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活動報告2024.10

日本を5年間歩いて縦断したこともある、ロン毛ひげメガネで2児のパパ協力隊の金澤一成です。
商品開発が複数動いてきました。そんな報告です。


1.チャレンジキッチン

さて、今月11月のチャレンジキッチン営業は焼き芋がテーマです。
屋号で営業する日以外の土日祝に開催します。
そこに向けた商品開発を行いました。


BCT焼き芋

大き目の焼き芋を半分にし、ベーコンとチーズ2種類、セミドライトマトをサンド。更に上にも乗せちゃった食事系焼き芋。
ねっとりと甘い品種「紅はるか」に塩気の効いたチーズ、
旨味を凝縮して水分を減らす為に
セミドライにしたミニトマトがいいアクセントになるように開発しました。
まだまだグレードアップさせたい商品。

BCT焼き芋


焼き芋ブリュレ

半分にした焼き芋にカソナードというブラウンシュガーをベースにした砂糖を振りかけ、バーナーで溶かしてパリッと仕上げます。
カソナードは均一に早く溶けて風味が良いブラウンシュガーです。
これを使うと一気に本格的になります。
それと芦ヶ久保で今年採れたポポーという果実のアイスクリームを合わせました。

ポポーとはアメリカの東海岸が原産のフルーツで、
見た目は黄緑色で果肉は黄色く長細いタイのマンゴーの様なものです。
日本のあけびにも似た形をしています。
柿とマンゴーを合わせたような味で、食感はもったりとしていてバナナに似てる不思議な果実です。

焼き芋ブリュレ


ヤキイモタンフル

これが結構難しい。
初めは上手くいっていたのですが、何度かやっていると出来ないことに気づきました。

タンフルとは中国の糖葫芦(タンフールー)という串に刺した果物を飴でコーティングした伝統菓子です。それを韓国が近年アレンジして苺メインのフルーツ飴が主流となりました。

そんなタンフルを焼き芋の輪切りで試してみたのですが、時間が経つと水分が内側から出てきてしまい飴がとけてしまいます。
専門店のようにその商品の回転率が良く、作ってすぐに提供できれば可能ですが、一部のメニューとしての用意は難しいです。
しかし、小さい焼き芋を皮ごとコーティングすれば可能かもと思っています。
まだまだ試作は続きます。

ヤキイモタンフル これではダメ


本日のスープ

寒くなってきたので温かいスープを横瀬の旬の食材で提供します。
ポタージュなど。こういうのがお客さんは結局安心する。

2.駅前食堂の焼き菓子開発

11月の半ばより試験的に朝の通勤時間にコーヒーと紅茶の提供を駅前食堂の軒下にて行います。
そこで販売する簡単に食べられる焼き菓子を開発中。
小さな焼きドーナツを米粉や豆乳で試作中。
個人的に焼き菓子はギルティでなんぼというくらいアメリカンな甘くて歯が溶けそうなものが好みですが、実はヴィーガンスイーツも好きなので今回は後者よりでいきたいなと考えております。
美味しい、簡単、早いのハンドドリップコーヒーレシピも考えています。
電車を待つ方にポットに入れておいたコーヒーや和紅茶をおいしい状態で早く提供すること、できるだけ低価格で毎日飲んでもお財布に響きすぎないこと。
一日のスタートがより良いものになるよう、少しのハッピーを提供できればいいなと考えております
乞うご期待。

3.観光向け土産商品開発

毎年冬にはこの地域だと3か所で氷柱が見られます。
横瀬町には芦ヶ久保の氷柱があり、去年お手伝いさせてもらい実際に見ていました。
そんな氷柱をイメージしたお土産になるお菓子の開発を進めております。

ちょっと前から話題の和菓子「琥珀糖」
キラキラと宝石や鉱物のような見た目の物もあります。砂糖菓子ですね。
これをENgaWAの冬の主力商品として販売すべく試作を重ねています。
実はシンプルな材料で出来てしまうお菓子です。
お砂糖と水、ゼラチン。着色やフレーバーに使うシロップなど。
これを煮詰めて固めて切って(型とって)後は乾燥するのみ。
4-7日間乾燥させて外側がシャリっと結晶化したら完成です。
中はプルっとした食感です。
それをどのように氷柱と絡めるのか、手に取ってもらいやすい物にするのか。日々考えています。
この商品は秩父高校2年生の授業とも絡めており、一緒になって開発。
楽しみです。

天然素材で着色 アートの様
作りたての固まる前の状態 生琥珀糖
父高生と作業①
父高生と作業②

おわりに 

最近は商品開発が多いです。開発には時間を要します。
計画力も大事になってきます。その辺りはまだまだ発展途上の私です。
調べてみると商品開発士という資格もあるようなので
一度受けてみようかなと考えています。


11月営業カレンダー 芋尽くしです


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