情緒不安定のじょ〜2023
5/16
今日は初めてずる遅刻をした。ずっと放置していた生え際のかゆみを取ってもらうために皮膚科へ。
1駅半分ローファーで歩いて小指にまめが。
新しい先生が優しくて、でも親が言うほど前の冷淡な先生も嫌いじゃなかった。
皮膚科なんて別に今日行かなくてもよかった。でもサボってみたい気分だった。
5/18
自分は特別なんてどこかで思ってるんだろお前。
ばーかばーか。
自己嫌悪が最近激しくて誰の前でもぼそっと嫌だなあと呟いてしまう結構やばいやつ。
なにが嫌ってわけでもないんだけどさ。
ここまでさっと読み返して思った。思いつくままに文章を書いてそれがこんな支離滅裂なものだ。才能なんてないに決まってる。そろそろ開き直ってもいいかもよ自分。開き直った上でまた、泥道進んでいこうぜ。
今日の帰り道はせっかく雨が降っているから郷ひろみになってみようかな。ないんないんないん。
塾の子に「文章が情緒不安定ですね」と言われたことがある。その通り。座布団6枚。
5/25
今までクラスメイトに好かれたことなくてそれはそれで寂しかったのだが、最近懐かれはじめて試験開始30秒前まで周りを囲まれていた。そうなった途端に迷惑に思う自分もいるのなんなんだよ。ないものねだり甚だしい。
明日から塾再開だ~…なんか自分のこと考えるの疲れてる。私の感情は基本波だから多分いつか回復するはず。自分史書きたくないな~なんでだろう。でも書かなきゃ受からないからなあ…つら。とにかく今は塾に行きたくない気分。少し離れたらすぐこうなる。でも回復するには行くしかないのだ。
5/26
自分史のひとつの出来事を書くのに3時間。
大丈夫か私…
さらに頭の中で思い浮かべていた物語の序章をばっとメモ機能に落とした。
気づけば午前2時。今日は3時間睡眠。
ピンクレディかよ。
背後から聞こえてくるそんなに好きじゃない人の声にいつも以上にイライラしてしまうのは寝不足だからかな。いや普通に拒絶反応か。好きな人もたくさんいるのに嫌いな人のことばかり思い浮かべてしまう。許せない人、嫌味ばかり浴びせる人、やけに反応が大袈裟な人。ああ全部同一人物だった。
西原さんが言ってた。大人になれば全部吹き飛んでどうでもよくなるからって。
本当だろうか。嫌いな人のこと考えに考えて時間使っちゃって、その挙句どうでもよくなるなんて滑稽だ。4時間目、授業中。真後ろの人間に悪態をつきつつサボってる私大丈夫か。
昨日あった警察官殉死の話は結構ショッキングだった。みんな、無事、かえってきますように。
5/27
朝4時に起きて熟語やろうとしたが失敗。
壮大な夢を見た。ホントの夢日記。
まずどこかマンションみたいなところへ車で向かってた。私、担任、昨日書いた嫌いな人K。駐車場の目の前に来たら担任がじゃあ後よろしくと言って下車。Kがノリノリで運転をはじめる。花壇に突っ込んだりスピンとかし始めた。私は夢の中でも超心配症でいや制服着てるのに?こいつ(私も)大丈夫かあ?とヒヤヒヤ。駐車スペースにも満足に止められず、絶対ここじゃないだろってところで止まった。どうやら我々は今度参加する高校生直木賞の打ち合わせをするために集まったらしく学年主任を探してフラフラしてたら、ふと駐車場の角から小学校の同級生Sが出てきた。巨漢でだらしなくて優しくもない。私は好きじゃなかった。でも、私いちお外面はいいから愛想よく話しかけとく。その間に私たちの間をおまえ絶対私のことひくきだろというスピードで向かってくる自転車2台ほど。危険運転流行ってんのかな。と思ったらいきなり私の視界にテレビ画面がいっぱい映り出した。Sが1人で大食い番組に出て、いじめられた妹に勇気を与えたいとかなんとか言いながらうんkgのチーズカツカレーを食べてる。Sの妹、可愛かったな~。いじめられたとしたら多分Sのせいだと思うよ。気づくとSは消えていた。スーパーがどう、とかいう主婦集団が通り過ぎたり。暴走したKはずっとフラフラしてる。そうしたらおそらく学年主任が乗っているであろう白い車が私に向かって突っ込んできた。
