2024年振り返り(本と映画とお出かけ)
どうもご無沙汰を致しております。
小さな用事が数珠繋ぎに連なり、noteのようにゆっくり落ち着いて書きたいものは、後回しとなってしまいました。
でも、掃除をしてから、なんて言ってたら、いつになるかわからないので、
今から書きます。
noteを始めて世界が広がりました。
今年の8月から始めて、4ヶ月以上経ちました。
自分の頭の中を表に出す機会を与えて頂いたnoteさんに感謝申し上げます。
皆様からは、読んで頂いた上に、好き、コメント、フォローまでして頂き、本当にありがとうございます。
似たような方がいらしたり、共通点を見つけてくださったり、知らないことを教えてくださったり、自分の小さな世界が広がりました。
これからも仲良くして頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
今年の振り返り
母、義母、主人、他、意識が四方八方に向かいつつも、何とかやってこれました。
子供がいないので、今、親を子供のように世話している感じです。
そういう意味では、90歳の私の母は優等生です。
まだ話が普通に通じていることに感謝です。
自分時間が必要なので、「ストップ!休憩」と、アンワインド(unwind)の時間を確保していました。
その時間の中では、ダラダラすることが多かったですが、お出かけもずいぶん増えました。
本や動画の数も人生で最多でした。
お出かけ その1(コンサートなど)
今年のお出かけで目立ったのは、コンサートやライブ、劇、映画館。
知っている芸能人が目の前にいる不思議感と言ったら。
その後、本を読んだり、CD、DVDを視聴したりして、ますます興味と知識が広がっていくのが楽しい。
* 宝塚6回+ライブ配信1回+ジェンヌさんとの親睦会1回
妹のお友達のおかげで少しずつ楽しみ方がわかってきました。
* 今井美樹と稲垣潤一のコンサート
私は歌詞よりも声に癒されることに気づきました。
* 角野隼人さんと新日本フィルのコンサート
チャイコフスキーの交響曲第5にハマり、楽譜まで買いました。
* 宮沢りえさんの「オーランド」
年代と場所を、ミニマムの舞台でいかに工夫されているかに感心しました。
ヴァージニア・ウルフは面白そう。
* 映画「パーフェクトデイズ」
久々の映画館に2回も通いました。こもれびの名前はここから頂きました。
* 映画「リンダはチキンが食べたい」
フランス+サザエさん+マティス+高野文子÷4。で楽しかった。
お出かけ その2(フェア、〇〇の市)
紙博、文学フリマ、ヴィンテージマーケット、手作りフェアなど、数多く行って、やりたいことがどんどん増えていきました。増えすぎ。
古本市は精力的に出かけました。
京都、大阪を中心に大きなものだけでも4箇所。
平成の30年間はほぼ海外で、日本の本に触れる機会が少なかったので、新鮮。
と同時に昭和の時代、ほとんど本を読まなかった自分には、「これから読んでみようかな」と思える人生の先輩方の昔の本が目白押し。
来年は、これらの積読本にいよいよ目を通すのが楽しみ。
吉田篤弘さんのおっしゃる以下の文、仲間を得たりの気分。
今年読んだ本の中から
図書館で借りると返却期限があるので自ずと読むことに。
難しい本は読了できてないので、割愛し、よかったなと思うものをいくつか。
*『赤と青のガウン』(彬子女王):全く知らない2つの世界、皇族の世界と英国の大学生活のお話がよくまとめられ、聡明な方とお察しします。
*『桜のような僕の恋人』(宇山佳祐)・『本日は大安なり』(辻村深月):テレビ「あの本、読みました?」の影響もあり、最近の作家さんを知るようになってきた。エンタメ度が高いので他のも読みたくなる。
*『拍手のルール』(茂木大輔):演奏後、一瞬の沈黙からの拍手は賛辞。マナーなど勉強になった。
*『乙女の港』(川端康成):中里恒子の影の力と思うけれど、昔の少女たちのお話はいじらしい。その延長で『薔薇の小部屋(内藤ルネ編集)』『少女座』などの古い雑誌も見つけ、当時の様子が知れて楽しい。
*『葉桜と魔笛』『待つ』『女生徒』(太宰治):こういう可愛らしいお話は、心が荒れずに済むので嬉しい。明治、大正、昭和の初めの雰囲気が味わえるのも良い。
