Voice Meeter Bananaの使い方、設定方法について【忘備録】
はじめに
友達とDiscordで通話しながら録音する際に、ゲーム音と通話のVC音を分けて録音したい、そんなときありますよね?Voice Meeter Bananaというソフトを使用する方法について記録に残しておきます。筆者と環境が違う場合には、同じようにできない可能性もありますが、どのような考え方をしているかについて初めに書くので、適宜自分の環境に合わせて工夫してみてください。忘備録なので、質問等にはお答えできないと思います。
Voice Meeter Banana
下のリンクからダウンロードしてください。具体的なインストール方法は省きます。インストール方法がわからない人はPCの扱いにもう少し慣れてからチャレンジしてください。
基本的な考え方(読まなくてもOK)
Voice Meeter Bananaの画面には様々な情報が乗っており、分かりにくいので、今回関係する部分のみを図にしました。縦の矢印が音声の入力で、横の矢印が音声の出力です。
マイクの音、システム音、Discordの通話音がそれぞれ独立しています。このうちシステム音の部分(Voice Meeter Input)を録音すればマイクの音やDiscordの音(Voice Meeter Aux Input)は入らないことになります。
このままだと、実際にスピーカーやヘッドセットで聞く際に困るので、A1の矢印で出力し、システム音とDiscordの通話音を一緒に聞けるようにします。この部分で録音するとゲームなどのシステム音と、Discrodの通話音が混ざってしまい困ることになります。
最後にB1の説明です。まず、GeForce Experienceには、マイクの音声を別のトラックとして分離する機能があります。ここのマイクのソースをB1のVoice Meeter Outputにすることで、マイク音とDiscordの通話音を別の音声トラックとして録画に加えることができます。
Voice Meeter Bananaの設定
①A1の部分を選択し、普段使用しているスピーカーないし、ヘッドセットを選ぶ。(わからない場合は、次の規定デバイスの部分の設定でデフォルトで規定となっているものを選択してください)
②一番左のHardware Input 1の部分で、自分の普段使用しているマイクを選択してください。
③次に画像のようにA1とB1をオンにしてください。
以上でVoice Meeter Bananaの設定は終わりです。
規定のデバイスの設定
サウンドから再生を選択し、Voice Meeter Inputを規定のデバイスに、VoiceMeeter Aux Inputを規定の通信デバイスに設定
録音を選択し、Voice Meeter Outputを規定のデバイスに、Voice Meeter Aux Outputを規定の通信デバイスに設定する。
Discordの設定
ユーザー設定から音声・ビデオに移動し設定する。入力デバイスについては、普段使用しているマイクを選択。出力デバイスについては、VoiceMeeter Aux Inputを選択する。
録画ソフトの設定
GeForceExperienceをAlt+Zで開き、設定からオーディオを選択、オーディオトラックについて両方のトラックを分離するを選択。マイクのソースをVoiceMeeterOutputに設定。
Aviutlの設定
L-SMASH Worksの導入が必須です。
①ファイル→環境設定→入力プラグインの設定→L-SMASH Works File Readerの設定へ進む
②Libav+L-SMASHのチェックを外す
③Libav audio indexにチェックを入れる。右に数字を入力し音声トラックを指定。筆者の環境下では、1でゲームなどのシステム音(以下、音声トラック1)、2で通話音のトラック(以下、音声トラック2)を指定できました。
まずは上記設定で1を入力し、音声トラック1で読み込む。次に設定を2に変更し、音声トラック2で読み込む。
このままだと動画が2つあるので、音声トラック2と動画とのグループ化を解除し、動画を削除。最後に動画と音声トラック1、音声トラック2をグループ化します。
音声トラック2については、出力したくない場合は、レイヤーでオフにしてしまうといいでしょう。
終わりに
以上で設定は完了しました。友達との通話を聞きながら、会話をVoiceroid等で再現するなど、ゲーム実況に役立てて来ただけたら幸いです。
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