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2024PJCS備忘録&ネジキルギア構築、採用理由


はじめに

こんにちは。
記事を開いていただきありがとうございます。
三重北部で活動している
ラーメンとルギアが大好きな
よしぽん(@PTGship41)です。
プレイヤー名はルティヤと申します。
今回2024シーズン1.シティリーグで優勝し
優先参加権を獲得していたのでJCSに参加してきました。
その記録とデッキの採用理由、横浜観光や
YouTuberのインタビュー動画の収録への参加等
記事にさせていただきます。

※長くなりますので、デッキレシピと当日の試合内容が気になる方は2.3.5だけご覧下さい
自分がルギアを使う際に使っているブラフなどはシティリーグの方のノートの有料部分に記載しております。

今回のnoteの記載順について

まず、最初に今回のJCSの結果は
4勝3敗でドロップとなりました。
試合内容についても、熱い戦いや泥沼な試合など色々な物語がありましたし、
少し暗い話があるかもしれません。
が、まずこちらを見ていただいている方は
試合内容よりも構築が気になる方が多いと思います。

ですので記載順としては

1.デッキ選択理由
2.構築について
3.各カードの採用理由、不採用理由
4.横浜前日入りの旅記録
5.試合内容
6.JCS会場での出来事(サイドイベントや交流、YouTuberインタビュー等)

という順にて書き綴っていこうと思います。

1.デッキ選択理由

愛です。
1番の理由は愛です。
別のnoteにも記載していますが、私はルギアが大好きです。
ですのでルギアを使うことは、JCS権利を獲得した時から決めていました。

が、その時点では
チラチーノもおらず、バーネットもいずれレギュ落ちする…さすがにきついか…?と考えていました。
その後、色々な救済カードや半専用カードなど色々実装されしました。(この辺りは割愛します)

しかし、好き以外の理由で見ても
有利と言える対面もあまり多くは無いが、
不利と言われる対面も数を減らしており
何より、ライコポンの台頭でミライドンが激減したのも大きかったです。

今の「魔境」と呼ばれる群雄割拠時代。
どのデッキを握っても負けるし勝てると言われている環境。
であるならば、地力+運でどの対面とも戦えるルギアを握ろう。
とルギアを選択したのもまた事実です。
とはいえやはり一番の選択理由は愛です。
1番の相棒と最高の舞台で戦いたい。
この想いが一番大きかったです。

また、簡単であると言われるルギアデッキ
展開までは確かに簡単です。
しかし使っている方は分かるように
エネルギー管理が非常にシビアなデッキです。
使い込めば本当に飽きのこない奥の深いデッキタイプです。

2.構築について

①デッキレシピ

自分が辿り着いた最強のレシピです(諸説あり)

JCS、変幻の仮面環境におけるデッキコンセプト

大前提、風読みをしている暇のない試合が増えてきました。
ドラパルトの登場により、
数々のアグロデッキ
(1ターン目から攻撃する速攻デッキ)が環境に現れました。
リザードンやドラパルトが環境を支配しているのであれば、
風読みでアーケオスを捨てることも考える余裕がありますが
それを良しとしない対面も多いため
今回のJCSでのルギアは
安定感を高めつつ初速をあげる
をコンセプトに掲げました。
手札を初動からとにかく捨てる、
それに伴い、
手札のエネルギーを巻き込んでトラッシュしてしまい終盤攻撃出来ない展開は避ける。
今回の構築の完成はそこを目指しました。

初速を大事にしたい理由としては、
当日は猛者しかおらずその猛者との格差を無くすためです。
どんなに強いプレイヤーといえども
早々に盤面を作りあげれば苦しい展開を押し付けることが出来ます。

それを踏まえ、各カードの採用理由に移ります。

②各カード採用理由

※アーケオス4枚採用やほとんどのデッキにはいるかーどなど説明不要なカードもあるので、一部
割愛させていただきます。

☆ポケモン編☆

ルギアV、Vstar

4-3採用

まず1番初めに解説しておくべきポイントかと思います。
今のルギアには様々なアタッカーが入ります。
しかし、その枠をどこから捻出するかと言うと
多くの方がルギアVを3枚にし、その1枠をアタッカーにしているとおもいます。

