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神域リーグ2024 勝手に応援 ~ここがスゴいよ!このチーム!!~


はじめに

(この記事は2024年6月4日に執筆したものです)
いよいよ明日6/5開幕となる神域リーグ2024。

各チーム、最終調整のコラボや、先発を決めるコラボがあったり、超COOLなBGMを出したり、実況・解説のコーチングを受けたり、主催の天開司氏のフォーマルな新衣装が発表されたりなど、準備は着々と進んでいる様子だ。

ここで、いろいろな声が飛び交うのが「一体、どこのチームが勝つんだ?」であろう。様々な予想が各所で繰り広げられているが、本稿では少し違った視点から、各チームを取り上げていきたいと思う。

題して「ここがスゴいよ!このチーム!!」である。

各チーム・各選手において、他家が脅威を感じるシーンが対局中に何度も出てくると考えている。そのシーンを予想してみようという試みである。

では、早速始めてみよう。

注意事項

データは2024年4月5日~6月3日までのものです。
予想の元となるのは、4月5日以降の各選手の段位戦記録です。

打牌批判のために見ている訳ではないという点、また各選手で段位が異なるため、やや乱暴に横並びで見ているという2点を明記いたします。

また、私自身は単なる1神域ファンであって、麻雀プロでも魂天でも雀聖でもないので、勝手に数字を読み込んで、勝手に解釈しています。

■チームアキレス

チームアキレス、ここがスゴい!その1
「ツモ力が高い!」

3選手とも全15選手の平均を上回る【ツモ率】。監督の教え?を守って、水回りの掃除をこまめにしている結果が出ているのであろうか?
いずれにせよ、麻雀で一番他家にダメージを与えるのが「ツモ」。全員から点棒を奪い、ひとり高みから見下ろす麻雀は見られるのだろうか。

チームアキレス、ここがスゴい!その2
「待ちが強い!」

手形、捨て牌確認の強さに影響されると考えられる【リーチ良形】スコアが、こちらも3選手とも平均を超えている。
盤面をよく見、最も和了しやすそうな良形で待てるからこその、ツモ和了率の高さに繋がっていると考えられる。このあたりも監督の雀風に影響を受けているのでは?と考えられる。

チームアキレス、ここがスゴい!その3
「鳴いても放銃しない!」

ついつい手を進めてしまって自爆してしまう【副露後放銃率】。このスコアについても、3選手とも平均を超える(下回る)率なのである。
相手のスピード感を読みながら、押し引きバランスを間違えない。まさに監督の麻雀をなぞるかのような打ち筋で勝ち進むことに期待したい。

■チームアトラス

チームアトラス、ここがスゴい!その1
「トップ取りに強い!」

Mリーグルールに準拠している神域リーグ。トップへのボーナス点が特に大きいルールとなっていることもあり、トップを取る力の強さは、優勝に近づく大事な指標となっている。
この【トップ率】のスコアが平均以上で揃うチームアトラス。クマクマタイムならぬ、ずんたんタイムに押されないよう、各チームとも警戒をすることだろう。

チームアトラス、ここがスゴい!その2
「高く和了して、安く放銃!」

以前、鴨神にゅう氏が歌衣メイカ氏の後ろ見配信で取り上げていた【調整打点効率】。乱暴に言うと、高く和了して、安く放銃できているか、の指標。これが実は順位に大きく影響する指標なのである。
だからこそのトップ率の高さ。打ちまわしの巧さは、全チームトップクラスなのか?いや、神域のマモノがそれを許さず、最終戦までもつれ込ませることであろう。

チームアトラス、ここがスゴい!その3
「引き際が鮮やか!」

こちらも、3選手ともが平均超えの指標【副露後流局率】。私自身は、鳴いた後でもきっちりオリができているか?の指標と考えている。
鳴いた後は、ついつい手を進めたくなる局面が多いと思うが、そこで行き過ぎることなく、引くときは引く。が実践できているのだと思う。ちなみに、リーチ率は3人とも平均以下。リーチ超人を監督に据えるチームではあるが、バランス派が揃ったか…?

