メンバー紹介 Vol.2 『周りの人たちもポジティブになる好循環を生み出す』
こんにちは!HIPs広報アカウントです。
さて、メンバー紹介もVol3まで来ました!
今回も、熱いメンバーの想いを伝えていきます。
Vol.3では、理学療法士として病院勤務を経てHIPsに参画し、現在はフリーランスとして活動している中市 一雄さんです。
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プロフィール
■ 中市 一雄(なかいち かずお)
■ 保有資格:理学療法士(PT)
■ 活動拠点:大阪・滋賀・東京・石川
これまでの経歴
大学卒業後、石川県金沢市のケアミックス型の病院に理学療法士として6年間勤め、病棟管理者も担いました。
7年目にボバース国際認定インストラクターの先生の元、長期研修生として2年間ほど研修ないしアシスタントとして関わり、その後は介護療養事業会社における自費リハビリ施設の立ち上げ・責任者として管理運営をしていました。
そこから、HIPsライセンスプログラムを経て2年前に個人事業主として活動を開始しました。今の主な活動は整体院での自費施術(リハビリ)の提供と、障害者の福利厚生や新たな仕事創出の事業に取り組んでいます。
様々な経験を経て学んだことや気付き
『学びを深掘りしてきたことで、得られた仲間』
私自身、脳血管疾患の後遺症を抱える患者様に対して、課題解決ができなかったり要望に応えることが難しいという場面が多くあった中で、麻痺へのアプローチに力を入れてきました。
病院内では技術・知識的なことは誰から教わったというわけではなく自分で学んで深掘りをしていっていました。その中で徐々に周りから尋ねられるようになったり教える立場になった時に、セラピストには、職人的な部分に惹かれてそこを極めていきたい人が多いんだなと実感していきました。
また、自分自身が一人で追求してきたことに対して「学びたい」と言ってくれる人がいる。その結果、人が集まり仲間が増えていくことを実感し、学びを続けてきて良かったなと思います。
ライセンスプログラム参加のきっかけ
自費リハビリ施設の管理運営をしていた時期に、同級生から実際の現場をみたいという連絡が来ました。その時にHIPsの創業者も一緒に来られてご飯を一緒に食べたのが最初のきっかけです。
本音を言うと、話していて最初は腹が立ちました。笑
自分が取り組んでいることは完璧ではないがそれなりに答えを出して活動してきました。それを、「その取り組みではあなたが目指す世界には全然足りないよ。」と言われたからです。
しかし、「私の方が経験を積んでいるし、そこまで言うなら何をやっているのか?」という興味からライセンスプログラムに参加しました。
なのでライセンスプログラムに参加したかった。というよりHIPsの取り組みを知り、新しい出会いのために行ってみようかなという感覚です。
実際にライセンスプログラムに参加してみての感想
実際に大阪でのライセンスプログラムに参加すると、自分の見れている視野は狭かったなと感じたのが一番大きいです。
私自身、患者様のためになるなら雑食で様々なことを取り込むタイプです。そうして今まで色々沢山の知識を学んできたからこそ、シンプルにしたくなり、自分の中にある膨大なコンテンツを整理していくのが自分なりのスタイルでした。
でも逆にそのシンプルさが、細やかさを落としていたと学びました。
同じ障害や悩みを持っていても、それを良いと捉えるか悪いと捉えるかはその人次第であり、価値観や歩んできた人生など様々なことに左右されます。
そういった全体的な視点で、その方を視れているかと言われると視れていない。むしろ必要だと分かっていても、どう関わっていくのか分かりませんでした。
ライセンスプログラムでは、患者様を色んな角度から視させていただく際に、何を軸にするのか、広い視野で抽象度を上げて考える力が付いたことが一番の学びです。
『 HIPs 』 ってどういう場?
「自分の夢を誰かのためになる形にしていく場。事業として実現させていく場」です。
世の中誰しもやりたいことはあると思いますが、行動に移してやり切れる人は少ないです。行動をして価値を感じてもらって必要だと求められる。だからもっと行動したくなる。
自分のやりたいこと夢を形にして価値を創造していかなければなりません。HIPsは各個人それぞれで夢は違っても、応援し合える場であり新しい価値を創造していく場です。
また一人一人の夢がコラボしたときに、さらに新しい価値が生まれるといった循環も今後していきたいですね。
個人事業主になった経緯
最初、個人事業主になるつもりはありませんでした。
勿論、やるやらないは個人の自由であり辞めることもできましたが
『 HIPsを辞める = 私が生涯を通して取り組みたいことを辞める』ことに繋がると考え、個人事業主を選択し、現在に至ります。
HIPsを辞めてどこかの病院に所属したり組織に入り直したとしても、私がやり遂げたいことは中々実現できない。でも明日から今すぐ自分一人で出来るかと言われたら、そんな力はない。
という状況の中で、今まで自分が積み重ねてきたことを事業として成長し、実現できるのは世の中探して、HIPsしかないと思いました。
個人事業主になって一番大変だったこと
個人事業主として活動しよう。思った中で、一番大変だったのは経済面です。今となっては経済面はだいぶ余裕がありますが、最初の苦労している時期は、生きる術を失った感覚でした。
自分のやりたいことだけでは、お金は得られません。
整体・コンディショニングというサービスに対して、お客様の感じる価値は様々です。提供する施術内容に価値を感じる方もいれば、対話に価値を感じる方もいます。
その方が一番大事にしている価値を尊重しつつ、技術提供者として受けてくれたサービスの価値を最大限感じてもらうことを一人一人徹底していきました。
一人一人の悩みに対して毎回自分なりに仮説を立て、検証し、結果を出しての繰り返しをして、分からない領域にも挑戦・追求し続けることをすることで価値提供ができていったと思います。
今の取り組み/今後実現したいこと
今は施術者として様々なことに悩んでいる方々の課題解決に取り組んでいます。また自分自身が施術で学んだことや価値をHIPs内の教育に活かしていきたいと思っています。
さらに今は、障害者雇用という取り組みでも事業を進めています。
身体で悩んでいる方に対してもっと広い視野で物事を見た時に、その方の生活や人生など先への価値を提供していきたいと思っています。その中で、障害を抱えた方でもマイナス方向ばかりに考えず、今の自分になったからこそ出来ることや生み出される価値もあるよ。というのを伝えていきたいです。その一つの形として、少しずつ障害者雇用の事業を始めていっています。
それは、周りに居る様々な方ケアマネさん・ご家族・雇用先の会社さんの課題や悩みを解決することにも繋がり、お互いがwin-winとなるような場にもなポジティブな循環が生まれます。そのため今年度は、障害者雇用やその先にある新しい仕事の創出に取り組んでいきたいと思っています。
今まで悩んでいるたくさんの方々に直接関わってきました。そこからさらに周りの方の課題も解決し、もしくは予防という観点で健康をどう管理していくか、という点で自分の専門的な部分や学んできたことを発揮していたいです。
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