guts and blackpowderが面白い![roblox]
ガッツ&ブラックパウダー(略称g&b)が本当に面白い。以前にも取り上げたが、今回はより長く深く語りたい。
特徴
このゲームはゾンビ(厳密に言うとゾンビとは違う)が19世紀初頭に猛威を振う世界で、生き残った兵士達がサーベルとマスケット銃で脱出を目指すCo-opゲームだ。武器はサーベルとマスケット銃だけなので、ハンドガンやアサルトライフルも無い中で亡者の大群を捌き切るという今までのCo-opとは一風変わった体験が味わえる。
そして役職があり、それぞれ独自の強みがある。更にステージ毎に舞台となる国が違う為、使える兵士の服装が異なる。
役職について
役職は使える武器・道具が異なる。そして役職毎の強みや弱みもはっきりしている。どの役職もチームに貢献でき、決して不要な役職など居ない。
1 戦列歩兵
基本中の基本とも言える役職で、サーベルと銃剣付きマスケット銃を扱う。彼等はサーベルを使って亡者の大群を薙ぎ払い、マスケット銃で近距離での対処が困難な亡者を排除する。
立ち回りとしてはサーベルで前線を張って亡者を薙ぎ倒し、要所要所でマスケット銃を使うのが良い。無理にマスケット銃を使うのでは無く、基本はサーベルで戦うのが戦列歩兵のスタンスだ。
2 水夫
彼等は戦列歩兵よりも集団の処理に長けており、火薬を使った散弾銃であるブランダーバスを扱う。
彼らの立ち回りは戦列歩兵とほぼ変わらない。基本はサーベルで戦い、要所要所で散弾銃を使う。しかし銃を使う時は戦列歩兵よりも亡者を引き付けてから撃つのが良い。そうして引き付けたら、亡者をまとめて散弾銃で吹き飛ばしてやろう。
3 工兵
彼等は壁を建てて兵士達の前線を守る頼れる存在だ。ハンマーで建造物を建てつつ、大ダメージ・周囲の亡者を怯ませることが出来る巨大な斧を使って兵士達が安全に戦えるようにする。脱出の為には必要不可欠な存在と言えるだろう。
立ち回りとしては基本斧で戦い、暫くの間一定の場所に留まる必要がある場合にのみ壁を建てよう。壁を建てる際は横一列で亡者が隙間から通らないよう綺麗に建てると良いだろう。
そして慣れてきたら亡者と戦いながら壁を建てたり、修復するようにしよう。亡者の攻撃を止めるためには斧を持った状態でF(モバイルなら斧を持った際に表示されるアイコン)を押すと突き飛ばしが出来るため、突き飛ばしを上手く使いこなしてラインを維持しよう。
4 演奏者
彼等はバフ要因で銃のリロードを速めたり、工兵の構築速度を上げてくれる。
立ち回りは基本的に楽器を使うだけで良い。仲間が助けを求めている時は演奏を中止してサーベルで戦おう。彼等はシンプル且つ縁の下の力持ちだ。生存率を上げるために出来るだけ仲間の側にいるようにしよう。演奏はタイミング良く右クリックをしなければ効果が発動しないため、地味に難しい。
5 外科医
彼等は仲間の傷を手当する事に特化した役職で包帯箱を設置したり等が出来、チームの健康を維持するにはなくてはならない存在だ。包帯箱の設置や仲間の治療には物資が必要であり、物資は亡者を倒すことで獲得できる。また、包帯箱はマップ内で1つしか設置出来ない為使い所を考える必要がある。
6 神父
彼等は聖なる力を以って亡者を怯ませたり、感染が進んでいる仲間を癒したり等が出来る。あまりにも特殊過ぎる役職で、彼等は実績 Soldier Graceを達成しなければ使用できない為最初から使うことは出来ない。戦闘には向いていないが周囲の亡者を怯ませる十字架や回数制限こそあれど仲間の感染を癒せたりなど、痒いところに手が届く立ち回りが出来る。
7 将校
彼等はリロードの速いピストルと突撃能力が使えるサーベルを持っており、常にバランス良く立ち回れる。
