覚醒剤を使うとどうなるのか?
覚醒剤。
ヒトを興奮させて眠気を吹き飛ばす化学物質の総称です。
広義ではカフェインなども含まれますが、ここでは一般的に示される化学物質、すなわち、S(エス)やスピード、シャブなどと呼ばれるヤバいアイツを使用した時の経験談を書きたいと思います!
はじめに
正当な理由なく覚醒剤を使用する事は、覚醒剤取締法で規制されている立派な犯罪です。
ではなぜこんな記事を書くのか。
覚醒剤について、真実を知ってほしいからです。
単純な好奇心で手を出し、安易な快楽を享受できますが、その反面、凄まじいデメリットがあります。
そのような知識を持つことで、覚醒剤は本当に恐ろしものなのだと知ってほしいのです。
この記事の良いところ
世の中にあふれている「覚醒剤だめ」という啓蒙の教材などは、実は偉い学者さんなどが書いています。そういう人たちは、当たり前の話ですが覚醒剤を使用したことがありません。
なので私が今まで呼んだ覚醒剤に関する本は、学術的な観点からしか書かれておらず、覚醒剤がどんなに恐ろしいものかという、恐ろしさを喚起する力が希薄なのです。
つまりこの記事に私の体験談を記すことによって、リアルな情報が得られるわけです。
シャブとの出会い
私がシャブと出会ったのは32歳の時です。
当時は今で言う援デリ(援助交際デリバリー)の個人業者をしていました。
主な職場は車の中。
後部座席に2人の女の子を乗せて、マニアックな出会い系サイトで集客。時間になったら約束の場所に女の子を降ろす。プレイが終わって女の子が帰ってきたら、プレイ料金の何割かを頂いて、1つの仕事が終了。
それを1日2〜3件繰り返していました。
実働は3時間ほど。
それで私の1日あたりの収入が1万〜2万円くらい。
集客と送迎以外は暇なので、空いた時間でなにか出来ないかなと思い、知り合いの在日ペルー人に、雑談ついでに相談しました。
そして彼から勧められたのが、覚醒剤の密売です。
ここが間違いでした。
簡単に稼げるからと、安易に手を出すべきではありませんでした。
その商売のやり方は割愛させていただきます。
理由は、犯罪行為を助長することになりかねないからです。
シャブを使うとどうなるか
シャブはご存知の方もいると思いますが、大体は透明な結晶です(質によって半透明な物もあります)。
それを体内に吸収するのですが、方法は主に5種類あります。
①炙り
②スナッフ(スナッフィング)
③経口摂取
④肛門から注入
⑤注射
私の経験上、①から④にかけて効果が早く顕著に現れ、また使用する量も少なくて済みます。
その分、依存性も高くなる傾向があります。
私は早い段階から注射で接種していました。
注射すると5秒ほどで心臓の鼓動が早くなり、バクバク言い始めます。顔面から汗が吹き出し、口がカラカラに乾きます。
初めて使った時は、何でも出来るスーパーマンになった気がしました。
はっきり言って集中力が増しますが、だからといって勉強や趣味の時間に使えるわけではありません。少なくとも私は。
使用した後の行動は人それぞれですが、だいたい皆、同じ行動をしだします。
例えばパチンコ屋にずっと居座ったり、ずっと魚釣りをしていたり、車に乗ってぶっ飛ばしたりとか、ですね(これは全て私の知り合いの経験談です)。
私の場合は、ですか?
それは秘密ですw
まぁ行動は多岐に渡りますが、共通している事は、「めちゃくちゃ気持ちいい」ということです。
シャブのデメリット
メリットよりデメリットがの方が多い。それが覚醒剤です。
というわけでシャブのデメリットを列挙していきます。
①お金が無くなる
信じられないことに1グラムで35000円以上します(3年前の私の周りでの価格です)。つまり金より高いということです。私の周りには、「シャブに使った金で自動車1台買えるという」と言う人が多いです。
②あらゆることに対してルーズになる
シャブを身体に入れると、集中力が増します。えげつないくらいに。ただ自分の好きなことしかしません。それ以外はどうでも良くなります。おまけに時間が溶ける……というか、なくなります。好きなことをしていると時間が経つのって早いですよね?それの強力な感じです。なので、仕事の時間や約束なんてすっぽかします。なんとかなるや、と思って放置したり、ドタキャンかましたりするのです。
③健康を損なう
シャブが効いている間は、非常に興奮した状態になります。その為、食欲がなくなります。下手したら2日くらいは絶食でも平気です。でもそんな事を繰り返してたら不健康になるのは、想像に難くないですよね。
④信用を失う
これは上記の②にも関係するのですが、約束を破ったり仕事にいかなくなる人のことなんて、誰も信用しなくなりますよね。それにシャブしている人は、どこかしら行動がおかしくなるもので、周囲の人はそれに気づきます。シャブの使用を隠そうとして嘘を重ねることで、人が離れていったなんて話はざらにありますし、私もそうでした。
⑤逮捕される
究極のデメリットはこれですよね。逮捕されて起訴されます。薬物事犯は被害者がいない犯罪なので、刑法の中では割りと軽めです。最初のうちはまず間違いなく執行猶予がつきます。執行猶予中に再度使用してまた逮捕されたとしても、下手したら続けて執行猶予(ダブル執行とかシャブシャブとかの隠語で私たちは言っていました)の可能性も無きにしもあらずです。とはいえ、繰り返してたらすぐに刑務所です。薬物での受刑生活が、一番割に合わないと思い知るでしょう。
最後に
長くなりましたが、拙い文章を呼んで頂いてありがとうございます。
私の体験談が、貴方にとってなにかプラスになれば幸いです。
また、こういう事が知りたい等のご質問などがあれば、直接メッセージを下さいませ。
お仕事の依頼も受け付けております。
よろしくお願いいたします。