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企業法務のお仕事


0→1,1→80,80→100、企業法務のとらえ方は?

仕事を表現するときには以下のように数字で説明することがありますよね。

0→1:何もないところから1つのアイディアを生み出す人
1→80:そのアイディアを合格点までもっていく人
80→100:80点の仕事を限りなく100点に近づける人

上記において、0→1ができる人をみんな褒めがちです。
会社でも、これができる部署が花形として見られがちです。

この点でいくと、企業法務の仕事を数字で表現するなら
『-100→0』だと私は捉えています。

会社にとって大きな損失になりそうなことを、平常の状態まで戻すこと。
何か利益をもたらすことまでができないかもしれないけど、
損失を減らすプロ集団が法務だと考えています。

法務部員に多い資質

私が所属する法務部で以下のテストを実施しました。
34の資質の中で個人の強みをランキング化してくれるものです。

『回復志向』がトップ10に来る人が全体の5割!

回復志向とはこちらです。

「回復志向」の資質が高い人は、問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています。

強力な「回復志向」の才能を持つ人は、問題を解決するのが好きです。新たな困難に遭遇するとうろたえる人もいますが、「回復志向」の持ち主はそれを力に変えます。状況を分析し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見つけ出すという挑戦を楽しみます。彼らは問題を修正したり、活気を取り戻したりすることによって、物事を正常化させることを好みます。つまり、彼らは問題が発生しているときに勇気と創造力をもたらすのです。

出典:クリフトンストレングスの資質「回復志向™」の紹介

日頃からトラブルシューティングばかりしているせいなのか、もともとの資質でそういう人たちが集まりやすいのかは分かりませんが、
『回復志向』が強い、トラブルシューターが法務部員には多いです。

そのため、管理部門の他の部署よりも感謝される割合が多い気がします。
依頼者もこの訴訟負けたら…と気が気ではないので、法務部が活躍して、和解とかに持ち込めると、2年分の悩みが消えたよ!と大げさに感謝してくれます。

他企業の法務部の方のご意見も聞いてみたいものです。

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