では、アタッカーを起動する為には何をしなければいけないか。
アッセンブルスターです。
アッセンブルスターを使えないと試合が始まらないと言ってしまっても差し支えないかと思います。
そして、現環境には後攻1ターン目から攻撃してくるデッキが多くあります。
(タケルポン、ミライドン、未来バレット、古代ツールボックス等)
その環境下ではルギアが3枚、というのはあまりにも心もとないと考えました。
「ルギア2枚を場に出すのが負け筋となるか」
「ルギアが場に出せず負けとなるか」
どちらが辛いかを天秤にかければ
まだ試合ができるのは前者です。

ルギアを3枚にして試したりもしましたが、
初動着地できない展開も多々あり
一日を戦い抜く構築となると少々辛いところがあり、4枚にするというのはどうしても妥協したくない点でした。

命をかけて、かかってこい!
(映画キャッチコピー)

チラーミィ、チラチーノ

2-2採用
このレシピの特徴的な採用枚数の部分かと思います。
まず、自分の考えとして今の環境、
チラチーノを1回使えれば勝てる試合が多いと
様々なデッキと対戦して感じました。
リザードンやドラパルト
順調に展開出来れば、ルギアでサイドを2枚取れることがかなり多いと思います。
3-3であればチラチーノを立てやすいのは間違いありません。
が、実際2体のチラチーノにエネ×5をつけて
2回攻撃するのはかなり難しいと実際にルギアを使用している方であれば共感いただけると思います。
また、後述しますがこのレシピにはネジキが入っているので狙う価値の低いポケモンにエネをつけておくことで、チラチーノで奇襲を仕掛けやすいという部分もあります。
しかし、やはり2-2ではデッキの回し方がかなりシビアになるというのも事実ではありますが、
ここを減らしてでもルギアの枚数を4-3にしたかった為、最終2-2採用となりました。

白い悪魔

アヤシシV

今大会のMVPの1枚といって差し支えないカードです。
まず、採用した一番の理由
ドラパルトの攻撃を耐えるチラチーノ。
そのようなイメージです。

かつて、白ルギアと呼ばれたデッキには必ず採用されていたリーサルウェポンでした。
チラチーノのように目に見える準備ではなく
エネルギーを場に貼ることで水面下で準備を進めることが出来る強襲型のカードです。
相手の警戒していないところから青天井の火力を叩き出せます。

そして今回、このデッキで1番決めたいコンボ。
フロンティアロード+ネジキ
です。

チラーミィを場に出してエネルギーをつけた時、
チラチーノを押し付けたい対面のほとんどが
ルギアを無視してチラーミィを攻撃してきます。
通常であればこの時点で、苦しい展開になることが多いです。
しかし、ルギアが無視されるのであれば
同時に場に出しておいたアヤシシはどうか
当然、無視されます。
チラーミィを放置してアヤシシを倒しに来るのであれば結果的にチラーミィは場に残るので問題ありません。

チラーミィが倒れた後
アヤシシのフロンティアロード発動。
ルギアVやアーケオスにつけているギフトエネなどを回収→アヤシシにプライマルターボ。
ネジキを使用し、前ターン倒されたチラーミィを蘇生。
前の番から場に出ているアヤシシの状態を引き継ぐためそのままチラチーノに進化しスペシャルころころ。

BO1ならではでありますがこれはかなり刺さります。
もちろんそれも強いですが
フロンティアロードそのままでもリザードンやドラパルトを倒しきってくれます。

ジムリーダーハイダイに顔が少し似ています

シェイミV

今回の予選では、私の環境読みの力が足りず活躍の場がありませんでした。
ドラパリザもある程度おり、ドラパ対策を搭載し苦手を克服し、タケルポンの増加に伴いリザが増えていると予想していました。
(サイドイベントでは大活躍)

採用した理由ですが
リザードンに対してかなり強くなることです。
サバイブギプスもなく、エネも16枚
ここ最近のテンプレルギアはリザードンに有利かと言うと一概にそうとも言えません。
かなりギリギリの試合になることが多いかと思いますが、シェイミは相手サイド残り3の時からリザードンをワンパンできるようになります。

