何も知らないくせに(笑) 2023
5/17
今日は喋る人が多すぎた。キャパを超えてなんか虚無。朝は好きな音楽たくさん聞いて気分上々だったのだが。日本史の先生に石橋叩いて渡るタイプでしょと言われ、まあそうなんだけど、なんか喉の奥が痛くなった。お昼ご飯食べ損ねてふらふらしてたら保健の先生が声かけてくれた。またおいでねと。そう言ってくれる人がいるだけいいが、私は大人とうまく話せない。片付けなければいけないことがたくさんあって心の端っこをなにかに引っ張られて受験の不安が尽きない。
5/21
今日は高校生直木賞があって、文藝春秋に行った。このために受験勉強を削って(好きでやってたからいいのだが)『地図と拳』の良さを書き殴っていた。結果、色んな局面で現実の厳しさを思い知る。
編集部の人に作家になりたいです!と言えずにウロウロしてしまった。ようやく口にしてみたら、めちゃくちゃ現実的なことを言ってもらい、私がずいぶん夢見る少女だということを思い知った。現実厳しい。社会怖い。大人怖い。
頑張りますとは言ったけど頑張れとは言われなかった。何千回も聞いた言葉を聞き流しているような顔だった。
5/23
今日は謎の睡魔にずるずる引きずりこまれ昼寝2時間くらい貪ってたかも。夢の中でも眠くて意識が朦朧としながらハイパー長文トレーニングを解こうとしてた。
6/5
日記ならすらすら書けるものがフィクションになった途端、あれ?となってしまう。やっぱ才能ないじゃんぴえんってなっていたら、古典の先生が小説家が特集されている記事を送ってくれていたことに気づく。小説家になりたい人へ的な記事。ちょうどそれを見つけたときに「翼はいらない」聞いていてなんかブワーってなった。空を飛ばなくても歩いていけるから自分が持ってるものだけで幸せになれるんだーっ。翼はいらないー今の僕がいいー遥かなる道の先を夢みて歩こうー夢みて歩こうー。。。
大谷さんのタオルケットで涙拭いて今教室いちばんのり。
6/12
午前中は何事もなく楽しい時間だった。古典でわからない問題きかれなかったし大谷さん見れたしエンゼルス勝ったし目覚めも良い雨だけど思ったより前髪爆発してない勉強も一応滞りない・・・はず。ただ楽しい時間を純粋に楽しめればいいものの私はその先を考えてしまう。基本的にサイクル思考なんだよね、今日楽しいこと起こったら明日絶対なんか嫌なことある。このサイクル。ぐるぐるどっかーん。。。ということで今日の午後か明日あたりに自己嫌悪に陥りまくるとか明日の芸術鑑賞で舞台観劇中にトイレ行きたくなるとか迷子になって遅刻するとか祖父母と喧嘩するとか、絶対なんか起こるよなーと今から考えて冷静になってしまう。サイクル思考からぬけだしたい。そんなこと絶対ないよね?辛くなきゃ幸せがわからない幸せだから辛さがわかる。そういうことなのかも、しれ、ない。とにかく午後はちゃんと自分史書かなきゃ。
成人式振袖のカタログがきた。うちではお墓とか家族葬のチラシしか見ないから新鮮で少し嬉しくなる。大人になるの怖いって言ってたの誰だよ。全然知らない店からで、しかも私の前の名字で宛名が書いてあった。私は前の名字の方が好きだから久しぶりにその名前が書かれていて少し嬉しくなる。祖父母は不服そうだった捨てられないようにこっそり隠しておこう。キラキラじゃないんだけど芸名?みたいな綺麗な、海の名前なんです。
6/14