*『絵でみる江戸の女子図鑑』:時代小説を読むなら絶対役立つ。髪型、仕事、生活。江戸の町の女性は武家の女性より、明治大正の女性よりのびのび自由にしていたのね。
*『イギリスのお菓子とごちそう』(北野佐久子):アガサクリスティーの小説に出てくる食事を写真と小説の内容と共に解説。著者がよく調べ上げていて内容が濃い。
*『超自然になる』(ジョー・ディスペンサ):自分が作った自分像から離脱することについて。脳の言いなりにならず脳をコントロールする、という発想が良かった。
*『脳はもっと遊んでくれる』『脳のコンディションの整え方』(茂木健一郎):脳に支配されずに上手に付き合う方法が、わかりやすく書かれていた。
*吉本ばななさんの『どくだみとふしばな』シリーズは、同じ世代の人の心のうちが聞けてホッとしたり、頷いたり。癒される読後感でどんどん続く。
。。。この辺で次に行きます。
映画・テレビ・DVD・YouTube
夏、暑かったせいか、たくさんの動画を見ました。
疲れている時は、ジェイン・オースティンか、綾瀬はるか主演の映画。何度も観ているのでリラックスでき、その度に、新しい発見も。
映画とも縁遠かったので、どれも新作扱いです。
そして駄作と言われても、見た目でなく、スピリットみたいなものが感じられたら、私は4つ星以上をつけます。
*『時をかける少女』原田知世主演は定番、中本奈奈主演のものは初めて知った。白黒。私はどちらも好き。そして初めて小説も読んだ。上品なSF小説。
*『不適切にもほどがある』『くるり』『ブラック・ジャック(高橋一生)』『侵入者たちの晩餐(脚本バカリズム)』TVer。時間がひっくり返ったり、どんでん返しがあったりが好き。最後に良い終わり方をしてくれて満足度高し。
*『記憶にございません』:ジム・キャリーの嘘がつけない弁護士の映画みたいで面白かった。DVDも購入。宝塚のも見てみたい。
*『墨東奇譚』永井家風ってこんな感じの人だったのかな。本読んでみようかな。
*『月夜の傘』戦後の白黒映画。出てくる人が善良な人ばかりで、みんなこんなだと世の中スムーズかも。
*『The Idea of You』(アン・ハサウェイ)、『東京タワー』(板谷由夏)どちらも40代の女性と20代の男性の恋愛もの。前者は女性目線、後者は男性目線の感じだった。
*『Meet Cute ~最高の時間を何度でも』『Herb and Dorothy』ニューヨークが舞台なら、星1つおまけ。NY好きの知人のお気に入り、NYの通りをただ歩くだけのYouTube「walks and the City」で歩いた気分。
、、、そろそろスペースが。
来年はゆっくり余裕を持って(本からのインスピレーション)
『Die with Zero』(Bill Perkins)という本はアメリカ人向けだけど、考え方としては、限られた人生の時間を、富の最大化ではなく人生の喜びを最大化するために=幸せな思い出作りのために、どう使うか、という部分に同感です。
贅沢はできないけど、やりたいことは今のうちにやっておこうと思います。
自分のため以外に、他の誰かのためにお金と時間を使う喜びを見出したいです。あえて地元の本屋さんで本を買う、とか商店街で野菜を買うとかも含みます。
『人生で一番素敵な片づけ』(小野めぐみ)のように、ゆっくりと自分の持ち物を整理していきながら、じっくり過去の自分を振り返った時、全て受け入れられるように、心も整理されていけばなあと思っています。前に開けている道が違って見えるかもと、期待。
最後に
今日(もう昨日です)は、スマートフォンに残っていた6万枚近い写真とビデオを削除してiCloudの容量を減らしました(来月値上げになるそうで)。
懐かしい写真がいっぱいあるのに。。でも全て「おもいでばこ」の中に収まっているので大丈夫です。
撮ったまま見返す時間のなかった頃を回想しながら自分を遠目でみてみたいと思います。
老後の楽しみ、ってそれが「今」です。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
2025年も皆様にとって良い年でありますように。
皆様のnoteには来年ゆっくり伺います。どうぞよろしくお願い致します。