私は古い校舎にいた。どうやら模試らしかった。知ってる人も知らない人も疎らにいて、多分英語か国語の試験中。私は問題が解ききれなくて焦ってたら地震が来た。現実で起きた昨日の地震は体感4実際2だった。だから多めに見ても3だろうと思いつつ1番に机の下に潜り込んだ。校舎が古いから、もしかしたらと。あれ?みんな頭守んなくていいの?と思いながら1人で机の下にいた。試験は中止。一旦帰されることになったが試験の残り時間のカウントは変わらない。私は帰ってから、試験問題もって帰るべきだったと頭を抱える。あたふたしてるうちに試験終了10分前。呼び戻され、遅れたときの言い訳を考えながら疾走。教室へ行くとまた地震がきてこのときはちゃんと全員で外へ避難誘導された。他の生徒も外に出されてて、でも写真を撮りあったりととにかく緊張感何処だった。あと何故か振袖着た、成人式の帰りに母校に来ました的な人もいて夢の中で混乱。女子校なのに男もいてさらに困惑。群衆の中に唯一無二の親友の姿を捉えた私は、彼女の名前を呼んだ。彼女も高校違うけどなんか、そこにいてくれた。
繋ぎ目は記憶にないしそもそも文脈なんてなかったかもしれないが、修学旅行で泊まるような雰囲気の施設へ移動。壁伝いの両脇にずらーと部屋が並んでいてど真ん中に浴槽がついたシャワー室があった。修学旅行でこんな謎施設とまらないか。部屋と部屋、シャワー室と通路を隔てる壁はなくカーテンだけ。メンツは圧倒的に小学校の同級生が多かった気がする。クラスメイト対象にデスノートを書いてたSK(ちなみに私は媚び売って当初は見せてもらっていたけど後に見せてもらえなくなった、多分デスノートに書かれた怖い)ハワイ自慢で嫌われてたNなどなど、高校の人はKKちゃん1人、担任、塾の人たちも2人はいた。あとなぜかちびまる子ちゃんがいた。ただの美少女だった。それでお風呂に入ろうと。でもなんせ開けっぱなしのところだし嫌だなあと思いながらこそこそと支度をした。その間、斜め前で担任が世間話してた。9人くらいで一緒にシャワー室に入る。なんか喋りながらダラダラしてて知らない間にほとんどの子がいなくなってた。ここから部屋までどう戻ろうかと考えていると湯船に巨漢のSが浸かってた。きゃーと言うタイプの人間じゃないからただ呆然とSをみてた。
夜ご飯は施設内の店にあるカニ鍋コースらしい。
モタモタしながら着替えて、塾のY君と合流すると全然関係のない場所でKKちゃんがカニを食べてた。私は彼女が可愛くて仕方ないので場所に関してツッコミもせず、いつも通り母親面して美味しい?と聞いた。美味しい!とニコニコ。可愛い。気づいたらY君は消えてた。気にせずカニ鍋コースに1人で向かうが相当遅れてることに気づく。小学校の同級生とも話したかったしカニ鍋食べたかったので疾走。どうやら仮設の展示会を通過して行くのが近道らしいと。プーさん展をやっていてプロジェクションマッピングみたいなのでプーさんの世界に没入体験できるようになっていた。凄く綺麗だった。ゆっくり見たかったがカニが食べたかった。館内音声はプーさんナレーションの枕草子。ん?なんかチョイスおかしくない?と思いながら疾走、しようとするも失速。なぜか重い荷物を背負わされていて足が前に進まない。モタモタしてたがプーさん展で母親が没入体験をしていたので荷物を預ける。荷物の中から何故か私は塾へ行く時の持ち物ー合格手帳、筆記用具、タブレット、単語帳、授業資料をもって走り出す。階段降り、見知らぬ親子を追い抜いて、誰もいない売店を通り過ぎてレストラン街に出る。どこも行列。本能でここだと思った店に向かう。なんかアクロバティックなことしながら行ってたと思う。しゃぶしゃぶの店らしかった。本能で違うと思い、見た目中華料理屋のカニ鍋屋に入る。宴会席にはみんないて、私はあわよくばと幼馴染のKTを探す。前日、塾から帰宅してきたとき、祖父が停車させた車の進行方向側にあるKTの家をみて、こんなに近かったっけとふと思っていた。KTのことを考えると勉強も執筆も頑張れる。でもKTはいなくて代わりに塾の先生が私の前に立った。