chatGDP?はじめて使って大興奮。「矛盾の中でこそ芸術は花咲く」という言葉について聞いてみたら私が2週間かけて考えあぐねていたことが10秒で生産された。ハマりそうになった。で、色々入れてみて少し遊ぶ。ふと思い立って「新しく家庭を持つ父親クソか」といれてしまう。〝クソと表現することは不適切です〟と怒られる。そうだよな、松子、そんな父親クソだよな、と肩を叩いてくれるのは人間だったな。頼るのやーめた。一概には言えないのはわかってるんだけどね。そこんとこ融通きかないの。人間もたまに。
6/17
多様性の時代、変化していく社会、醜形恐怖症、アイスの自販機?、自分らしく生きる、アイスの自販機?、いい学校とは、偏差値が高い学校でしょうか、生ゴミを肥料に変えるコンポストの設置、進学率が高い学校でしょうか、コンビニの設置、私は4回留学した、SDGs、完璧主義、制服の種類を増、彼女以外見たことがない、植物を育てて、社会に出たらメイクは必要なのになぜ、私は今ここにいます、具体的には、一度きりの青春、皆さんの学校生活をより良く・・・
生徒会立会演説。スピーチの中におもしろい言葉がたくさんあって有難い。誰もが自分らしく学校生活を送るために必要なのが、なぜコンビニ?なぜアイスの自販機?その引き合いになぜか出される多様性の時代。副会長候補さん。うーん。色んな意味でぐうの音も出ねえぜ。環境から変えてこうってことなのかな。と思いきや会計候補が二酸化炭素削減を主張する。
funnyを奥底に潜めたinteresting。
けっきょく全員信任決議かよ。「不信任にしたら面倒だぞやめろよ〜」と担任。
はい、This is democracy.
6/19
塾のような場所で突然指さされて
『はい、これsensitiveの具体例ね。試験中忘れたら松子さんのこと思い出しなさい』
6/20
今いちばん熱を込めて言えること。
まえに自分が好きなことをシェアしようというイベントに出席させられて、自分が好きなことを話した。長谷川町子の話をした。ああいう、なんか、人とはちょっと違いますよ、自分。みたいな集団なら受け入れてくれるもんだと思ってた。そんな自分が馬鹿だった。白けたと思ったし、あとから『しらけてましたね』って半笑いで言われる。本質的に同じ話をしてくださった某声優に対しては『やっぱり声優さんは言うことが違いますね〜』『じんと来ちゃいました。こんな人がプロになれるんだよな〜〜〜』
はいはい所詮肩書きじゃないかって。ずっと知ってたことを、世間の普通を、ちょっと違う世界見てますよ見たいですよ醸し出してる連中からくらっていつも以上にsensitive を発動した。なんか怒りとか哀しみとかよくわかんない感情でそれはzoomの向こうで、『はいはいそういう考えもあるんですね』ってふんぞり返ってる連中に向いたり、もう嫌になってしまってブラックアウトした画面を思い切り睨みつけている自分にも向いたり。忙しなくあっちいったりこっちいったりしてた。肩書なきゃ伝えたいことも伝わらない、いっぱい打ちのめされて慣れなきゃいけない知ってるよ。そんなこと。否が応でも思い知らされるだろうが。
人が思うこと、人それぞれだろうよ。つまらないって思っていい。でも、なんか違うだろと私は思う。相対的には短い人生の中で1人の人間が考えて考えて懸命に伝えようとしていることを半笑いするのに至っては絶対におかしい。
ふざけんなー!!!!!!!!
