外国籍居住者の対応
今日は、外国籍の居住者さんとの話し合いの場でした。
まだ日本語が話せない居住者さんに対して、LQメンバーも英語が流暢なわけではないので、日々試行錯誤しコミュニケーションを計っています。
実は愛知県には外国籍の方が多く住んでいて、中には、日本で子どもができたり、その過程で離婚し住まいに困る方もいらっしゃいます。
そのため、一部の区役所には通訳サービスが存在しますが、全ての区役所、全ての課に通訳がいるわけではありません。彼女たちは、様々な行政資料を日々日本語で理解する必要があり、それが彼らの生活にとって、かなり大きな困りごとになっているんです。
今日話した外国籍のお母さんも、子どもの小学校から渡された約50ページもの入学資料を見て混乱し、私たちのもとに連絡してきました。
そこで、居住支援コーディネーターの方が一生懸命Google 翻訳を使いながら、本人と会話したり、資料の必要な部分を説明していきました。
すると、その姿勢を見たお母さんから、「これなら私でも出来そう」と翻訳アプリを使い始めるんです。
一通り理解が必要な個所を伝え、最後は居住支援コーディネーターから「わからないとこをまとめてきてね」と一言添えると、本人は安心した様子で帰っていきました。
「やるべきことを言葉で伝えて終わり」でもなく、
「すべてやってあげる」のではなく、
「まずは一緒に実践していく」、伴走支援の基本を考えさせられる会でした。