なぜExcelからAppSheetへの移行は難しいのか?実例で考える
【概要】「まずはやってみる」姿勢を大切に、作業の効率化を図るためのアプリ作りを日々テストしています。その中で気づいた、ExcelやGoogleシートとAppSheetなどのツールの根本的な違いについてお話しします。特に移行の際に感じるハードルや課題に焦点を当てます。ぜひ最後までお読みいただき、感想をお聞かせください! #ブログ
こんにちは、ヒロです。
数あるブログの中から僕のブログに訪れていただき、本当にありがとうございます。簡単に読める記事を目指していますので、ぜひ最後までお読みください。
このブログでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための自動化ツールの情報をお届けし、その結果生まれた時間を大切な人との時間や趣味、スキルアップに使っていただければと考えています。
では、本題に入ります。
作業の5分を見逃さない大切さ
最近、ウェビナーのスピーカーが話していた「この作業に5分、あの作業に5分を無視しない」という言葉が胸に刺さりました。日々のちょっとした非効率が積み重なると、時間の無駄が大きくなるのは間違いありません。
例えば、設備点検を想像してください。点検項目が30個あるとします。ExcelやGoogleシートでは、テンプレートを使えば効率的に作業を進められます。ただし、数十箇所、数百箇所分の点検データを集約して一覧にする作業は、後工程で膨大な時間を要します。
一方で、AppSheetのようなツールはデータの集約や後処理を得意としています。しかし、その30項目を一括で入力するような作業では、手動でコピペするより時間がかかることもあります。この矛盾が、移行の壁のひとつです。
自動化が鍵を握る場面
そこで、オートメーションを活用するのが重要になります。例えば、検査箇所を登録すると、点検項目が自動で一括コピーされる仕組みを作る。こうした工夫が移行の価値を高めます。
僕が現在取り組んでいるゴルフスコア記録アプリの例を挙げると:
ゴルフ場登録時の一括コピー
ゴルフ場とティーの種類(フロント、ミドル、バック)を登録するだけで、18ホール×3ティー分のデータを自動生成。その後、各ホールのヤード、パー数などを追加します。スコア記録用データの一括コピー
日付、ゴルフ場、ティーを選ぶだけで、18ホール分のスコア記入用データが自動作成。
これらはAppSheet上でトリガーとアクションを設定して実現しています。Excelでは単純なコピペで済む部分を、AppSheetでは効率化のために少し手間をかける必要があります。しかし、この工夫が後の分析作業を大幅に楽にするのです。
移行が難しい本当の理由
ExcelやGoogleシートからAppSheetへの移行が難しいのは、以下のような理由があるからだと考えています:
目的と仕組みの違い
Excelは記録重視、AppSheetはデータの活用・自動化が目的。考え方が根本から異なります。データモデリングの壁
必要なデータをどのようにつなぎ、どんな形で見せるかという設計が必要。これには一定の知識と経験が必要です。必要性の理解不足
現状の作業に不満がなければ、移行の必要性が見えないこともあります。
因みに僕はAppSheetをここから学びました。
まとめ
ExcelやGoogleシートからAppSheetに移行するためには、ただの「置き換え」ではなく、目的を再定義し、仕組み全体を構築する必要があります。この過程で生じる課題が移行のハードルになっているのです。
僕自身、デモや情報共有が不足していたことを反省しつつ、この記事を書きながら新たな気づきを得ることができました。これからもAppSheetの魅力や活用法を伝えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!
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