【画竜点睛】完璧とは欠けること
タイトルのイラスト
まずは、このイラスト使わせてくれて本当にありがとう✨✨
このイラスト、友達の娘ちゃんが描いたものなのです。
今日(2月7日)の午前中に、友達とLINEしている中で紹介してもらったのですが、とんでもなく衝撃を受けたので記事にさせてもらいました。
こちら、絵の全体では、身体や脚まで含めたものなのですが、タイトル画像の部分だけでもいろんなことに感動させてくれたんです。
目
皆さんこの絵の女の子の目を見た時にどう見えました?
見ているのか、見られているのか。
力強くも、儚くも。
「これから」も、「一休み」も。
なんだろう。僕の少ない語彙の全ての感情を持つ目に感じたのです。
口
全ての感情を持ち合わせている「目」を感じることができたのは、見えない口の存在感でした。
笑っているのか、真一文字なのか。
何か食べているのかもしれないし、ガムテープでふさがれているのかもしれない。
見えていない口の存在が、この絵の可能性を限りなく広げてくれているって感じた大きな理由です。
全体
眉と同じに揃えられた髪の色。
ズボラなようでも、手入れ無しでは保てないであろう長い髪。
休憩しているようにも、これから動き出そうとしているようにも見える脚の組み方。
朝の様にも夜の様にも思える表情。
全ての要素が全ての可能性を感じることができるなって思ったのです。
完成された未完成
人間て、欠けている部分は脳内で補完しようとするんですね。
この絵の少女が置かれている状況って、見る人によって無限に存在していると思います。
この絵に関して言えば、欠けている口と未完成の部分が僕の想像力の全てのパターンをどんどん埋めていくんです。
視覚的に失われている部分を脳の中で再生させて、そこから生まれる彼女のストーリーを勝手に頭の中で創造することで、いくつも存在する彼女の完璧な姿が出来上がっていくと感じました。
たぶん、これは人もそう
完璧な人間は存在しない。
これは、当然の事。
完璧の定義なんて、人それぞれだし。
いると思うのであれば、勝手にその人を完璧と仕立て上げているだけ。
僕は、不完全な人こそが人として完璧だと思う。
嫌いな部分がある人だって、「人全体」として好き。
それを、この絵が思い出させてくれました。
画竜点睛を欠く
すんごい絵がうまい人が龍を描いて、なぜか目を描かなかった。
目を描いたら、本物の龍になって飛んで行っちゃった。
そんな話があります。
じゃぁ、その絵って目が欠けている状態が絵としての完成だったんじゃん。
欠けているって、最高なんじゃん。
そんな風に思います。
僕も、欠けた所を大事にして生きていこうって思いました♪
最後までみていただき、ありがとうございました。
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