「明日、焼肉屋で授業やるから」
ホントに言い出しそうなことだから驚かない。現実味を帯びてきたかも。いつものようにどんどん話を広げていく先生の言葉に頷きながら明日楽しみだなーと思っていたら目が覚めた。
Y君が嘘夢日記という面白いものを書いていたので私はホントの夢日記を書いてみた。
5/28
夢の話みかえしてやばいなーと思う。
誰も見ないといいなー。
勉強捗らない。日付跨いだら受験生らしい受験生になろうと思う。なるべく眠くならないで頑張ってほしい、自分。自律神経がどうかしたのか性格がただ怠惰になったのかわからないが眠くて眠くて仕方ない。
今、塾のオンライン授業(授業と呼べるかは非常に怪しい)を終えて、3階踊り場の階段の窓からKT家の窓が自然と目に入ってきた。そこだけ、明かりがついてる。もう私こんなに眠たいのに。明日からほんの少しだけ頑張れそうな気がした。KTはやっぱり努力の人だ。前に、天才なんて言ってごめんよ。ほんとは君と並んで歩きたいんだよ。再開するときはぜひキャンパスで。え?あの馬鹿が?って笑ってほしい。いや、KTはずっと私のこと馬鹿だとは思わないでいてくれていた気がする。
5/29
以前書いた小論文。
「ネットを通した承認欲求のあり方について意見を述べよ」
はいはい。いいね!を通して承認欲求を過度に希求することは如何なものかと思います。ネットでの印象操作は確かに現代受容されておりますし、芸能人ぶって投稿するのもまあいいんじゃないですか。でもね、いいね!って所詮はインスタントな情緒反応の結果じゃないですか。手軽に好きなものをマークできて、受け取った側はこれまた手軽に満たされる。これが世の常になったらルッキズムとか誹謗中傷とか増えるんじゃないの?どうなの?もっと知的努力をしようぜ!
ブレイディみかこさんの受け売りっすね。でも「アナーキックエンパシーのすすめ」は激しく同感だった。これまた別の、エンパシーについて語る論文で私が言いたいこととモロ被ってた。てなわけで、私はいいねなんて別に求めてません世の中に自分の文章を晒すという感覚を掴みたいだけなんで!写真も本当はつけたいけど写真をつけたらもっと多くの人の目にとまるかも!的な文言があったからつけてない。ハッシュタグもそう。
でも、昨日投稿した文章にいいねが3つもついてて、ニヤニヤしてました。はい矛盾。純粋に嬉しいです、何も気にしないでください、思考が熟しきれてない人間の戯言でした。いいね押してくれた方にありがとうって言おうとしたがそれもなんか変だと思った。いや、ありがとうなんだけど。うーん。なんだろう。
5/30
志望校志望学部の日本史問題で、解答のらくろからの選択肢長谷川町子がきて歓喜で悶えた。使い方多分違うけどエモい。やっぱ、なんか私この大学がいいわ。
5/31
自爆した。動けなくなりそう。いつもは寝たらなんとかなるさとか思えるのに楽しみな土日のことすら億劫になることがある。色々積み重なってつらい。
こういうときの自分の救い方ってなんだろう。
眠かったり覚醒したり忙しかったなあ。
6/2
うちの塾のような場所、ワンオペ育児みたいになっていて不安。真面目だなあって言われるの傷つく。
また溺れそう。塾終わったらパスタ食べてシス単やろうと思ってたのに。
6/4
サボり。ロマンスカー乗って外を眺めるとたまにこちらに手を振ってくる親子を見かける。にこにこ。
祖父母のエメラルド婚のお祝い。親戚一同集ったが当事者以外全員バツイチなの面白いし私としてはちょっと怖い。前に占い師に私は大丈夫ですか?なんて聞いたら気をつければ大丈夫ですみたいなこと言われた。いやまあ、そりゃそうでしょう。
ちなみにシェフもバツイチらしい。
ここは笑うとこでいいのかな。とりあえず笑っとこ。
明日からまたちゃんと受験生やれてますように
6/5
塾帰り。電車待ち。予備校って言葉なんか虫唾が走る…苦手。今の塾は結構かわったところだけど楽しいときはほんと楽しいからいいな~。今日は楽しかった。