なにが言いたかったのか自分でもよく分からない。ただ怒りをぶちまけたかったのか。昨日のやりたいことリストにぷらす。こういうことをちゃんと、やんわり、主張できるような小説をかくための修行。まずはなぞることから始めようかな。こういうことでも燃料にできる、でっかく燃えたもん勝ちってまえに中国のゴリラが言ってたな。あ、遅刻するからそろそろ行かなきゃ。
怒りのようなものを抱えて抱えて爆発寸前だった登校中の自分。心の中のイマジナリーで自分を慰めようとしてた。そしたらたまたま横断歩道で自転車通学のクラスメイトと鉢合わせ。私ならどんな気分だろうと「おーおーやっほー」って声をかけてそのまま行っちゃうのに、その子、特別仲がいいわけでもないのに。自転車から降りて隣を歩いてくれた。最初はわーまじかー私いま気分最悪なのにいーと心の中で唸っていたけれど眠いねー今日7時間目まであるねーとどうでもいいことをどうでもいいテンションで話していたらイライラが萎んだ。イマジナリーフレンドもいいけどリアルフレンドも捨てたもんじゃない。ありがとう。ありがとう。
なんか、小説書きたくなっちゃった。コミュ英の授業中にやーろう。
6/21
夏休みに付属大学主催の文芸コンクールあるから最後の応募をしようと思ってる。これまでは強制参加で3年は任意。特進クラスで難関校目指してるやつがやることじゃないって?シャラップ!!
去年は自分の好きなように書いたら『小説とは人間の心理を描くものであって自分の主張を通すものではありません、あなたの作品は小説じゃありません』とお叱りを受けた。一昨年は佳作だったんだけどな〜。心理描写うんぬんより中身じゃね?心理描写も大事だけどさ。綺麗な言葉なんていくらでも取り繕えるし。しかも最優秀賞の書評ー『書こうという意志があった』ー
いやいや私も書こうと10年近くくすぶってるよ!!!!わざわざ俳句部門とか選ばないで、短編小説を完成させて出してくる高校生はみんな書こうかこうと表現意欲燃やしてんだよ!!!!!なんだその物差し!!!!?
私は自分の付属大学に絶対行くもんかと決心付けられた。
さて今年の話はなんとなーく決まっていて、たぶん保育園の話にする。私が通っていた保育園が近くに取り壊しが決まっていてそこから。保育園たのしかったな〜。オチも登場人物もまっさらで、今日勉強前にリビング行ったり来たりしながらずっと構築作業やってたけどなんか些細な思い出しかでてこなかった。何が使えるか分からないよね書いとこ。
卒園会でやった最後の劇。みんなで1から物語をつくったこと。私はお姫様がやりたくて駄々を捏ねた。なんか、主人公になりたかったんだよね。今もそういうところあって、でも基本モブだからモブなりにどう生きていこうかでも主人公憧れるな〜とモヤモヤ中。当時の私が先生に『お姫様が主人公でしょ?』と聞いたら先生に『みんな主人公だよ』と言われた。最近よく聞く言葉で私はあんまり好きじゃないけど、このとき言われた『みんな主人公』は素直に受け取ってやけに今も心の底にある。
その前の年の卒園会は前日が東日本大震災だったお昼寝から起きる時間帯で、みんなで布団かき集めて身を寄せあっていた。不覚にもワクワクした思い出として残ってる。自分の大事なものがのまれてると知らずに。独りよがりな罪滅ぼしだけど定期的に立ち返っては涙を流し感傷にふけってる。
そのときの役は無理矢理やらされたものだった。私は風の役がやりたくて、半日登園拒否になった。
怖くて大きなおばさん先生がいた。厳しいけどだからこそ優しかったんだと思う。私たちはその先生に『将来の夢』を聞かれた。小学校からお昼寝の時間が設けられていないので、その生活に慣れるために年長組だけがお昼寝の時間に起きていた時期だった。卒園間近。昼寝組を起こさないように教室も電気を消して、一番高く上がった太陽の光でぽかぽかで、眠いような眠くないような意識で、ヒソヒソしてた不思議な時間帯。
私は自分が将来なにになりたいと言ったかは覚えてないけれど、『先生はー?』と誰かが聞いて
先生が『強いおばあちゃんになること』と言ったのはなぜかはっきり覚えていた。みんなで、もう強いじゃーんと笑っていた。
