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私がユニコな理由・タトゥーについて語る#4〜タトゥーとの出会い〜

タトゥーに関する本を読み始めて、タトゥーに対してどんどん関心が深まっていきました。
そういう時って自分が気にしているからかもしれないけど、偶然テレビでタトゥーの話題を取り扱っていたり、目にする機会が増えます。

そして、自分もタトゥーを入れたいという気持ちが強くなっていきました。

しかし当時(2005年)は、まだスマートフォンはなく、ガラケーの時代。
SNSもなければ、きちんとしたホームページがあるお店も少なく、今のようにスマホひとつであらゆる事を簡単に調べられる時代ではありませんでした。

タトゥー雑誌に載っているのは、東京や大阪のタトゥースタジオばかり。
うーん、地元のタトゥースタジオを探すにはどうすれば?と、ちょうど思っていた頃。

当時私は雑貨屋さんで働いていたのですが、そこに新しく入ってきた主婦の人がタトゥーを入れていたんです。

デコルテにトライバルのような花のタトゥー、色白な肌に花の絵がとても綺麗でした。
それはタトゥーに対するイメージを覆すものでした。

はじめ見た時はブラウスの模様?と思ったので、『あの…それタトゥーですか?』とその人に聞いてみました。
『うん、そうよ。私タトゥーが好きでね。今度腕にも入れたいと思ってるんよ。』と話してくれました。

本物のタトゥーを目の前にして、入れたい気持ちを抑え切れなくなった私は、

『私もタトゥーを入れたいと思ってるんですよ。でも何にも分からなくて。良かったら、お店紹介してもらえませんか?』

とお願いしました。

するとその人は本当にタトゥーが好きなようで、『いいよ!これ彫ってくれた彫師さん、とても上手なんよ!』と、ノリノリで話してくれました(笑)

そして私はいよいよ、タトゥーの世界の扉を開くことになります。

つづく

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