学生ベンチャーから上場へ!創業当時の入社条件は「ニコ動」アカウントをもっているか!?
こんにちはリブセンスnote編集部です!
このnoteでは、リブセンスに興味を持って来てくださった方・偶然ここを見つけてくださった方に向けて、会社創業期の4年間(2006年~2009年)を深掘りし、「リブセンスってどんな会社?」の一面をお届けします。
学生ベンチャー時代から在籍し、現在は事業部長でもある加藤めぐみさん(愛称:かとめぐさん)にも登場いただき、オフィシャル情報に加えてnoteだからこその裏話も載せちゃいます!
創業までの道のり(2006年)
〇19歳で会社設立
創業者かつ現代表の村上太一が、在籍していた早稲田大学「ベンチャー起業家養成基礎講座」のビジネスプランコンテストで最優秀賞を受賞。その半年後の2006年2月、弱冠19歳で早稲田大学構内のオフィスにてリブセンスを設立。
〇かとめぐさんと編集部によるインタビュー
<会社立ち上げ篇>
編集部:お忙しい中、お時間いただいてありがとうございます。今回、リブセンス公式のnoteがスタートしリブセンスの会社紹介ページを作りたいのですが、公式サイトには載っていない当時の様子や裏話なども伺いたく、創業期からいらっしゃるかとめぐさんにご登場いただきました。載せていいものマズイものもあると思うので、そこは人事や広報にきちんと確認してから掲載しますね(笑)
かとめぐさん:(笑)お願いします。
編集部:村上さんの創業のきっかけにもなった、早稲田大学時代のビジネスコンテストについての当時のエピソードを教えてください。
かとめぐさん:村上さんが1年生のとき「ベンチャー起業家養成基礎講座」という講座内のビジネスプランコンテストで最優秀賞を獲得したそうです。入学してから半年に満たない、1年生前期での最優秀賞受賞だったので、当時も話題になっていたと聞いています。副賞として1年間大学内にオフィスが無償貸与され、インキュベーションセンターから各種サポートを受けながら起業したとのことでした。
編集部:大学の構内にオフィスがあったんですか?
かとめぐさん:使っていない教室ふた部屋がオフィスでした(笑)
編集部:(笑)大学生感があって素敵ですね。最初のサービスは「 *ジョブセンス(現マッハバイト)」ですよね? (*当時アルバイトでの成功報酬型求人サイトは業界初)
かとめぐさん:はい、ビジネスプランコンテストですでにベースができていたサービスですね。起業準備とサービス準備を並行して進め、2006年2月に会社設立、2か月後の4月に「ジョブセンス」をリリースという流れです。もとからのお友達同士で始めたわけではなく、仲間として頼れるメンバーをあらためて集めた、というのが村上さんらしいと思いました。
<かとめぐさん入社篇>
編集部:そういえば、かとめぐさんはこの設立の2年後に入社でしたよね?どんな経緯での入社ですか?
かとめぐさん:私自身は、教授の紹介での入社です。インキュベーションセンターを管轄している教授の講義が好きで、よく質問をしに行ったりして熱心に受講していました。1年生の冬頃、質問のついでの雑談の中で「新聞配達のバイトを辞めたくて、学内でできるバイトを探している」というようなことを話したら「僕が管轄しているインキュベーションセンターで、学内で学生がやっている会社があって、事務の人を募集しているんだけどどう?これ、社長で3年生の村上君のメアド。」と渡されて「行ってみます!」という流れでした(笑)
編集部:大学の教授のご紹介だったんですね。そこから大学のオフィスに行って、面接の流れでしょうか?
かとめぐさん:はい。メールでやり取りをしてから面接でした。ただ10分ぐらいで(笑)
編集部:10分(笑)
かとめぐさん:
「ニコ動(ニコニコ動画)のアカウント持ってる?」
「持ってます」
「採用」という(笑)
編集部:早い(笑)なんで村上さんはニコ動のアカウントを持っているか質問されたんでしょう?
