう考えるのか理解できない!」

など、珍しく感情的な気持ちも湧き出てきて。だいぶもしゃくしゃした気持ちを感じていました。皆さんはこのような事、ありませんか?

さて、どうしようかと考えた時に、私の中では3つ選択肢が浮かびました。

1.仲違いのリスクがあっても自分の正義を貫く
2.じっくり話し合えば答えが出るはずだから、と再度協議を続ける
3.自分の意思を曲げて相手の正義を受け入れる

正直どれもしっくりこないと思ったまま、
その夜、考えを言葉にする先を探し、何気なく4歳の長女にこのことを相談したのでした。

4歳長女、予想外にしっかりと話を聞いてくれた

前提条件からお話しすると、我が家の長女は元気いっぱいの4歳で、普段は5分とてじっとしていない、お転婆娘だと思っています。

こちらから何かお話しする時も、目を逸らさずに聞いてくれることなんて、本当に稀。

そんな条件下でも良いから、とにかく私に話をさせて…と、お風呂に2人浸かりながら、Aさんとの話を相談しました。

まず驚いたのは、しっかりと話を聞いてくれたこと。お風呂場が良かったのかもしれませんが、話の最初から終わりまで、話題もそれずに話し合いが出来ました。
もしかすると「相談」されるという体験が、彼女にとってはある種嬉しい承認として感じられたのかもしれません。

もう一つ、予想の斜め上をいったのが、私にとっての新しい選択肢が沢山あったこと。

やりとりが面白かったので、抜粋で書かせて頂きますね。

私:ねぇ、相談があるんだけどさ、聞いてくれる?
お仕事でね、ママは「赤色がいい!」って信じていることを、Aさんは「絶対に青色じゃなきゃおかしい!」って言っていて。本当に困っちゃったんだ。

長女:そっか、そういうことってあるよね…。
  そんな時は、先生を呼んで説明してみたら?

私:そっか、先生に聞いてもらうんだね…(第三者の視点を入れるってことかな)どうだろうなぁ。

長女:先生に説明してもダメなら、あとはジャンケンだよね。

私:ジャンケンかー!(流石にジャンケンでは決められないな。上席同士で話してもらう?)もし、ジャンケンができない感じだったら?

長女:えー?でもさ、そもそもさ、なんでケンカになるような事をママはしたの?

私:ケンカじゃなくて、Aさんとママは、信じているものが違うから話が合わないだけなんだよね。

長女:え?ケンカじゃないの?
  だったら、2人が楽しいことをすればいいよ。

私:た、楽しいこと!!?

長女:そ。楽しいことを2人でして、あとはニッコリ笑ってさっきはごめんね、って言うの。

長女の最後のアドバイスが、私にとっては斜め上の回答で
「問題の答えを出す事ばかり考えないで、
私とAさんの「関係性」を大切にした方がいいよ」
ということかなと捉えました。

子どもの発想から感じたこと

期限がある、利害関係がある…さまざまな関係と環境の中に身を置く私たち。
目の前に大きな課題や問題がある時は、
どうしてもそれを乗り越える方法にばかり意識が向きがちではないでしょうか。

長女の生きる世界では、諍いの原因はそれほど大切ではなく、お友達と明日も仲良く遊び交流することが、きっと何よりも大切なのでしょう。

確かに、うちの姉妹を見ていても、多くの場合、ケンカしているうちにその原因を忘れてしまっているようですし。

これを100パーセント大人の世界に反映は出来ませんが、それでも目の前の問題や、握りしめた信念には固執せず、ふっと一息ついて力を抜いて
他にも選択肢はないのかな?
本当に大切にしたいものは何かな?
と、自分とゆっくり対話することも必要なのかも知れないと感じました。

今回は自分と対話ではなく、子どもとのやり取りから、ハッと気付かされましたが(笑)

次の日。
話を聞いてもらって、ママなりに考えて、Aさんとより楽しい関係になれる選択をしたよ、ありがとう、と伝えたら、
長女も嬉しそうにしていました。

今日も最後までありがとうございました^^

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