保育士を目指した理由と保育士として働くまで

私が保育士を目指そうと思ったきっかけ、それはとあるニュースを聞いたことです。保育所に入れない待機児童がいることが社会問題になったこと。これを連日のように聞いている中で、私が保育士になって少しでもよくなるのなら、と思いました。

これが高校3年生になった時の話です。春にこの問題が話題になり、少し考えましたが、保育士になろうと決意しました。急に進路変更をしたので、いろんな人から反対されました。今でも覚えている反対された理由は、給料が安いということです。今働いて思うのは、確かに安い!

周りを説得させるのに、何かしらいい方法はないかと考えました。その時に思いついたのは、学校の先生になるということにすればいい、ということです。保育士になるのに大学で勉強して資格を取る以外に、試験を受けて資格をとるという方法もあることを知りました。

じゃあ、関わる子どもの年齢が近いということで、小学校の先生になるということにしようと思いついたのです。小学校の先生になりたいということで周りの人を(無理矢理)納得させました。学校の先生になるなら、高校の先生がいいよと言われました。でも本音は保育士として働きたいというものなので、この意見は聞き流してます。

小学校の先生になりたいと言うようになってから、学校の先生になるのもいいかなと思うようになりました。実際に小学校の先生になる方向に本格的にかじを切ったのは大学に入学してからです。それまでは、保育士になりたいという気持ちはありました。

特にこの出来事があったからというものは無いですが、小学校の先生も楽しそうだな、と思うようになりました。そして小学校の先生を目指すようになりました。周りに目指す人が多いというのも理由ですね。そういう場所にいましたから。大学で取得できる教員免許はいくつかありました。小学校の教員免許以外にも幼稚園の教員免許も取ることにしました。

時は流れてこれは小学校の教育実習を受けている時のこと。実習期間中、何故かつらいと思うようになりました。実習は無事に終わりましたが、こんなつらいことが毎日続くようなら小学校の先生になるのを辞めておこうと考えるようになりました。そこで、高校生の時に目指すことにした保育士になるかを考えるようになり、保育士になることを目指すことになります。

保育士試験を受けて資格を取り、保育士になることという手段を取ることにしました。在学中に取得できるチャンスは2回ありました。1回目はコロナウイルスが広がり始めた時期と重なった結果、試験が中止となってしまいました。残りの1回で合格すれば卒業と同時に保育士としての勤務するチャンスを掴めます。試験の結果は、1次試験の時点で不合格でした。

卒業と同時に保育士になれませんでした。だからといって保育士を諦めることはしません。卒業後に挑戦します。それまでに働ける場所を見つける必要はありました。これは卒業間際に非正規雇用での内定を取れたので問題ないです。とか言いつつかなり危なかった…

卒業後に受けた保育士試験、1次試験は無事に合格しました。2次試験もなんとか合格して、保育士の資格を手に入れることができました。資格証が届いてから保育士としての採用を探すことにしました。そして、保育士の正規雇用の採用を見つけて応募しました。採用試験に合格して今の職場にいるわけです。


こうやって見てみると、保育士になりたいという私の意思が強いなと思います。「願えば叶う」という言葉を聞いたことがあります。私から言うなら、こうなります。

「願っても行動し続けない限り叶わない」

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