■チームゼウス

チームゼウス、ここがスゴい!その1
「ひたすら鬼打ち!」

全チームの中で圧倒的に対戦数が多いのがゼウスの3人である。とにかく自分の麻雀を磨き込む。たろう監督の教えを実践で身に着ける。この姿勢は脱帽するしかない。
麻雀もそうであるが、世の中何といっても場数がモノを言うことが多い世界。ひたすらな施行で鍛えられた腕を、ぜひ神域の場で発揮していただきたい。

チームゼウス、ここがスゴい!その2
「ラスはとにかく回避!」

これだけの対戦数にも関わらず、ラス回避率が全チーム平均を上回るというのは、本当にスゴい。もちろん、上振れ・下振れが起こりやすい麻雀ではあるが、安定してラスを引かないということは、セミファイナル・ファイナルに残る確率も高くなるということだ。
一発逆転を狙って、虎視眈々とトップの首を伺う3選手。そこにゼウスの選択が加わることで大逆転のドラマがうかがえるやもしれない。

チームゼウス、ここがスゴい!その3
「傷は浅く!」

ラス回避に繋がる主要な指標のひとつ【平均放銃打点】。この指標において3選手とも平均を下回っているという点は大きい。
たとえ放銃したとしても、安いと分かったうえで放銃するのであればショックも少なく、次の局で取り返すことを狙う「肉を切らせて骨を断つ」戦法なのかもしれない。

■チームヘラクレス

チームヘラクレス、ここがスゴい!その1
「全力で戦いに参加!」

神話では剛勇無双で有名なヘラクレス。とかく戦いの場に身を置くことを良しとするその名のとおり、【流局率】が平均より低く、参加率の高い雀風の3選手が揃っている。
wikipediaによると、「ヘラクレスの選択」といえば敢えて苦難の道を歩んで行くこと。とある。麻雀は人生に似ているとも言い、人生、苦難の先には楽しい世界が待っている。きっと苦難の先には連覇という頂があるのだろう。

チームヘラクレス、ここがスゴい!その2
「決着まで殴り合おうぜリーチ!」

同じく、3選手とも平均より低いのが【立直流局】。リーチしたら和了するか・されるかのガチンコ勝負。ここでもヘラクレスらしい、無双を追い求めたであろう雀風が見られる。
高打点のためにリーチは基本不可欠。リーチ合戦に飛び込んで行き、縦横無尽に卓を飛び交う点棒の嵐を魅せてもらいたい。

チームヘラクレス、ここがスゴい!その3
「聴牌(みかじめ)料はもらっていく!」

とにかく前に出て戦う雀風のヘラクレス。相手に引かせることが奏功しているのか、3選手とも【流局聴牌率】が平均より高い。
確実に相手のライフ(点棒)を削り、苦しませながらもさらにリーチ攻勢で追い立てる。他家にとっては、攻めの手を休めないヘラクレスに辟易とする場面がきっと出てくるであろう。

■チームグラディウス

実はチームグラディウス、既に出てきた3つの指標において、平均より好スコアな3選手が揃っている。

チームグラディウス、ここがスゴい!その1
「高く和了して、安く放銃!」

アトラス同様、チームグラディウスの3選手も【調整打点効率】が平均より高く、監督に加えてそれぞれ師匠を持つ(一部捨てられたのか、スパイとして放出されたのか、どうにも読めない選手もいるが…)ことで、打ちまわしの巧さは折り紙付き。
局面に合わせた差し込みや、大逆転の大物手に期待したい。

チームグラディウス、ここがスゴい!
その2「待ちが強い!」

今度はアキレスで取り上げた【リーチ良形】スコア。こちらも3選手とも平均を超えている。ここも、各師匠の教えや、渋川監督の綿密な指導の賜物ではないかと考えられる。
きっと、道中の手組み・ツモにおいて、解説陣を何度も唸らせることは間違いないであろう。

チームグラディウス、ここがスゴい!その3
「ラスはとにかく回避!」

トップ率に影響があると前述した【調整打点効率】。もちろん、【ラス回避率】にも影響はある。ひたすらに「負けない麻雀」を重ねることで常にトップの首を狙うその姿勢は、まさに軍神グラディウス。
グラディウスの聖獣が狼という点でも、選手にとって、ぐみのペットだったり、イチャイチャする相手だったり、とうってつけ。とはいえ、鴉天狗の血涙だけが心配か…

さいごに

ということで、各チームいろいろな特徴で、きっと神域リーグを盛り上げてくれることだろうと思います。

我々視聴者側も、その盛り上がりに負けないほどの声援を送り、一緒に熱き闘いに一喜一憂し、ともにこの場を共有できたことを誇りに思えるシーズンとなることを祈って、筆を置こうと思います。

明日から楽しみです。第1戦はPVで参加してきます!!

画像出典:神域リーグ【公式】 (@shiniki_league_) / X
https://twitter.com/shiniki_league_/


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