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心の底にあるもの
こんにちは。
「共感お片付け」の市谷理子です。
年末までの限定企画で、仲良しのお友達の一級建築士の廣田瑞貴ちゃんと一緒に「心地よく暮らすための空間の使い方」&「心と身体に無理なく進めるお片付け」と題してお部屋のお片づけをします。興味がありましたら是非お問い合わせください。お気軽にどうぞ。
https://peraichi.com/landing_pages/view/event01
さて、前回までは、自分のお気に入りまたは理想の暮らしについて、心と身体で感じたり、頭で妄想してみてくださいというお話でした。
今回はモノと向き合う準備。まだ準備です。
実はこれから読んでいただくところが「共感お片付け」の肝心なところなのですが、今は完璧にできなくて構いません。流れに沿って少し考えてみる、くらいで大丈夫。後のち、腑に落ちるようになります。
妄想、私は大好きです。ああなったらいいな、こうなったら素敵だな、と思うだけでワクワクします。スケッチブックに色鉛筆で形にならない線を描いたり、文章や浮かんでくる文章や単語を手帳にしょっちゅう書いています。
では、目の前にある理想の暮らしについて描かれた絵や文字をちょっとぼんやりと眺めて見てください。少し距離を置いて、一旦心を静かにします。
それから、言葉なら一つ一つ、絵なら細かい線や色を丁寧に見ていきます。その時、自分の心に問いかけてみてください。
「暮らしの中で、私は何を大切にしているんだろう」
安心や心地よさといった、緩む感じを大切に思う人もいるでしょう。秩序や効率のような機能的なところに強く惹かれる人もいると思います。コミュニケーションや分かち合いといった、人とのつながりが何よりも優先だと思う人もいます。
一つだけかもしれないし、いくつも浮かんで来るかもしれません。「『自分の部屋』ではリラックスするのが大切で、一人になれるゆとりが必要だけれど、『リビング』では家族全員が正直に話せて、つながりを感じていたいな。」というように、お家の場所によって違うものが出てくるかも。これも浮かんできたら、その都度書き留めてください。
この作業、最初はとても難しいと感じると思います。大切なことがあるのはわかるんだけどどう表現して良いのかわからない、とか、頭で考えてしまって「こうあるべき」という感覚になってしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、理想の暮らしについて、楽しい・清々しい・整っている・落ち着いている・なめらか等、自分なりの「いい感じ」を掴んでおきます。
また、ビジュアルで捉えるのもオススメ。ピンタレストやインスタグラム、グーグルなどで画像検索してみましょう。ピンと来るものがあったら、じっくり眺めてみてください。その画像のテーマになっているものが、自分の大切にしたいことのヒントになるかもしれません。
ここまで来られたら、ゴールまでの地図ができたも同然です。ただ、繰り返しになりますが、完璧を目指さないでくださいね。最初の目標は片付いたお部屋で気持ちよく暮らすこと、ですから。
では、次回はいよいよモノと向き合います。
今の暮らしを理想の暮らしに近づけましょう。