人は人生の節目で、必ず出逢うべき人に出逢う。
2022年1月22日(土)、高校時代からの親友の結婚式に参加してきました。
そして、大変光栄なことに、友人代表のスピーチを述べさせていただきました。
今日はそんな、僕が話した友人代表スピーチを公開していきたいと思います。
…とその前に、僕の親友について話していきます。
親友
僕が親友と出会ったのは、高校1年のときです。
名前順で前後だった僕たちは、あっという間に仲良くなりました。
当時、サッカー部に所属していた僕は毎日の厳しい部活動の日々の中で、学校生活で部活のことを忘れて過ごすことのできる彼とのなんでもない日常は僕にとって心が安らぐ時間でした。
高校卒業後も学部は違いましたが、同じ大学に通いました。
大学では、2人でドライブや旅行に出かけたり、スポーツ観戦に行きました。また、お互いのお家に泊まりにいったりもしました。
数えきれないほどの楽しい思い出をたくさんつくってきました。
彼から「結婚する。」と話を聞いたとき、「スピーチは俺しかいない!」と思いました笑
話を詰めていく中で、「ぜひやらせてくれ。」と立候補しました。
友人代表スピーチ
○○さん、○○さんご結婚おめでとうございます。
ご両家の皆様、ご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。
(※ただいまご紹介にあずかりました新郎友人の○○です。)
※緊張して、言い忘れました笑
大変、僭越ではございますがご指名頂きましたので、お祝いの言葉を述べさせていただきます。また、このような場で○○さんの友人として、お祝いの言葉を述べることができ、嬉しく、光栄に思います。
大変緊張していますので、温かい心で聞いていただければ嬉しいです。
○○さん、僕たちが初めて会った日のことを覚えていますか?
僕たちが初めて会ったのは、今から10年ほど前の高校の入学式の日です。僕はその日、「絶対に持ってきてください。」と言われていた資料を忘れてきてしまいました。すると、同じクラスで名前が○○と○○ということもあり、隣に座っていた○○さんが「一緒に見る?」と声をかけてくれました。その一言に僕は救われました。
それから僕たちはあっという間に仲良くなりましたね。クラスでも前後の席ということもありましたが、生まれた場所や育ってきた環境は全く違いましたが、みんなから「○○(あだ名)」と呼ばれているその人柄の良さもあって、すぐに仲良くなりました。僕はそんな○○さんと一緒に過ごす時間がとても心地よく、一緒にいすぎたこともあり「○○と○○はできてるんじゃないか?」と噂になってましたね笑
同じ高校、同じ大学に通い、同じクラス、同じ学部だったのは高1の1年間だけでしたが、高校の3年間は毎日LINEのやり取りをし、大学では同じ授業を受けたりもしましたね。そんな○○さんは僕にとって紛れもなく1番の友であり、親友です。
そんな僕から今日は○○さんにこんな言葉を贈りたいと思います。
『人は人生の節目で、必ず出逢うべき人に出逢う。』
この言葉は、僕が○○さんとの日々で確信した言葉です。
このような場で言うのは失礼かもしれませんが、今から5年ほど前、僕の父が亡くなった後、○○さんは「一緒にサッカーの試合観に行こう。」「免許も取ったし、一緒にドライブに行こう。」「パスポートをとって海外に行こう。」と閉じこもっていた僕の背中をやさしく押して、一緒に歩いてくれました。先の見えなかった僕にとって、○○さんとの先のある未来があることは生きがいでした。今の僕があるのはきっと○○さんのおかげです。
(お互い号泣でした笑)
2人で行った大島の絶景を見ながら入った温泉、海を背に○○さんが立ちションをしたこと、初めていった韓国では現地の人に間違われて道を聞かれましたね笑
○○さん、僕は本当に感謝しています。ありがとう。
この人生という節目で出会った○○さんというパートナーをこれからも大事にしてください。そして、僕とこれからも親友でいてください。
○○さん(新婦さん)、今日初めてお会いしましたが、○○さん(新郎)のことをよろしくお願いします。○○さんは、とても友達想いで、優しい男です。2人で紡いでいく日々の中で、少し頼りなく感じる瞬間もあるかもしれません。○○さんはきっと、あのときの僕にしてくれたように、どんなときも一緒に寄り添い、歩いてくれるはずです。
○○さん(新郎)、○○さん(新婦)、2人で、そしてこれから生まれてくる新しい命とともに、笑顔に溢れた温かい家庭を築いていってください。
2人の末永い幸せと、ご両家のますますの繁栄を願って、僕のスピーチとさせて頂きます。ありがとうございました。
以上が、僕が話したスピーチの内容になります。ところどころ、緊張して飛んだり、言う予定のなかったことを話したような気もしますが、だいたいこんな感じの内容を話しました笑。
2人の結婚式は、2人の人柄や仲の良さがそのまま映し出されたような素敵な時間でした。こんなにも心が澄んでいくような、幸せに満ち溢れる感覚は初めてだったかもしれません。とにかく素敵な2人による最高の結婚式でした。
コロナ禍の中、開催に至るまでいろいろと協議を重ね、たくさんの準備をしてきた2人をはじめ、ご両家の皆様や会場スタッフの方々、本当にありがとうございました。