【同人】眠れない夜【疲れた】
同人活動をされている同士よ、昨今の某X騒動をどう受け止めていらっしゃいますか。
明け方4時、おはようございます。まるみです。
深夜の中途覚醒から眠れなくなりこの記事を書いています。
わたしは巨大ジャンルの中の本当に小さな界隈(BL)で、細々と活動している弱小字書きです。
界隈の規模は、直近の女性向けイベントで20スペース無いくらいで、わたし個人の某Xアカウントのいいねは雀の涙です。……いいの。注目される方が怖いから。
眠れなくて今思っていることを書き殴ったので、ここからは文体が変わります。書き殴ったからしゃーない。
たったほんの一握りの小さな世界を泳いできたが…疲れた。
愛を込めて話を作るのは楽しい。ものすごく楽しい。頭の中で推しカプが自由に動いて、少ない語彙で一生懸命書く。大好きなシチュエーションの中をふたりが自由に泳いで楽しんでいることが嬉しい。
この気持ちだけでいられたら、こんなに疲れることはなかったのに。
元々はROM専だった。話を読んで、漫画を読んでときめき、ささやかな♡を送る。今思えばその時が一番楽しかったのかもしれない。
推しが大好きで、この気持ちを共有し合いたくて壁を超えた。同じ気持ちや、それよりも素敵な、わたしでは言語化できない魅力を発信している方とひとこと二言、会話してみたかった。
実際に楽しかった。大好きな人に話を読んでもらえて、片道フォローが相互フォローになったときはとにかく嬉しかった。これが醍醐味かって実感した。
でも、わたしの嗜好は同じ界隈、同じカプが好きでもどうやら違ったらしい。
わたしはBLのABカプの、Aが最推しである。いわゆる攻め推し。周りにいますか?攻め推し。
しかも(同軸)リバと逆カプは苦手な、完全に左右固定の攻め推し。
これがいなかった。隣人のさらに隣人も繋がってる小さな界隈を隈なく探した。しかし同じ推しが好きでもリバも好きな人と、逆も好きな人しかいなかった。左右固定のA攻め推しはわたしだけだった。BLって圧倒的に受け推しが多いらしい。壁を越えるまでは知らなかった。
それでもオタクは共感を求める生き物なので、村中を探し回った。でもその度に苦手なシチュエーションに出会い、勝手にダメージを受けた。勝手にね。
攻めのかっこよさを伝えたくて「攻めってかっこいいんだよ。最高の攻めを見て欲しい」と思ってたくさん投稿した。感想もいただけたし、それで繋がった人もいる。……みんな、受けがかわいいって言ってた。
加えて今回の某Xの騒動。弱小字書きは大した影響ないけれど、小さな界隈があちこちに避難所を作って、散り散りになってるように感じられる。かくいうわたしも別媒体にアカウントを作った……壁打ちとして。
様子を伺っているのか、みんなタイムラインにいないし、どさくさに紛れて界隈から消えるには絶好の機会だと思ってる。
育てたアカウントを手放すのは惜しいから、鍵をかけて元気な時に見に行く程度で良い。世にも珍しい攻め推し(泣)は、交流せずに壁打ちするのが、自分も推しも一番大切にできるような気がする。初めてイベントに出て、同人誌の作り方はわかったけど……もうイベントにも出ないし、行くこともしない。
別名で創作してるし、まさかこれを読むフォロワーさんはいないと思うけど、わたしは壁打ちに転向します。大好きな攻め推しを、大切に愛したいから。
見かけたときに、気が向いたら話を読んでくれたら嬉しいです。数字を気にしたくないから反応機能は消したけれど、あなたここにいるのね、とだけ思っていただければと。
お世話になりました。今までどうもありがとう。
以上、同人を始めたらマイナー推しだった挙句、界隈の波に揉まれ、疲れ切った女の書き殴りでした。
……わたしが大好きな攻めは、本当にかっこいいんだよ。