かとめぐさん:村上さんのご質問の意図はよく分からないのですが、インターネットが好きかどうかかなーと思いました。似たエピソードで、入社初日にPCを持って行ったら(当時はみんな個人PCを使ってました)まずブラウザをチェックされて、IEじゃなくてFirefoxが既定ブラウザなのを見て「よしよし」と。(笑)
編集部:(笑)ニコ動の初期の盛り上がり懐かしいですね!そして創業当初ならではのエピソードですね~
編集部からのひと言
新卒、キャリア検討の皆さま。現在はニコ動のアカウント保持で即採用にはならないので、ご注意ください(笑)。
学生ベンチャーから「会社」へ(2009年)
〇早稲田大学のオフィスから、高田馬場オフィスを経て、渋谷オフィスへ移転と拡大を続けてきた。
〇かとめぐさんと編集部によるインタビュー
<転換期篇>
編集部:創業から3年で、オフィスも大学構内→高田馬場→渋谷と変化していったのですね。大学を出て最初の高田馬場オフィスはどのようなオフィスだったのですか?
かとめぐさん:大学からほど近い小さなビルのワンフロアでした。早稲田のオフィスと打って変わって、椅子から何から、什器のこだわりがすごかったのを覚えています。いっぽうで、掃除は朝全員でやる、みたいなアットホームさも残っていました。レンタルで入れ替わる熱帯魚がかわいくて、みんなでよくかまっていたのですが、餌をあげすぎると水が濁って魚によくない!と村上さんが目を光らせていました(笑)
編集部:オフィスエピソードまだまだありそうですね(笑)
リブセンスは現在の竹芝オフィスを入れると5回移転している歴史があるので、別でオフィス篇も楽しそうですね。
その後、渋谷ではオフィスも広くなり人数もどんどん増えて、社内の雰囲気も変わりましたか?
かとめぐさん:はい。SEOという強みを活かしてサービスを拡大し、人もどんどん増えて、会社として一段大きくなった時期ですね。上場に向けて、カオスな学生ベンチャーからしっかりとした会社へ、という明確な脱皮の意思があったように思います。上手く外の遺伝子を取り入れながら盛り上がっていった時期でした。
編集部:この転換期に学生ベンチャーから「会社」になっていったことによる一番感じた変化は何でしたか?
かとめぐさん:新卒採用の開始、教育・評価制度の整備、コミュニケーション促進など「人」や「仲間」に向いたアクションが増えたな、と感じます。以前は「とにかく良いサービスを作ろう!」だったのが「そのためにはどういう組織であるべきか」という思考が始まったというか。他にもいろいろな変化はありましたが、それを見つめていたメンバーとしては「必要に応じて大きく変化できる会社である」ということ自体が誇らしく、頼もしかったです。それは現在も同じですね。
編集部:「変化」を厭わない。今もその精神は引き継がれていますね。
まだまだお話伺いたいですが、一旦今日はここまでにしたいと思います。
かとめぐさん、今日はありがとうございます。初めて聞くエピソードばかりで社員ながらあらためておもしろい会社だなと感じました。
また、ぜひご登場よろしくお願いします!
かとめぐさん:はい。こちらこそありがとうございました!
<編集部>
早稲田大学のビジネスコンテストは、子供のころから経営者になりたいという夢を持った村上さんのお母様が偶然新聞でご覧になり、自宅共有スペースのコルクボードに切り抜きを貼ってくださったそうです。当時高校生の村上さんは、その頃からすでにビジネスプランの構想がスタートされていたとか。
さて、リブセンス創業期篇をお届けしましたが、他にも、かとめぐさんが見てきたリブセンスの沢山の事業ヒストリーも伺いました。創業期に立ち上がり、当時業界の構造をひっくり返したジョブセンス(現マッハバイト)は今でもリブセンスの中心事業です。そして、20以上の新規事業の立ち上げや、近年ではbatonn(面接最適化クラウド)など、業界を越えて常に進化とチャレンジを続けています。
あと2年で20周年を迎えるリブセンスは、これからも「あたりまえを、発明しよう。」というVisionのもと、最適な選択を妨げる構造の歪みを社会の課題と捉え、テクノロジーで解決していきます。
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