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”エシカルブランド”5選!環境に配慮したファッションを楽しもう♪
こんにちは!L.W.Wの藤谷です☀
梅雨に入り、半袖を着る日も多くなった今日この頃。新しいお洋服を買おうかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?今日は、新しいお洋服を買って環境や人権にも優しい、そんな”エシカルブランド”についてご紹介します♪
エシカルブランドって?
みなさんは”エシカルファッション”を知っていますか?これは、環境や人権に配慮した服を楽しむ方法で、こういったファッションを活性化させているファッションブランドを”エシカルブランド”と呼びます。
日本ではパタゴニアが有名なのではないでしょうか?また、近年はファストファッションブランドであるH&MやZARAも環境に配慮したファッションを推進していますね。
H&Mのハイエンドコレクションは自然素材を利用したり、リサイクルしたプラスチックを再利用している(画像元:H&M公式サイト)
しかし、近年のサスティナビリティの流れに合わせてグリーンウォッシュを行っている企業も少なくないため、本当に環境や人権に配慮しているのかは自分で確かめる必要があります。
グリーンウォッシュとは?
見せかけをよくするために取り繕うことを表す「ホワイトウォッシュ」と環境や自然を意味する「グリーン」をかけ合わせた造語で、見せかけだけ環境に配慮している企業やブランドの事を指します。
グリーンウォッシュであるかどうかという定義は人にもよるため、H&MやZARAのような大量販売を促進している企業は環境に配慮した素材を使用していてもグリーンウォッシュだという人も少なくありません。
EVERLANEというエシカルファッションを代表するブランドも、近年労働者への対応がエシカルファッションの理念からはかけ離れているという理由で話題になりました。
このように、未だシステムや地位が確立できていないエシカルファッション。消費者である私たちにできることは今あるエシカルブランドを支援することで確立を促進することしかありません。
少しでもエシカルファッションに関わりたい人、ただ単に新しくブランドを知りたい人にも役に立つ、おしゃれで環境や人権にやさしいブランドを5つご紹介します♪
ブランド①:People Tree
画像元:People Tree公式サイト
People Treeはイギリス・ロンドンに本拠地を置くファッションブランド。すべての商品がフェアトレードで、おしゃれでかわいいんです!
また、ただフェアトレードの商品を扱っているだけではなく、使用している素材もオーガニックの自然素材ばかりで、PETA認証をとったヴィーガンの商品も多く発売しています。またPeople Tree特有の温かみのあるトーンのお洋服はすべてGOTS認証を受けた環境にやさしい染料を使用しているからこそ出せるもの。
日本にも公式サイトがあるので気になる方は検索してみてくださいね♪
ブランド②:Organic Basics
Organic Basicsはデンマーク発のファッションブランドで、そのシンプルで秋の来ないデザインが素敵です。
このブランドはファッション業界が社会に悪影響を与えうることを認知しながら、それをいかに抑えていくかを考え続けているブランドで、オーガニックコットンなど自然素材を利用するだけではなく、工場の稼働にかかるエネルギーを自然エネルギーにするなど、多方面からサスティナビリティを実現しようとしています。また、公式ウェブサイトからはLow Impact Webpageに飛ぶことができ、ネット上のカーボンフットプリント(インターネットを使用することで排出するCO2)に対して懸念している人にも配慮しています。
残念ながら日本には未上陸。アメリカ、ヨーロッパ各地では購入可能のため、旅行した際にお店によってみるといいかもしれません。
ブランド③:MATE The Label
画像元:MATE公式ウェブサイト
MATE the labelはアメリカはロサンゼルスに拠点を置くファッションブランドで、リラクシングウェアを多く取り揃えています。
このブランドは環境に悪影響を及ぼしにくい素材を使用して商品を製作しているだけではなく、本社から工場までが10マイル以内にあることでカーボンフットプリントも減少させています。また、公式サイトには定期的にImpact Reportと称して環境へどのような影響を及ぼしたのかが報告されており、ブランドの透明性がうかがえます。また、現在はBlack Lives Matterに関連したページもあり、そこからは人権教育のための資料や、支援すべき黒人運営企業などを見ることができます。
こちらも日本未上陸でカーボンフットプリントに非常に気を使っていることから、今後も上陸の予定はなさそうです。アメリカに行く機会がある人はぜひ購入を検討してみてくださいね!
ブランド④:EQUALAND Trust and Intimate
画像元:EQUALAND公式ウェブサイト
EQUALANDはなんと日本発のブランドなんです!スローファッションを推進しながらもデザイン性が高く、アンニュイなカラーの商品が多いのが印象的です。
このブランドはこれまで紹介したブランドとは少し異なる視点である、余剰在庫の問題を解決することを課題に発足し、現在は販売利益を環境保全支援のために利用しています。
日本発のブランドという事で、オンラインショップから全国どこでも購入可能です。また、キューレーションストアとして「EQUALAND SHIBUYA」が東京・渋谷にあるため、東京周辺に在住の方は実際にお店によってみるのもよいかもしれません。
ブランド⑤:By Signe
画像元:By Signe公式ウェブサイト
By SigneはOrganic Basicsと同じくデンマークで生まれたブランドです。ウェブサイトを見ると分かるように、ミニマルでシンプルな雰囲気が魅力的です。
本ブランドは制作工程の透明化を目指すため、環境に配慮した素材を利用するところから、ミニマルなデザインの商品を縫製し、制作スタジオから直接カスタマーの家に届けるD2Cマーケティングを用いているというシンプルっぷりが特長的です。また、商品のすべてがイージーウェア(気楽に着れる服)であり、女性のうちからあふれる魅力を肯定するデザインを目指しています。
日本未上陸ではありますが、日本へのシッピングも行っているとの事。今後日本への進出も検討中とのことなので、流行る前に手に入れておくとよいかもしれませんね♪
まとめ
今日は5つのエシカルブランドを紹介しました。皆さんが知っていたブランドはありましたか?こういったブランドの多くはカーボンフットプリントを懸念し、他国への展開を考えていないことがありますし、実際は国内で国内発のエシカルブランドを楽しめることが一番ですよね。近年では日本でもエシカルブランドが増えてきました。皆さんのお気に入りのブランドを見つけて、エシカルファッション、スローファッションを楽しみましょう!
L.W.W 藤谷