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エバートンに行く可能性があった5人+おまけ

現在若しくは過去にリバプールに所属した選手のうち、リバプール加入前にエバートン加入の可能性があったとされている選手5人。おまけで1人。

一度でもエバートンに所属していれば、例え本人が望んだとしてもリバプールに加入することはなかったかもしれない選手たち。


ダニエル・アッガー

Liverpool FC

ジョン・オルドリッジのポッドキャストに出演した際、ブレンビーに所属していた2006年頃に当時エバートンを率いていたデイヴィッド・モイーズから会いたいと言われていたとコメント。

『エバートンのデイヴィッド・モイーズがスタジアムに居て、後で君と話をしたがっているとブレンビーに言われたから、「ああ、いいよ」と答えたんだ。しっかりプレーしたと思っていたんだけど、試合後に彼は居なくなっていた。』

『ダイレクターに聞いたら、「プレミアリーグでプレーする準備が出来ていない」と言っていたと返された。まあいいかと思ったよ。6ヶ月後にはそこ(リバプール)に居たしね。』


ジェームズ・ミルナー

Liverpool FC

彼がまだ幼い頃、最初に接触してきたクラブがエバートンであったと2019年に発売された自伝Ask a footballerに書いた。

"ウェストブルック・ジュニアーズでプレーし続けていたが、10歳や11歳以下のチームがなかったから、12歳以下のチームに昇格した。"

"たくさんゴールを決めたし、大丈夫だと示す必要があった。シーズンが終わると、他のチームの子供の親たちが「彼は幼すぎるからこの年代でプレーさせるべきではない」と言ってきたからね。"

"それが本当の理由だと納得していなかったけど、エアー・アンド・ワーフェデイル地域のチームに入った。その地域での試合後、「エバートンのスカウトが君を見ていて、トライアルに呼びたがっている」と言われた。"

"プロ選手になる可能性を初めて考えた時だった。でも、トライアルは雪で中止になり、次の連絡を待っていたけど来なかった。だから、もうチャンスがなくなったんだと思っていた。"

Liverpool Echo


アンディ・ロバートソン

Liverpool FC

スコットランドでプレーしていた頃、モイーズが率いていたエバートンから接触があったことを明かしたほか、エバートンの監督を退任してからも獲得を望んでいたことをモイーズ本人が認めている。

2024年12月、ロバートソン談

『確かに、1月(2014年)にちょっとした関心が寄せられた。エバートンがオファーを提示して、ダンディー・ユナイテッドにローンバックさせようと試みたんだ。プレミアリーグからの関心があったことは知っていた。でも、そうだね。ただその瞬間を生きていて、あまり先のことは考えていなかった。』

Premier League Stories via Liverpool Echo

2024年11月、モイーズ談

『スコットランドのクイーンズ・パークからハル・シティに行ったアンディ・ロバートソン 。彼をサンダーランドに連れてくるための契約が完了したと考えていた。』

『彼の代理人と会ってサンダーランドに来てもらうための契約をまとめようとしたが、当時のハルとサンダーランドはどちらもリーグ最下位に近く、残留争いもあったし、獲得できなかった。』

The Overlap podcast


ジェルダン・シャキリ

Liverpool FC

インテルに所属していた2015年7月、クラブ間合意に達していたストーク・シティ行きをシャキリが拒否。

インテルは資金調達のために、シャキリがエバートンやドルトムントと合意に達することを望んでいるとLiverpool Echoなどが報じた。

翌8月初旬にはエバートンがシーズンローンでの獲得に動いているとGuardianなどが報じたが、最終的に8月半ば頃にストーク・シティへの完全移籍が決定。

リバプール移籍後の2018年11月、初めてのマージーサイド・ダービーを楽しみにしていると語りつつ、ストーク・シティ所属時にエバートンファンからの加入要請を拒否したと語った。

『初めてのダービーだし、特別なものになるだろう。雰囲気を見て、感じたい。楽しみだよ。』

『1人だけエバトニアンを知っている。ストークにいた頃、彼に「エバートンに来るべきだ」と言われたから、こう返した。「NO!!」』

Liverpool Echo


ルイス・ディアス

Liverpool FC

2023年11月、かつてエバートンでFDを務めたマルセル・ブランズ氏は、2021年夏にハメス・ロドリゲスの取引の一環としてルイス・ディアス獲得を計画するも失敗したとコメント。

しかも、半年後に加入したリバプールでの活躍は言わずもがな、更に失敗した理由もリバプールに所縁のある人物だった。

『エバートンの成長のため、私は自身の哲学と構造をクラブに落とし込もうとしていた。しかし、上層部の決定がそれを許してくれなかった。』

『2021年夏、我々はポルトのルイス・ディアス獲得に取り組んでいて、ハメス・ロドリゲスのポルト行きの一環として連れてくるつもりだったんだ。』

『しかし、ラファ・ベニテス監督が反対した。ディアス(の活躍)に確信を持てないから、と。』

AD Sportwereld via AS Colombia


マイケル・オーウェン

Liverpool Echo

リバプール加入前に…という条件からは外れるものの、元リバプールなのでおまけとして紹介。

リバプールで公式戦297試合158ゴールを記録してからレアル・マドリーへ移籍し、2005年にニューカッスルに加入してイングランドに復帰。

その後はマンチェスター・ユナイテッドに移籍して物議を醸したが、実はユナイテッド加入前、リバプールに復帰したかったことやエバートン加入に近づいていたことを明かしている。

『ニューカッスルとの契約が切れてボスマンとなり、ジェイミー・キャラガーに電話を掛けて、ロジャーズ監督が私を気に入るか聞いてほしいと言ったんだけど、彼は「エンゴグを獲ったばかりだ」と言った。つまりは必要ないと。』

『リバプールから断られたあと、選択肢はハル・シティ、エバートン、マンチェスター・ユナイテッドだった。失礼ながらハルは降格圏だった。降格争いはしたくなかった。』

『エバートンに行く準備ができていた。アメリカに向かって、モイーズとゴルフをして、彼とずっと過ごした。幼い頃はエバートンファンで、今は嫌われていそうだけど選択肢がなかった。』

『家に戻るとニッキー・バット(元ユナイテッド)から電話があり、ボスが連絡する、契約したがっていると。冗談の様に感じていたけど、バットとの電話を終えてすぐ、サー・アレックスからの電話が鳴ったんだ。』

Team Talk

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