皮膚感覚の神秘
人間の体のなかで最大の器官は、何だと思いますか?
広げると 面積は約1.6平方メートル、 畳一畳分ぐらい。重さは約9kg で 体重の 6~7パーセントを占めている。
そう、皮膚です。
皮膚は人間の体を包んで 形を維持しているだけでなく、 外部からの侵入や刺激を防御するバリアであり、自己と非自己を分ける境界でると同時に、 また外部の ものと触れ合うインターフェースでもある。
最近ではそれに加えて、皮膚には 独自の「思考」能力が ありそうだということも分かってきている。
昔から 皮膚は「 第二の脳」とも 呼ばれていますが、まさに 頭脳のような働きも 備えているようなのです。 元々 頭脳や神経系と 皮膚とは 同じ外胚葉という部分から できているものですから、 それも当然といえば当然でしょう。
心配事や 嫌なことがあると 肌のコンディションまで悪くなるっていう経験をしたことがありませんか?
肌荒れとか吹き出物とか、肌の張りがなくなるとかですね。 もちろん不規則な食生活とか、睡眠不足とか、あるいはホルモンの影響とか、いろんな原因が考えられますが、 どうもそれだけではなさそうです。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?