Googleシートの進化、それとも混乱?—データベース的にはNGな理由とは
【概要】2024年11月、Googleフォーム、シート、ドキュメントの機能が一斉にアップデートされました。一見便利そうに思えるこれらの新機能ですが、僕が取り扱う業務においては、歓迎できないポイントもありました。その理由をお話ししたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください! #ブログ
こんにちは、ヒロです。
数あるブログの中から僕のブログに訪れていただき、本当にありがとうございます。簡単に読める記事を目指していますので、ぜひ最後までお読みください。
このブログでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための自動化ツールの情報をお届けし、その結果生まれた時間を大切な人との時間や趣味、スキルアップに使っていただければと考えています。
では、本題に入ります。
Google系ツールのアップデート:2024年11月版
Googleツールの魅力は、「無料または定額なのに、ここまでできるの?」という驚きの多さです。今回のアップデートもその期待を裏切りませんでした。
主なアップデート内容
Googleシート
プルダウンメニューからの複数選択が可能に
テーブルビューの設定がより簡単に
Google系ツールのリンクからプレビュー表示が可能に
Googleドキュメント
タブ機能の追加
Googleフォーム
回答項目に評価が可能に(★、❤、👍の3種類)
どれも「便利!」と思わせる機能ばかりです。特にGoogleツールは、直感的で簡単な操作性が特徴。だからこそ僕も、MicrosoftツールではなくGoogle系をメインで選んでいます。
それでも…データベース的にはNG?
今回のアップデートで特に目を引いたのが、Googleシートのプルダウンメニューの複数選択機能。しかし、この機能だけは僕の中で「ちょっと待った!」がかかりました。
僕がGoogleシートを使うのは、主にAppSheetと連携した仕組みづくりが目的です。この連携では、「Googleシートを直接編集しない」ことが大前提。そして、データベース管理における鉄則として、「一つのセルには一つの情報を」が基本です。
複数選択が可能になると、データが曖昧になりやすく、整合性を保つのが難しくなります。これは自動化を進めるうえで大きな障害になり得るのです。
もちろん、便利だと感じる人もいるでしょう。ただ、データベース管理の観点から言えば、こういった新機能は慎重に取り扱う必要があります。
まとめ
進化は選択の幅を広げる
今回のGoogleシートのアップデートは、確かに魅力的です。しかし、すべての新機能がすべてのユースケースに適しているわけではありません。僕のようにデータベースを重視する場合、今回の複数選択機能はむしろ扱いづらさを招く可能性があります。
こうした変化に対する視点や対応策を考えながら、自分の目的に合った使い方を選ぶことが大切ですね。複数選択が必要なら、例えばNotionやAirtableといったツールを検討するのも一つの手でしょう。
「新しい機能」とどう向き合うかで、ツールの価値は変わる。 次回は、その選び方についても触れてみたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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