いきなり宗教勧誘された話

これは普段訪れない街に出かけた時の話。用件が終わったので、駅に向かって電車で帰ろうとしていました。

駅の近くで年配の女性から声を掛けられました。道を尋ねられたのかなと思い話を聞くことにしました。その時に言われたことがこれです。

「少しだけ、お時間をください。神に祈りを捧げさせてもらいます」

?????

なんでなん??

いきなり神に祈りを捧げるって…

信仰心のある人で、慈悲を与えることが教えの可能性もあります。時間に余裕があり、被害に合わないだろうと思いましたので応じました。その女性がスリをしないかだけを警戒して、言われたとおりにお祈りをしました。

宗教のしきたりに沿って何かしていることは分かりました。数分、頭を下げて何もしない時間があり、「何してるんだろう?」と思いながら祈りが終わるのを待ちました。

この儀式が終わった時に、何をしているのかを教えてくれました。不幸なものを祓ったとのことです。何か感じませんでしたかと聞かれたのですけど、何も感じないと答えました。実際は胸のあたりが痛いなと思っていたのですが、これは過去の経験から栄養不足のサインであると認識してます。食習慣を見直そっと。

信者であり、この宗教を信仰した人に奇跡が起きているという話も聞きました。信じられないようなことでしたけど、本当に起きたことなんだろうなと思いながら聞いてました。話してくれる女性もこの宗教を信仰してから未来が明るく感じたということをおっしゃっていました。

他人の事例はともかく、その女性自身のことを聞いていてこんなことを思いました。何かしら拠り所がある人は未来を良い方向に考えていけるんだ。

これまでに聞いてきた事例とかを含めてそんな感じがしました。私も拠り所にしているものがあります。それがあるので、今は良くなくてもいずれ良くなると考えて生きています。

信者である女性の話を聞いて宗教の内容は気になりました。宗教の名前を聞いて、ご一緒に教会(?)に行きませんかと誘われました。電車の時間が迫っていましたので、またご縁があったらと言って別れました。後3分で電車が出るので、急いで改札に入りましたよ、その時は。乗り遅れず間に合って良かったです…

後でその宗教について調べて感じたのは、ナニコレ、ということです。パッと見てどんな信仰をしているか分からなかったためです。詳しく調べた感想はこんな感じです。理念は分かるけど宗教団体で活動せんでもいいかな。

女性の話す内容が、奇跡が起きるんですということに偏っていたのでね、疑いますよ。仮に、今の生活に不満があることや未来に変えたいと思うことがあることについて聞かれたら、そのことを話して、信者になっていたかもしれないなと思いました。知らんけど。

何を信仰しようが個人の自由なので、その女性が信じる道を進んでくださいと思いました。ご活躍をお祈り申し上げます。

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