孫が可愛いという世間の言葉は本当だった
二人の娘の結婚が三十代で
しかもいつまでも子供を持とうという話が出ないので
てっきり「二人の生活を楽しむのだろう。
わたしは孫の顔を見ることは無いかな、
まあそれも悪くない。」
などと老後の自由な時間が保証されたとばかり
考えていた。
それがコロナ禍に突入した後に
それぞれに出産した(驚
昭和であればカルテに〇高?(まるこう)印が付く年齢だ。
やはり希望の個人病院では出産できず
大きな病院での出産となった。
当然、夫たちは出産には立ち会えず
ばあばも退院まで会えなかった。
そうして流石(高齢)出産。
体力が持たず、一人は家族ごと実家(つまりウチ)に三か月滞在した。
婿さんはテレワークなのであった。
こうして老老育児が始まった(笑
その経緯はまた記すとして
一歳になったばかりの孫(♀)と
先日、上野の森美術館のモネ展に行った。
すごい人混みの中
「まあ、赤ちゃんが来てる!」
「お利口だわあ!」とか
お言葉を頂戴したけれど
孫と娘と三代で美術館のモネを観れるなんて
正直かなり感動した(笑
絵に描いたように幸せな家族に見えたに違いない(笑
孫をベビーカーで散歩させていると
友人が言う。
「羨ましいような理想的な光景ね。」
実際はいろいろ大変だけどね(;´Д`)
ただ、食パンをつまんで食べるようになった様子を見ただけでも
もう可愛くてたまらない。
ウチに来てもばあばから離れない孫たちは
正に目に入れても痛くないほどに可愛いのであった。