ルッキズムを若干痛感。ちぇ、結局顔かよ。っていう不快感、これから何度も経験するんだろうなやだな。私は母上が美人だから私ももう少し粘ってほしいなー。父親の家系はもっと美。私は可愛いともブスとも言われない。平和でつまらなくて下手したら勘違いしまくって自爆する立ち位置。二重だしまつ毛長いし口元と目元にほくろあるし。可愛いと思いませんか。これがけっこー微妙なんだよな。悲しくなる。てかこれ世に蔓延る可愛いの典型じゃん。型に収まるの嫌だーって言ってるくせにこういう時だけ都合よくなるのが私。人間。ノームチョムスキーの普遍文法のこと勉強したり、ウィルダネスへの使命についてうんたらかんたら考えてる頭で、ああもっと可愛くなりたいな人に可愛いって思われたいなと思う回路があるの非常に滑稽かな。人は見た目じゃない!とは言えないなあ…本気で好きになったあの人ばかイケメンだしね。
特大ブーメランでやられろ、自分。
6/8
頭痛が痛くて勉強せずに寝た。ヴァファリンルナなんとか、いつもお世話になってます。薬が甘いってちょっと気持ち悪いけど。
2時45分に起きてほうじ茶を暴飲しながら勉強。長谷川町子もほうじ茶好きだったんだよ運命だ~!お供は大谷さんが10号かました試合。なんかHRくる気がして録画しておいたもの。一昨日もそんな気がしたんだけどペンケースと一緒に録画し忘れた。乃木坂聴きつつ小説のアイデア浮かべて野球みながら、meetとseeとmeet with の違いやらをノートに書く。
受験なんかでくたばってたまるか。
6/9
ひきずる。ずるずる。ズル休みしたいなー。なんか前に真面目って言われてなんで真面目かって、なにかあったとき逃げたりやめたりすることを知らないからだってさ。
1週間で2回も。夜中にふくらはぎがつった。痛いのなんのって。でもおばあちゃんがさすってくれるとこれがまたあっという間に治るんだよなー。おばあちゃんが死んだら思い出して泣きそう。というか私絶対こういうの文章のネタにしそう。
何故か一日中、頭の中を「石山寺多宝塔」というワードがぐるぐる。所詮夢物語だよな~と、とある妄想をしているときは、「戊戌夢物語」がぽんと出てくる。日本史科目生の性なのか???
今日は食欲が情緒不安定だった。明日も朝活しよう。
6/10
産物…三仏寺投入堂…
なんとなくで重い意味じゃ全然ないんだけど、自分生きるの向いてないなーって思う。なにもしてない時間が足枷みたいになってく。学校の今後の行事予定みて、卒業したあと本当に何も書いてないのと受験まで全然時間がないの不安になる。なんかやらなきゃこのままおちてくだけだし。頑張らなきゃ。
6/11
田川水泡先生の言葉が沁みる。三浦さんの演技すごい。会ったことないけど先生だーってなる。なんならBGMに勉強してるもん私。久しぶりにカート・ヴォネガットの(正しくは弟子が書いた)『読者に憐れみを』も1ページ読んでみた。沁みるなあ…
なんか最近、日が暮れ始めると急に将来が不安になる。漠然と。幸せになれるかなーって。明日は朝からエンゼルスの試合見れる。とりあえずそれだけで幸せだけど。なんか怖い。その先が怖いのかな、なんなんだろう。
6/13
天気いい。
6/14
保冷剤であだま冷やしながら寝落ちしてた。2時に起きて英語古文。あだま治ってなかったら休めたのにー。うー。今日は上を向いて歩こうをバックに。
6/16
自分の歴史を書いて自己分析を深めるーうちの塾のような場所でやっている自分史を書いているとそっちになにもかも全部持ってかれちゃう。自分のことだからなのか自分のことなのになんだか、全く辻褄が合わなくなって…。
6/18
誰だよ朝のアラーム音、森山直太朗にしたの。
私か。
6/19
なぜか私は友人らのストレスの捌け口になることが多い。自分で言うのも気持ち悪いが〝優しい〟から、舐められてんだと思う。なんなんだよと思わず口にしてしまう。誰も聞いてくれるなとも誰か聞いていてくれよとも、思う。
6/21
音楽のテストやらかした。