その先生は、もう10年前に癌で亡くなったらしい。薬をのみながら私たちと一緒にいてくれていた。強いおばあちゃんになること。その本当の意味がようやく分かって、私は先生に三輪車の取り合いで怒られたこととか、いじめっ子から助けてもらったこととか、スズランテープで一緒に三つ編みを編んだこととか、思い出しては言えなかったありがとうを転がしてる。
あとは歌かな。これもまた自分たちが歌った歌は対して印象に残ってないけど、先生たちが歌ってくれた『あしたははれる』よかったな〜雲にのりとんでゆくからねすきだからきみがすきだから
『ね』の歌もすき。負けるもんか頑張れすみれ組明日ははれるかな。ここの歌詞、私はずっとはれるかなぁ?だと思っていたんだけど実際ははれるから!だったみたいだ。なんか単純な言葉ほどグッとくるのずるいな〜。晴れるから。明日は晴れるから。
取り壊しは寂しい。私が置いていったなにかも一緒に、壊してくれないか。いや、私も一緒に、壊してくれないか。
またお説教されるような小説、描こうかなー。
7/1
誰か、小説のアイデアをくれ、、、、、。
日本史のテストがあって25点中の20点。自分の中でも最低最悪。のいちゃんに
「満点じゃないのかよ〜」と言われる。うん、わかる。悔しいです。すごく。ショックで教科書もタブレットも置いて教室に鍵かけちゃう。ばかか。
来週、特待生と奨学生の授与式がある。期末試験の最終日だ。この授与式に参加するのは中学から数えて3回連続だが、私ははじめて奨学生として名前を呼ばれることになる。それは終業式には学校の広報誌に載って全校生徒保護者教師に知れ渡る。私が初めて選ばれたのは中3のときだった。中2の夏休みに見た東大生の1日てきなものに感化されて興味本位というか暇つぶしというかでその日の復習をはじめた。親に説明できるまで反復して試験に臨む。そしたら初めて総合学年1位になった。次も次もその次も、、、。当時の担任からこんなことを言われた。「連続1位なんて今までにない、すごい」母親も祖父祖母も喜んだ。「すごい」「すごい」私は今まですごいなんて言われたことがなかった。どちらかといえば劣等生だった。だからすごいと言われたことが嬉しくて、初めて自分が、いわゆる〝一目置かれる存在〟になったと自覚した。学校説明会で私は前に出されて、彼女を見ればうちがどういう教育をしてるかお分かりいただける、希望だと持ち上げられた。純粋に嬉しかった気持ちよかった。だからそのステータスを守ろうとしていた。勉強ばかりしていた。定期テストは楽だ。うちの学校はそんなに偏差値高くないからやればすぐ結果が出る、手ごろに承認欲求を満たせる。受験勉強の方がなぜか定期テストみたく頑張れないのはそこが原因なのかな。それに、特待生になれば授業料が免除になる。私の家は色々あって母親が1人で私立の高い学費を払っている。私はそれがとても悔しくてやるせない。私が母の荷物を半分持ちたいなんて朝ドラの主人公が考えるようなことを、私も考えていた。承認欲求と母親。利己と利他がせめぎ合って私の1位にならなきゃを形成してきた。でも今回はダメだった。なんとか、なんとか。奨学生に縋り付いてはいたけれど。言い訳に似た理由がある。私の成績が落ちたのは高2の夏だ。私は勉強そっちのけでムーミンの研究に明け暮れていた。論文を書くために。また、表現欲のはけ口を必死になって探してた。書けないけど、どうしても小説が書きたかった。成績が落ちるのは当然だ。数学や生物基礎に割いてる時間が惜しかった。それでも私は自分がやりたくてやった創作よりも、できなかった三角関数の方を気にしてる。奨学生になったのは私の中では、それほど、創作に時間を費やせたということを意味するはずなのだ。誇るべきことじゃないか。堂々と授与式に参加してくればいい。でも私は逡巡してる。体調悪いふりして逃げようとしている。承認欲求と母への思いに雁字搦めになってる私は気にしてる。おめでとうと言われるのは特待生だけであることを。ずっと1番で、今までにないと希望であると言われてきた人間が、特待生の席に座っていなかったら同級生はなんと思うだろう。側からみたら自意識過剰なんだろうな。自分から見てもそうだ。でも祖父が日記にこう書いていた。
「松子、特待生落ちる今年は奨学生」
私はホントのところどう思っているか知りたくてこれを書いている。
私は、
私は、思ってないや、やっぱり。
落ちた、なんて思ってない。
期待やプレッシャーを楽しめなかった。
私はシンプルな人間じゃない。
いやまてよシンプルな人間なんているのか?
