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INTPな自分の話

唐突だが、皆さんは【MBTI診断】をご存じだろうか。
最近はSNSでよく目にするようになった 【MBTI】という4文字。
アルファベットで書かれてもなかなかピンとこないが
まあ いわゆる性格診断のようなもので。

結構多めの設問数をこなした先に出てくる 4文字のアルファベット。
私は【INTP】という型だった。
論理学者 と言われる分類らしい。

大切なのは、疑問を持つのをやめないこと。好奇心はそれ自体に存在意義があるのだ。

アルベルト・アインシュタイン

診断結果のページ上部にでかでかと書かれたこの文面を見て
私のことじゃないか…と驚いたことを今でも覚えている。


昔から
「何を考えてるかわからない」とか
「どうしてそんなことが気になるの」とか。
そういったことを言われ続けてきた人生だった。

外を歩いているだけで気になることが沸々と浮かび上がってくる日々。
「マンションってどうやって建築してるんだろう」
「信号の仕組みを作って浸透させた人ってすごいなあ」
「人間には可視光線しか目に見えないけれど、幽霊が見える人たちは一体何を受信しているんだろう」
(この疑問はちょっとだけ異なるが)

浮かび上がって消えていくのはあるあるかもしれない。
ただ論理学者は浮かび上がったものをそのままにできない部分がある
プライドにかかわるのか?とも思ったが
そういうわけでもなく、ただ知的好奇心が強すぎるだけだからではないかと思う。
気付けばGoogle先生に頼って、膨大なインターネットの海から
自分の目に入る情報を全て頭に叩き込んでいる

よく言われるのが
「そんな部分まで知ってどうするの」という皮肉めいた言葉。
答えは単純。
「どうにもしない。ただ気になるから調べてるだけ」

絶えず自分の中で色んな疑問が沸き起こり
それを一つひとつ 自分の知識の引き出しにしまっていく。
それがこの人生の一番の目標であり自分を伸ばしていけるものなのではないかとも思っていた。
だがそんなうまい話で終わるわけもなく。


以前 占星術に興味を持ったことがあり
その時に自分は今世でどういうことを目標にすべきなのかを
読んでみたことがある。

【他者とのコミュニケーション】を大切にすること


かなりショッキングな内容だった。
なぜなら 他者とのコミュニケーションがとことん苦手だからである。

仕事で後輩ができたときも
「あれ…職場の人間とどういったことを話せばいいんだっけ。
 仕事の話はまだできないし、かといって最近の人の話題って全然わからないし」
と困惑した覚えがある。
(その当時は 遠隔業務だったこともあり、”そっちの天気はどんな~?”なんて
コミュ障100点満点の会話を繰り広げた。あぁ黒歴史)

人生で1度だけしか出会わないであろう人との関わりは何ら問題ない。
今後の関わり方を気にしなくていいので、ある程度気安く話すことができる。
ただ これからずっと関わるであろう職場の人間とのコミュニケーションは
どうしても苦手意識が強く、度々 どこまで踏み込んでいいのかわからなくなる。

極度のオタク気質なので、自分の知っている話題になると
結構な文章量(+勢い)で話してしまい、
ふと我に返って恥ずかしくなる というのがテンプレート。
それが嫌で職場の人間とはそこまで親しく話すことがない。

書きながら思ったのが、人様のことを「人間」と表記している時点で
ある程度人相の察しがつくなと。自分ってこういう人間です。


占星術からは コミュニケーションを取ろうね!目標!と言われているが
私は私らしく、気疲れしない程度に人生を楽しんでいきたいと思う。

INTPはよく自分の殻に引きこもって考えることがほとんどで
人とのコミュニケーションは二の次になりがちなので
もし身近にINTPの人がいたら、そっと見守ってあげるか
話題を振ってあげるのが吉だと思う。

たまに最近気になって調べたことを聞くのも楽しいかもしれない。
歩く辞書 と言われたことのある私が言うから間違いない。


長々とお読みいただき、ありがとうございました。

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