6/22
志望校の日本史記述対策プリントを放置していたの担当の、のいちゃんに遂に指摘された。
『早く出してね』
先生、私、今、先生が去年終わりきらなかった戦後史やってて約2000年の日本史総決算中なんです。しかも私カロリーメイトが想定してるような予備校通ってないんで独学中なんです、でもでも計画もちゃんと立てて7月から過去問演習入る予定なんです、なにもやってないわけじゃなくてー…言い訳がふつふつ湧いてくるけどぐっと飲み込んだ。大人の階段に足かけた気分。
6/23
模試の結果が過去最高に悪かった。一喜一憂するなって口では簡単だけど実際そんな器用じゃないよ。辛いし悔しいし自分に自信がなくなるし少しでも怠けていた自分に対する怒りが募る。手応えがあったからこそ余計にわからなくなる。こうやって嫌なことがあると私はそれに引っかかってしまう自分自身もその出来事丸ごとひっくるめて嫌になってしまう。なんでこんな人間になってしまったのだろうか。そうしているとキリがなくて。つらいなあ。思い切り胃痛がふってきてほしいと思ってる自分を保健室の先生に殴ってもらいたい。優しくされたら悔しさをも切り捨ててしまいそうになる。多分、しっかり切り取って、部屋に飾っとくくらいが丁度いいのかな。
充電の減りが早すぎる。塾までもちそうにない。
先生が私の偏差値をみて「お~いつもと比べたらやばいね」
「まあこういうこともあるさ」と笑う。
先生の充電も切れてた。
6/24
学年集会にて
「〇〇(付属大学に入るための付属高校対象試験)のために夏に勝負かけてください、命かけてください」
私ら特進クラスはそれを聞き流そうとするもあんまりしつこいんで笑ってしまった。ちぇっ、いいじゃんか、そっちの〇〇ってテストはさ。並一通り勉強してれば基礎しか聞かれないから余裕で答えられるし。受験会場だって通い慣れすぎた学校でいつものメンツと。先生たちその大学の人間だからなにより熟知しててさ。なにが命かけろだよ。それより上目指してる私たちは命以上のなにを捧げればいいんですかい。人によって難しさもかけてる思いも事情も違うからかさ、いつもは、私たちの方が難しい大学受けるのに…いいなあ…っていう隣の芝を見る心の目は閉じてるんだけど。学年主任の言葉と付属大学進学率の毎年の平均値が、体育館をみたして、息苦しくなって、寝たふりするクラスメイト続出。私は遠いのをいいことに学年主任にがんとばす。帰り道にて。11月末に合格発表だと言えば、クラスメイトが「じゃあ受かったら胴上げだね!」「自分のことのように嬉しいよ」と微笑む。うう眩しい…。私たちを見てくれない先生らの手柄にならないようにと悪戯っぽく笑い飛ばしてた。私は学年主任の言葉と、その時の空気を思い出して、今度はそれを鼻で笑ってやる。自分の中の絶対を握りしめて、階段二段飛ばししてみみずの残骸を避けながら帰った。
6/25
今日は自分史絶好調DAY。すらすら言葉が出てくる。やっとひとつトンネル抜けた感じ。
自分史に語彙力吸い取られたのかこっちはなんかガタガタだな。
ま、いいか。
6/27
今日はずっとお腹痛くて突っ伏していた。
保健室の前で入ろうか入るまいか逡巡してると日本史の先生にみつかる。
大丈夫?元気?迷子?
はい迷子です人生の。
なんて言ったら困るだろうかと思いながら愛想笑い浮かべとく。保健室にはいかないで空き教室で突っ伏していた。
6/28
保健室に行く。終業式も行く予定だからそれまでは我慢しようと思ってたんだがはてなんの我慢か?古典の先生に「保健室行っていいですか?」言ってからお?と思う。行っていいですか?って変じゃん。行くなって言えないよな。ありゃりゃ。むかむかしていたので横になって単語やる。先生いつも端のベッドをあけてる。行くたびになんかマットが高くなってる気がする。カーテンの向こう側のひそひそ話をきくのがすきだ。先生たちの会話、結構げすい。「まっちゃん、聞き流してね~」と言われた。はーいとは言わない。いや、言わないけどね。
今日はなんかあった?