、、まあいいや。
人からの評価なんてどうでもいいなんて思えない。
褒められたい。すごいって言われたい。他とは違う人間になりたい。
そうやってずっと1位にしがみつこうと必死こいてきた泥臭い私に、最後の最後で奨学生になってしまった今の私はなんと声をかけたらいいだろうか。
ありがとうとも言いたい。その尋常な勉強量は今でも役に立ってるよ。
バカだねえとも言いたい。泣きながらしなくていいよ日本史。ちゃんと寝て。
ごめんねとも言いたい。なんかここまできたらなんも関係なしにとにかく取ってみたかった、最後まで。特待生。最後の私がとり損ねちゃって、なんならもっと早く手抜くよとか言われるのかな。
いや、言わないな。もし、特待生じゃなくなる未来が来ようとも過去の私は絶対勉強しまくってた。
ねえその熱意すごすぎるよ。母親への想いは置いといてさ、君、承認欲求モンスターなの?それとも他になにかあった?それ、今の私に半分分けてよ。
多分、特待生ごときでってたくさんの人に思われるかもしれないけどこれに関しては知ったことか。私じゃないやつになにがわかる。散々考えすぎーって言われてきたけど。
授与式に行ったらどうなるかわからない。自意識ライジングして母のこと考えて今まで左側の席に座っていた自分の努力を想って鼻を赤くするかもしれない。今までの私を弔ってやるために、受験に向けて突き進むために、強がって行くもよし。まあ正直悩む時間も授与式待ってる時間も勿体無いから体調悪いふりして帰るもよし。逃げたなって思われてみてもいいじゃない。
その日、そのときのノリで決める参考にしてください。
最後に。今までの私に。
ありがとう。バカだねえ。ごめんね。
お疲れ様。明日も頑張って。
いいぞ。そのままいけ。
むりしてね。
7/6
よかった。ちゃんとおめでとうって言えた。ずっと奨学生で最後の最後にようやく特待生ってなんかシンデレラストーリーじゃないけど羨ましいな。いいシナリオだ。私は最後の最後で落ちぶれる。大丈夫。ここからここから。今まで頑張ってくれた自分、ありがとう。源氏物語は54帖だよ。
残された何かで
今が変わるなら
もう一度だなんて
そんな情けは
言わないでおくけどな
小説書けない自分を呪ってやるーって思ってたが、数百字書いた物語のはじまりたちを見返していると手前味噌だがなかなかだなと思える。諦めるのはまだ早すぎる。
7/7
サザエさん脚本家になるための感覚を鈍らせないよう、受験勉強の合間におたからサザエさんを読む。ここで日本史受験生に早慶模試偏差値81の私からアドバイス(偉そうなセリフ、言ってみたかった!!!)
