POSITIVE MENTAL ATTITUDE
P.M.A.(肯定的精神姿勢)
出会い
僕がこの言葉と出合ったのはこの方々を知った時でした。
音楽と相まって、当時中学生だった僕にとっては『P.M.A』はかなりのパワーワードであり、今なお年に数回は思い出し、聞きたくなるワードです。
支え
中学や高校での思春期の悩み、大学での失敗、社会へ出てからの課題・問題や自分自身のトラウマとの葛藤。
誰にでもある、でも当人にとっては世界の終わりを願ってしまうほどの絶望や失望を抱えた時に幾度となくこの歌と歌詞を聴き、見て乗り越えてきました。
その際に僕が受け取っていたのは、
「悲観している場合じゃない!もっと前向きに生きようぜ!」
というメッセージでした。
変化
幾度となく乗り越えた自己満足的な危機を経て、僕の中にあったもの。
それは
「とにかく前向きに捉える」
ということでした。
でも、大人になるにつれ、社会に出るにつれ、結婚をし子供ができていく中で、「前向きに捉える」こと自体に無理が出てくるということが多々出てきます。
そういう時に聞く「P.M.A.」という言葉は僕にとって偽善的で、非現実的で、前向きすぎて辛いという状況になりました。
もちろん曲が変わったわけでもないですし、歌詞が変わったわけではない。
変わったのは自分の悩みに対する心構えだったのだと思います。
きづき
そんな近年のある日、「P.M.A.」を聴いてるときに気が付いたのです。
このバンド自体が「P.M.A.」を『肯定的精神姿勢』と訳されていることに。
正確には、訳は知っていたのですが、改めて考えさせられたのです。
POSITIVE=積極的 という先入観で聴いていた僕に『肯定的』という言葉がすごく新しく感じ、安心をしたのだと思います。
簡単に言うと↓の様に解釈が変化しました。
例文「辛いときほどポジティブに!」
以前「辛いときこそ積極的にいこうぜ!がんばれがんばれ!」
↓
現在「辛いときだってあるよ。そのまんまで大丈夫。消えていくから」
そのまんま
若いころって独り身で身軽だし、力もあるから無理やり心を上げることができていたんだなって。
でも、それって結局本来の自分を押し殺して、我慢して、無理してきたってことで、それによって摩耗した自分の無防備な部分が出てきちゃう。
一番良いのは、あるがままの自分をちゃんと見てあげること。そして、そのあるがままの自分を肯定してあげることなんだと思う。
承認と共感と肯定と受け入れによって、人の心は安心を感じる。
それが自分にできた時、他の人たちにもそう接してあげようと思える。
そうやって拡がったものが『愛』なんだろうなって。
これからは僕自身がnoteやSNS、YouTubeなどを介して、少しずつでも『愛』を拡めていきたいなと考えています。
最後までみていただき、ありがとうございました。
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