いやただのアレです。
あーそうだったの。もーだめねー大人は。なんでも理由つけたがって。
緑の縁のメガネかけた大好きな保健の先生が笑った。帰るときも色々励ましてもらった。職員室によると世界史の先生と遭遇。
松子さんお久しぶりです、お元気そうでニコニコ。
先生私さっきまで2時間保健室にいましたニコニコ。
私って自意識過剰なんだ!とようやく気付いた。気付いたというか、私のそういうところにあてはまる言葉がやっと見つかった。誰にも見られてなくても誰かに見られてる気がして。なるべく小さく動いてる。ぱっちり二重じゃない日は誰にも会いたくない。街で落し物しても拾うのがなんか恥ずかしくて、まあいいかと捨て去ってしまう。ハンバーグ弁当を頼みたくても、あこの人意外とこういう茶色の好きなんだと思われるのがなんか恥ずかしくてペペロンチーノでかっこつけてる。あー私自意識ライジング中なのかも。ちょっとスッキリ。
6/29
燃え尽き症候群とかってあるけど燃え尽きなきゃ成し遂げられないこともある。その時の光景が頭から離れられなくて眠れなくなるくらい、燃え尽きてみたい。
7/2
今読んでる外国文学で人生に向いてないって言葉が序盤から出てきて心臓がギュッてなる。私もよく考えるから。死を覚悟した主人公が宙に向かって「あなたがいなくて寂しいわ」と言う。これまで愛してきた人たちに、今そこにはない魂に訴える。私は『悲しみを超えて』っていうBGMを聞きながら日曜の昼、泣いた。期末試験も受験勉強もすっぽかしてその一言に泣いていた。
7/8
胃が痛いかもしれない。
今日の午後は無気力症候群だった。夜ご飯なに食べる?と言われても食べたいものがなくてかといって食べたくないものはある。私一人暮らしとかしたら食生活やばくなりそう。なにも食べなくてよかったりする。気持ちてきにはね。無気力のとき私はなぜか芸能人の訃報速報集を見ちゃう。永井さんの出棺の映像とか、なんか死からエネルギーを吸収しようとしてる。受験生だぞしっかりしろ。
7/9
赤本買った。今週最後に一言もの申す
磯野波平は京都大学出身じゃないからな!!!!!
7/10
受験生らしく朝から学校のラーコモで自習。貸し切りだ~い。今日は部活の顧問に差し入れを持っていくのもミッションのひとつなんだけどいつものように職員室のドア全開きじゃないのつらい。小心者で自意識過剰(特に学年の教師に対して)な私にはドアすら開けられない。
あなたの小説の強みってなんですか?って言われて答えられない凡人。私消費者むきなんだろうな。
7/14
頭痛が痛くてでも勉強せねばらなくて冷えピタ貼りラーコモへ。早稲田の英文が意味わからなさすぎて笑ってしまう。早稲田を笑っているのか自分を笑っているのかわからない。訳読み込みすぎるともっとわからなくなるからネイティブになったつもりで。冷えピタ貼ってると限界受験生みたいでいいな。形から入っていこう。
7/16
珈琲の匂いは仕事人間の父親の匂い。
だから嫌い。
7/19
昨日よんだ第一志望校の英文。
〝Imaginary companion 〟
自殺したある人の遺書は、これに宛てた手紙だったって。別に狂気の沙汰じゃないと思うのだが。
7/20
noteが停滞してるときに限って、塾のY君から
「note書いてます?」
と聞かれる。私はnoteがすぐにこの機能に変換できなくて、なんのノート?日本史?とか思っちゃう。
7/21
疲れたときに見る夢
少し綺麗になってなぜか老人ホーム的な機能も兼ね備えたうちの高校で目を覚ます。自分史かかなきゃ…と。タブレットを片手に足は自然と音楽室へ向かう。音楽室で自習なんて絶対嫌だ。私は音楽室の隣にある狭い準備室の中でぼーっとする。日差しが気持ちよかった。廊下は雨が降った日みたいに薄暗かったのに。準備室に合唱部と吹奏楽部の活動予定表が貼られていて、今日が吹奏楽部の練習日だとわかると私はすぐに移動する。合唱部は吹部と仲が悪い(ほぼ弱小合唱部の僻みだが)吹部は放送部と仲が悪い。敵の敵は味方理論。ちなみに合唱部と放送部は仲良し。フルートを持った中学生2人とすれ違って生徒ラウンジに移動する。まだ朝早いから誰もいない。奥の方に私にいつも「元気かー?プレッシャー感じずに頑張れよ」って声をかけてくる先生がいたかもしれない。その先生はよく私のことを色んなところで「うちの学校の宝」という。この言葉をもう少し楽しめたらまだ私はマシだったかもな。