サザエさん、めっちゃいいよ。エノケンとか出てくるから鬼畜な文化史にも対応可。
ワカメちゃんのために作った黒いスカートが不評で灯火管制に応用するとか。おたからサザエさんだとこういうのもある。私が脚本家になったらこういうのもうまくアレンジして使うんだ。うんサザエさん好き。いいな使えるなっていうページにはバカボンの付箋を。相変わらず好きが渋滞中。
7/11
シャカシャカポテトを頼めども、自意識過剰まんはシャカシャカするのが恥ずかしいので無慈悲にポテトをお皿に出して上からどばっとかける。
・・・しょっぱい。
7/19
文芸コンクール用に小説を考えている。
考える前までは楽しいが、考え始めるとすぐに立ち止まってしまう。
今、やりたいことは沢山ある。
小説書いて、本にして出したい。
サザエさんの脚本を書きたい。
宇宙に関わる仕事もやってみたい。
大谷さんに会ってみたい、
いつかどこかで関わる人生を歩みたい。
英会話ができるようになりたい。
あわよくばロシア語も、フィンランド語も。
フィンランドの大学に行って戦後芸術を学んだりとかもいいな。
頭の中にある間は楽しいしやる気につながるけれども、外に出るとてんでだめになる。足が止まる。
頭の中にあるものはいつだってなんだって傑作で、外に出そうとすると駄作にすらなれない。
小説一本も思い浮かばない自分を前に不安になる。
過去問研究、今日で終わらせなきゃいけないのに。あんまり集中できなくて困るなあ。
一つの物語を作るってわたしにはとんでもなく難しいことなのかもしれない。
7/31
お誕生日。1時に起きて大谷さんをお供に英作文と日本史記述。座っていたらあれなんかおかしいぞ…と腰あたりの関節が気になる。
無視を決め込んでいたけれどだんだん痛くなってきて軽いぎっくり腰になった。
周囲の音を聞くとお誕生日ウキウキで笑っちゃうのでイヤホンで平井堅のノンフィクションを流す。
人生は苦痛ですか!成功が全てですか!
僕はあなたに、あなたに、
ただあーいたーいだけえ〜〜
1/26
おひとりさま天国。朝から羽田空港へ。
まずはずっと行きたかった2たみの国際線ロビーを堪能。もう段違いに洗練されてた。興奮してずっとウロウロ。2たみから歩いて1たみへ。こっちの方が来慣れているからなんかホッとする。展望デッキから富士山が見えた。箱入り娘の1人行動練習のつもりなのだが、、飲食店にはどうしたっておひとりさまで入れないことをはじめて痛感した。デニーズなら余裕なのに、、。せっかく来たんだから「らしい」ものを!意識が働きすぎてるのかも。フラフラしながらもバスに揺られて3たみへ。一人で全ターミナル制覇。えらくなった気分。3たみは外国人が求めてくるジャパンをそのまま表現したみたいな感じだった。私も外国で生まれてたらJapaneseは未だに着物で横丁にいると思っちゃうのかな。こんなthe Japanに出迎えられちゃったら日本を見てちょっと興醒めしそう。よく我々が中国人に間違えられるのは羽田さんタミの日本橋付近のせいだったり笑 適当なことを考えながらフラフラ。カウンターがずらっーと並んでるのは成田味がしてよかった。あぽやんの影響で空港スタッフに憧れていた。けど。やっぱり肌で感じるにかぎる。母上は楽しい仕事と言ってたけれど。うーん。
脳内発言が多い私。あなたにとって空港とは、と自分に語りかける。
そーですね。私にとって空港はとても幸せな空間なんですよ。実は私の母、客室乗務員で。ええ。幼い頃から、国際線ともなれば丸4日母がいないとかざらにありました。丸4日ですよ。うち、父親もいないんで、ええもう寂しくて。丸4日って長いですよ。で、帰ってきようもんなら一刻も早く会いたくて。よく空港に来て、待ってたんです。展望台で母が乗ってる飛行機探して。着陸したときはなんだかホッとして、誇らしくて。
空港は、大好きな母が無事に帰ってくる最初の玄関なんです。
明日かあさんが帰ってくる。で、またどこかへ行っちゃう。それでも、また、そこまで行ってきたって顔して帰ってくる。成人したはずなのに、まだ寂しかったりする。