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[bloxcards]doomspireについてのメモ 2

今回はキーワード能力以外の要注目サイクルについて触れる。デッキの潤滑油やデッキのコンセプトになり得る切り札等の分析。

デッキの潤滑油!?ユニットサイクル

これらのサイクルは共通して無色のファイターで、コストは白以外の単色という特徴がある。
この性質上単色のデッキに組み込め、更に無色のファイターなため、足りない白スタッドを供給できる。

赤の汎用札

例えばこのカードは赤担当で、200パワーバフと相手の墓地にあるカードを3枚消し去れる。この能力で自軍のファイターをパワーアップさせつつ相手の墓地戦略を崩せる。

新たなる青の妨害札

この青のユニットは次のエンドステップまで、対象の敵ファイターのパワーを300低下させることができる。青はステータス勝負で負けがちなのでパワー低下は多いに越したことはない。

黄の変形妨害札

この黄ユニットは対象のファイターをこのカードに変形させる事ができる。その為、相手の重要なシステムファイターを実質的に除去できる。

緑のサーチ

緑のユニットは死亡時にデッキから2枚スターターファイター(コスト4以下の白スタッドで出せるファイター)をサーチ出来る。やや悠長だが、手札補充手段が少ない緑にとっては有り難い。
この様に色ごとの特徴が色濃くでており、更にコストも軽いのが多い為、お世話になるデッキビルダーはかなり多いだろう。
低~中コスト且つメリット効果、白スタッド供給はこのゲームでは貴重な為、単色デッキのパワーが上がるのは間違い無い。
しかしながら無色のファイターである為、入れすぎると色が濁ると言う絶妙なバランス。どのくらいの枚数採用するかはビルダーのセンスが試される。

破滅の斜塔に挑む候補者サイクル

彼らは共通してコストは単色の9、そしてレアリティはレジェンダリーという特徴があり、強力な効果を持っている。

エメラルドの騎士

彼は赤の候補者サイクルで、攻撃時に全ての地形カードを破壊し、破壊した数につきこのカードのパワーを2倍にするという豪快な能力。
彼の素のパワー自体が1000ある為2つ以上破壊すればプレイヤーの4000ライフを一撃で消し飛ばせる、赤らしいカードだ。
この破壊する地形カードは相手の地形カードも含むため、地形デッキ使いはこのカードを見た瞬間死を覚悟することだろう。

芸術家

青の候補者である彼は2回攻撃が出来、ターン終了時にランダムなギアカードを与え、そのギアカードのコストを無料にする。
シンプルで、ギャンブル性の高い能力を持つ彼は、無限のアドバンテージを与え、着実ににゲームの主導権を握る。
彼のステータスも高いため、与えられたギアを装着させても良い仕事をするのも強い。総じて新しい青のデッキコンセプトに相応しい能力を持っている優秀な青のレジェンダリーと言えるだろう。

名前が可哀想

彼女は緑の候補者であり、能力は地形カードを唱えるたびに300/300の影の獣を召喚し、このカードが死んだ時、このターン死んだファイターにつき2白スタッドと2緑スタッドを獲得し、自分に緑のカードを与える。
影の獣によって盤面を固め、更に死んでも後続を確保するという緑らしい切り札。地形カードを多く使うデッキでの採用が見込めるだろう。

名前が可哀想2

黄の候補者はトリッキーな効果をしている。その能力というのはこのカードは効果の対象にならず、更にファイターやアクションがこのカードを対象に取る時、次のエンドステップまで消失する。その後各プレイヤーは手札をデッキに入れてシャッフルし、6枚カードをドローさせるというものだ。
この対象耐性によって候補者の中で最も除去に強く、更に手札入れ替えのトリッキーな能力は相手のハンドキープしているカードをデッキに送りつつ、自分は手札補充という使い方もできる。
しかしこの効果を相手に上手く利用されてしまう可能性もある為、候補者の中で一番扱いが難しいカードと言えるだろう。

まとめ

デッキの動きをサポートしてくれるユニットサイクル、デッキの切り札になり得る候補者サイクルはどれもユニーク且つ強力な能力を持っており、これらはbloxcardsに新たな風をもたらすこと間違い無しだ。
この新弾に期待を寄せつつメモを終える…

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