ラウンジを通り過ぎたらあるはずの下駄箱は、ご老人や家族連れで地味に賑わう食堂になっていた。朝の朝食会場、てきな?ここでも色々あったんだろうけど覚えていない。自分が小さかった頃の家族が、そこで食事をしていた気もする。全然違う人たちだったかもしれない。
あとは断片的に。科学技術館のようで科学技術館ではない屋内型施設に校外学習できていた。わたしはいつものメンバーで館内を回っていて、先生の中には寿退職した大好きな元担任がいた。半月板損傷でインターハイを棄権することになってしまったクラスメイトがこちらを見ていた。わたしは昨日そのことを知って、なにも言えなかった。小学生の頃、あんまり仲が良くなかった空手少女もいたな。
なんか全体的にふわふわした、プロジェクションマッピング頼りの館内。あと10分したらバスで移動するよと言われたのに、なぜか私は家族と一緒に自家用車に乗って移動しようとしていた。外の雨はやばかった。洪水してるようにも見えた。モタモタしてたら傘持って先に行かれる。うちの運転手はおじいちゃんなのだが、彼は途中下車(デジャヴ)、代わりにおばあちゃんが運転を始める、無免許(デジャヴ)。大雨の中スリップした車は勢い余ってひっくり返る。夢の中で軽く死ぬ気がした。
「もうやだ~…」と嘆く私。本気で嘆いていた本当にもうやだった。
なんとか、とりあえず科学技術館に戻ってきた。クラスメイトやら空手少女は奥のブースで食品サンプルを作っていた。昨日評定が足りずに志望校に出願できないことが決まって泣いていた子はニコニコしながらチャーハンを作る。インターハイの子は北京ダック。あとは誰か覚えてないけどたこ焼きの制作過程(たこ焼き器でぐつぐつしてるあれ)を作ってる子がいた。天かす入れすぎてなんか気持ち悪かった。私はそれを見守る。自分は体験教室とかやりたくないタイプ。
受験で疲れているわたしは夢の中でもグッタリしてる。と、しゅんやくんが目に入る。夢の中では仲がよろしいようで私はすぐに彼に抱きついた。しゅんやくんも同じ強さで返してくれる。そのままコアラの赤ん坊みたいにしゅんやくんにひっつき続ける。人とハグすることなんてない私だが、実は結構なかまちょなので、気が許せる人ができたら一方的なタイトハグをしたいと思っている。夢なのにしゅんやくんの細さもハグのなんとも言えないあったかさも全部感じられて、嬉しくてなかなか離さなかった。しゅんやくんはずっとそのままで、色んなとこをぶらぶら歩く。私をひっつけたまま。
久々にいい夢みた。なんでしゅんやくんなんだろうと思いつつ、まだ頭をズキズキさせながらしゅんやくんのインスタをフォローする。生まれて初めてハグってあんな感じなんだと夢の中で知れた。なんだか寂しくない。
混沌とした脳内におどるポンポコリンを流す。
7/26
食欲なくてむしろ気持ち悪い方だったけど、自習室で他の子のお弁当の匂いがして、自然とお腹がすいたような気がする。塾のYくんが「気の持ちよう」と連呼するエッセイを前に書いてたな。うん気の持ちよう、気の持ちよう。
7/28
昨日は散々な日だった。まずエンゼルスの試合が中止になった。めざましテレビを見て獅子座が最下位だと知る。このときはなにも思わない。朝けっこう歌うことが多いのだが昨日は上手くなかった。夜中ずっと充電していたはずのタブレットがなぜか3%だった。母親がなぞにイライラしていた。塾に行こうと着替えるどれも少しキツくなっていた。雪肌精の日焼け止めクリームを忙しく塗りたくっていたら服に思い切りついた。最寄りまでおじいに送ってもらう。科学技術館をすぎたあたりでふと、「来週はzoomね」と言われた気がして塾生と先生に片っ端からLINEを送る。結局zoomだとわかりUターン。気づいただけましかもしれないけど。塾が始まり小論文の授業。先生が移動するからまた連絡するとzoomを抜ける。いい加減学べよ私。こういうとき、連絡は絶対こない。スマホを気にしながら自学習にもなかなか切り替えられずにぼっーとしていた。ぼっーと疲れと罪悪感から微熱を出す。
