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にちにち思うままに 49 ちむどんどんを見て。

朝ドラは今まで見る習慣がなかった。
というか、その時間帯にテレビを見ることができる状態にない。というのが本当のところ。


前作の「カムカムエヴリバディ」で朝ドラ鑑賞デビューを果たした(笑)
最初は母が上白石萌音ちゃんが出るというので見始めた。
母もこれが朝ドラ鑑賞デビューである。私は途中から参加。朝・昼・夜中に放送されていたのは初めて知った。


それから母は次作の「ちむどんどん」も見るようになった。

母目線では、登場人物の誰かがちょうど自身の姉世代と重なるようで、すなわち母も何か時代的な考えみたいなものは懐かしく思って見ているようだ。


話の内容や登場人物の天真爛漫さや発言などに色々批判もあるようで、私も母が録画しているのをちょこちょこ見るのだが、なんでそうなった?という展開も多々ある。

けれど、なんか人間ってそういうところあるんじゃん?って思うようになった。
人間臭さというか、一人一人がダメな部分があって、それでも毎日生きているし、生活してかなきゃならない。

人はそんなにすぐには変われないし、何度も失敗を繰り返したりもするし、天真爛漫も良いこともあれば問題を起こしたりもする。

自分自身だって、何かしらの発言や行動が家族や友達、見ず知らずの他人に不快な想いをさせてしまってることだってあるだろう。

なんでそうなった?が多いのは確かだけれど、人間味のあるドラマなのかなとは思う。


そういえば、人間の負の部分が強調されたというか、これはなんだろう?と思った舞台作品を配信で見たことがある。
始終不思議で奇妙な空気、演出だった。
けれど、その不思議さがすごく印象に残っている。


「ちむどんどん」の登場人物達も、つまづいたり悩んだりした時に「あ、そういえばあの人もそうだったっけ、人間そんなもんだなぁ」と思い出されれば、参考にはならなくても、励みにはなるのかなと思う。


私と母は沖縄そばが食べたくなり、近くのショッピングモールでちょうど開催されていた沖縄物産展で、沖縄そばのカップ麺とラフテーのレトルトとサーターアンダギーとちんすこうを購入。

人間ってそんなもんだ。

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