FAB4に異議あり!!

マグニフィセント7も遂に3社が脱落してFAB4になったと言われている。具体的には脱落したのはアップル、アルファベット、テスラででFAB4に残ったのはマイクロソフト、アマゾン、エヌビデア、メタということになるがどうもいささか違和感を感じる点がある。
 ここで7社の基本的に体力を確認してみよう。各社の過去10円間の増益率と株価の関係をチェックしてみよう。増益していれば株価は上がって当然得あり、増益していないのに株価が上がっていれば買われすぎであるからだ。
       (2014ー2018年)(2019ー2023年)   2014ー2023年
アップル 増益率   1.6倍      1.6倍        2.56倍
     株価上昇  1.97倍     5.06倍        9.89倍
  株価上昇/増益率  123%     314%         386%

マイクロ 増益率   1.78倍     4.36倍        7.76倍
ソフト  株価上昇  2.78倍     3.87倍        10.75倍
  株価上昇/増益率  156%      89%         138%

アマゾン 増益率   36.76倍    3.02倍         111倍
     株価上昇  3.96倍     1.96倍        7.76倍
  株価上昇/増益率   11%     64%          7%

アルファ 増益率   2.41倍     2.38倍        5.73倍
ベット  株価上昇  1.91倍     3.89倍        7.42倍
  株価上昇/増益率   79%     163%        129%

メタ   増益率   14.1倍     1.0倍        1.41倍
     株価上昇  2.63倍     2.44倍        6.41倍
  株価上昇/増益率  18.6%     244%         45%

エヌビディア増益率  9.41倍     7.19倍       67.65倍
     株価上昇  8.66倍    16.06倍       139.07倍
  株価上昇/増益率   92%     223%        205%
                2021ー2023年
テスラ   増益率           20.8倍   
     株価上昇           0,8倍
   株価上昇/増益率         4% 
(テスラは2020年に黒字化したので2021年以降の数字)

脱落組について
・アップル
アップルは増益率が低いのに株価の上昇は高いので買われすぎであった。
またAIに関しては出遅れが明確であるので致し方ない。
・テスラ
株価は買われすぎの状況であり、EV化の流れが腰折れになったのでこれも致し方ない。
・アルファベット
増益率はコンスタントに伸びており株価は割高とはいえない。AIに関しても遅れているわけではないので違和感を感じる。

FAB残留組に関して
マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアに関して異論はないがメタに関しては違和感を感じる。理由は以下の通り
①2019年から2023年」までの5年間は増益はなしので、株価は買われすぎ。
②AIに関してはこれから参入を計画しているがクラウドではアマゾン、マイクロソフト、アルファベットがシェアを押さえており厳しいのではないか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?