せめてきんだるで参考書だけ買っておく。でもフリーで読めるやつを読んで自滅。生年月日からその人の人生を知るみたいな。占いのようで占いと一切書かれていない本だった。占いに行くと必ず言われることが書いてあった。またこれかよと。
私は企業の輪の中で才能が開花して、医療従事者なんかもいいらしい。表現するのは年をとってから、そういうのは遅咲きになる。恋愛に理想を求めすぎて崩壊する。コツコツ努力するあなたをみんなすごいなと思ってます。
うるせえだまれ。
7/30
人生最後の17歳。特になにもって感じだけど楽しかった方だと思う。
12月15日
前々前世というか
先々先週くらいに合格した。大学。
いわゆる難関大だからしばらく優越感に浸っていたがそろそろ長い後夜祭を終わらせようと。
1/28
今日こそ変な夢みた。
学校案内パンフレットの撮影があるから慌てて小顔マッサージ。1月終わってほしくないなあ…
1/29
書いてないといざというとき、書けなくなりそうで。今日もてきとうな日記を書いてみる。今日は叔母さんと母と3人でムルギーランチからの老舗ホテルのプリンアラモード。叔母さんの離別した息子の話を聞くのが面白い。叔母さんはいつも息子たちの写真を待ち受けにしてアカウント名も全部息子たちの名前にして私たち親子に会うといつも同じ過去を振り返っては笑わせてくれる。したが20歳になれば会いたいなあって言ってて、別れてもこんなに想ってくれる親は、果たして普遍的なものなのかいつも考え込んでしまう。特に、成人式の振袖決め回りをしていたときどこの店員からも「お父さんがみたら泣いちゃうね」と悪気なく地雷を踏まれ続けていたからか。そんな理屈関係なしか。今日は余計に考えこんでしまった。
2/10
中3のときの答辞がよかったからと高3でも答辞を任された。これってあれだよね?新人作家が賞とった1作目に、2作目はどうしたって及ばない現象。
プレッシャーがやばいのです。私はこの3年でかなーり難しい人間になったので学年主任からも「高校生らしく」と言われてしまいました。でも小論文コンテストだったりうちの大学の記述問題じゃなければ普通に「高校生らしく」かける…はず。
大好きな宇宙兄弟と、長谷川町子と、Beautiful の歌詞「世界で一つの輝く光になれ」
無理やり詰め込んで作った答辞を送りつけた。
不安で銀ブラから帰ってきたら、なじみの教員から
「大変素晴らしい内容だった」と返信きてて涙が出た。やばいな、私。
作家として生きていきたいけどこんなこと続けてたら多分もたない。でも、書くの、楽しいの。
推敲作業はバレンタインデー。おじさん4人に囲まれてがんばります。
2/14
プロモアマモカンケイナイハズ
作品書くって私からしたら出産と同じなんですよ。いや、出産したことないがね。マタニティ本はかなり読むよ。まず予定日なんてあてにならん。調子良く、するすると言葉がでてきたら早くうめるし、「まだかな~早く出ておいで~」ってときもしょっちゅうだし。自分からうまれてくるから自分ごとでもあるけど他人のこと書いてるから他人ごとでもある。出てくるかこないかは私のせいというよりも自然の成り行きってほうが多い。今回のお産は促進剤打たれまくってきちかった。でも、お腹痛めて(がちで)汗水流してうんだ我が子〈作品〉はまじでかわいい。最初ほんと猿みたいで、えーこういうものなのー?これであってるー?そわそわ。って感じだけど段々かってがわかってきてどんどん無意識に愛おしくなってくる。だからね、
いくらより素敵な我が子に育つために必要だと思っていても推敲作業はかなりきちい!!!!特に自分独自の表現とか。これスッと入ってこなかった。とか言われると「うちの子になんてこと言いやがる!」と心がふつふつする。よりよくなるのはわかってるからさ、推敲する側の教師は是非出産と創作の関係を知っていてほしい。今日はつかれた。でも、やっぱりここが面白くて、めちゃくちゃお産はつらいけど、終わればけろっと痛みを忘れちゃってまたかきたいー!ってなる。ここまで含めてのお産と創作って私は思ってる。いや出産したことないけどね。
5/1
最近ずっと相思相愛を聴いてる
また📓かきはじめます。
アイドルやったり彼氏ができた高校の友人にのろいをかけたりしているしがない大学生のエッセイです。ぜひ読みにきてください。