子どもって良くも悪くも純粋
保育所で勤務していて、子どもは素直で純粋だなと思うのです。保育士の話したことを信じている様子が特にそのように思う瞬間ではあります。例外アリ、ですけどね…
そんな中で、私はあることをしました。
これは給食での話。私は日によって給食を食べるクラスが異なっています。この日に入ったクラスでは、給食のおかわりは献立名を正確に言わないと貰えないクラスでした。
おかわりが欲しくても献立名が分からないために、どうしようかと迷う子どももいます。その時は大抵、知っている子どもに聞くように促しています。担任の意向がそうなっているので。それが難しい子どもには、コッソリ教えてます。
ある子どもがおかわりを貰いに来ましたが、名前が分からないために止まってしまったのです。名前には「サツマイモの~」と食材の名前が入っていたので、余計覚えられなかったのかもしれないです。
そこで、私は、似たような名前の献立をでっちあげて教えてみました。「ジャガイモの~」という風に。案の定、私が行ったとおりに献立名を言ってくれました。その後でいったこと。「この中にジャガイモ入ってた?」
まあ、幼い子どもですから、知らないこともあって当然。保育士の言うことが正しいと思っているんやな、と感じました。
その子ども、友達に聞いて正しく「サツマイモの〜」と言うことができてました。ウソを吹き込んだのですが、正しいものを覚えたみたいです。良かったです。
子どもって、大人(だけとは限らないけど)の言うことは信じるんですね。よく分かりました。
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