特に強力なのが突撃で、周囲の味方全てに移動速度上昇・攻撃速度上昇のバフを与える。
戦列歩兵とは相性が良く、突撃能力のバフを受けた戦列歩兵の銃剣は常に攻撃判定があり、更にどんな亡者ですら一撃で倒す為、将校は戦列歩兵の近くで突撃を使うように意識し、バフされた戦列歩兵側は銃剣を使うように意識すると良い。
特殊な亡者.1 ボマー
ボマーは歩く脅威で、火薬の詰まった樽と松明を持っている。プレイヤーに気付くや否や樽に火を付け近づきながら自爆する。
このゲームを始めたての新兵はそんなボマーの対処法が分からずサーベルで切り付けてしまい、悲劇的な結末を迎えてしまうことが多々ある。
対処法は安全な距離から銃で撃つのが手っ取り早い。しかし咄嗟に銃が使えない場合はあえてこちらに気付かせ、自爆を誘う様にするのも良い。
ボマーが脅威たる所以は工兵の壁を破壊してしまう事にある。亡者の大群が押し寄せる中でラインを維持する為の壁が破壊されてしまった場合、大群の進行を許してしまい全滅一直線に。
戦列歩兵や将校、水夫は銃を使う際ボマーを優先して撃つべきだろう。そうすれば亡者の食卓には並ばずに済む。
特殊な亡者.2 ランナー
ランナーは野犬のような奴で、赤く光る目がチャームポイント。
プレイヤーの存在に気付くとダッシュでこちらに向かって来て、捕まえる。そのとき誰かの助けが無いとランナーは捕まえたプレイヤーの喉笛を嚙み千切ってしまう。
幸いランナーは打たれ弱いためサーベル一発で仕留められるが、真価を発揮するのは多くのプレイヤーが密集してる時で、その時は大抵目の前の亡者の大群に対処しなければならないときが多いため、ランナーに捕まったプレイヤーの助けに行けない、またはそもそも捕まった事に気付け無いからだ。
対処法としてはランナーが向かってきたらサーベルでタイミング良く切り殺すか、他のプレイヤーの傍に居るようにするのが良い。
特殊な亡者.3 イグナイダー
奴は工兵の敵ともいうべき存在でランタンをこちらに投げて燃やしてくる。
とにかく燃やす事しか考えてない亡者で、最悪なのがボマーと一緒に居る時だ。ボマーの対処もしなければいけないし、かといってイグナイダーの対処を疎かにしているとランタンを投げて燃やしてくるためラインを維持する為の工兵の壁が焼けてしまう。
近接での対処も最善とは言えず、死亡時にランタンが割れ周囲を燃やし、結果的にラインが下げざるを得なくなる。
じゃあ火の中に居続ければ良いと考えるかもしれないが、火の中にいると武器がつかえなくなり、暫く居ると火が燃え広がりプレイヤーの助けなしでは火が収まらなくなる。
しかしこのランタンの火は上手く扱える。他の亡者も火のダメージを受けるため、大群の対処がしやすくなったり、アイテムの水バケツを使えば火を消せる。
そして幸いな事に亡者の中ではスポーン頻度が低い為対処は容易。
特殊な亡者.4 ザッパー
亡者と化した工兵で、斧を振りかざしてくる。そして亡者の中で最も屈強な存在で、斧の攻撃力は体力の8割を削り、銃に対する耐性も持ち合わせている恐怖の存在。しかしそれ以上に対処法もシンプルで複数人で切り刻むだけで意外とあっさり倒せる。
ザッパーが脅威になるのは亡者の大群に混じってる時で大群の対処に追われる中で意識外から斧の一撃を食らわされあの世行きになってしまう。そんな時はザッパーにフォーカスを当てて手早く倒すようにすると良い。
あと基本中の基本の亡者の名前はシャンブラーで、掴み掛かるタイプと噛みつきタイプが存在し、掴まれてる間に噛みつかれ亡者の仲間入りを果たしてしまうため、特殊な亡者ではないが細心の注意を払う必要がある。
最後に
最近メキメキと人口を伸ばし、知名度も上がってきているguts and blackpowder。是非一度プレイしてみて欲しい。