60+40×相手取得サイド(3)
             =180×弱点2倍=360

相手のリザードンはベンチのチラーミィを狙っている場合ではなくなります。

またドラパリザにおいても、最後リザードンを押し付けることが強みのデッキです。
こちらが呼び出さずとも自らバトル場に現れるので
リザを倒す要求がかなり下がります。

サイド調整が必要にはなりますが、
ロストなどが最後に押し付けてる
ガチグマex
この、HP260ラインを突破できるのも強みです。

前日、秋葉原駅前のドラスタでSR購入しました

ガチグマex


多くの方が採用しています。
高耐久、省エネ、高火力褒めるところしかないポケモンです。
褒められないところがあるとすれば
スタートする可能性があることだけです。
このポケモンは今の環境かなり強く、
HP200~240のたねポケモン主体のデッキに対して強く、
ミライドンや未来バレットに対しても何とか勝てるようになる1枚で、
ガチグマexがいないと負けていた試合はかなりの数あります。
タケルポンやミライドンに関して言えば、最悪アッセンブルスターしなくとも勝てる
そんなルギアと言うデッキにおいて
メシアとも言える存在です。

かがやくリザードン

ルミナスエネルギーが登場した時、多くのルギアデッキに採用が見られました。
しかしほとんどのルギアデッキから抜かれることになった1枚です。
その理由と言うのも、
・ルミナスを入れる必要がある
・能動的に使えるタイミングが限られている
(相手残りサイド2から)
・序盤手札に抱えてしまうとトラッシュしてしまい使えない
と、手札を捨てることの多いルギアにとって
課題も多く使いにくい多いカードでした
しかしそれでも採用されていたのは
このカードのHP、火力共に目を見張るものがあったからです。
HP→ごっつぁんプリファイ圏外
火力→タネexを倒せる火力がある

しかしこの問題のうち、
ルミナスを入れる必要がある。
能動的に使えるタイミングが限られている。
この2つの制約が無くなりました。

自分から230~250の攻撃力を出せるというのは本当に強いです。

コンセプト解説でも描きましたが
前半のエネの巻き込みを帳消しにできる
今回のコンセプトになくてはならないカードです。

ミュウex

こちらも以前はかなりの採用が見られたカードです。
イメージ的にはオーガポン(水)との枠を取り合うカードかと思います。

ミュウexを入れるとどのポケモン、デッキに対して強くなるか

・かがやくゲッコウガを採用しているデッキ
・ギラティナVの採用されているデッキ
・ミミッキュ(しんぴのまもり)
・ゲッコウガex主体のデッキ


主となるのはこの辺りです。
ルギアがロスギラに強いと言われていた時代のカードです。
今はカビゴンも入らずミュウも入らない。
この構築が多いと思います。
しかし、それでは有利であった対面に対して有利とは言いきれない。
そういった問題があります。
オーガポン(水)はベンチを狙うことが出来ますがルギアに対してマナフィを置く相手が多く、効果的に使えない試合が多いです。
しかしミュウであれば柔軟に技を使うことが出来ます。

何より逃げ0が強く、
エネルギーをトラッシュしたくないルギア。
しかし前のポケモンが倒されてしまった時、
ジェットエネが手札にない時
一旦バトル場に逃げエネ1のポケモンを置いて、
1エネつけて逃げる動きが多いと思います。
そこをミュウにしておけばピジョットexのように
1度前に出す立ち回りが出来
エネルギーの節約になります。

またミュウex+ジェットエネルギーの組み合わせが
アヤシシVと非常に相性が良いです。

イキリンコex

こちらも今の環境だからこそ採用した1枚です。
確かにサイド2を取られるのは痛くあります。
しかし、それを嫌って展開が遅れてしまっては今の環境勝ちを取りこぼす試合があります。

全ての対面で使う訳では無いが初速を上げないと勝てない対面で大活躍してくれます。

イキリンコを使わない対面のイメージとしては、
エヴォリューションを採用することがあるデッキタイプ相手では使わない。
これを基本とします。
エヴォリューションを使うデッキのほとんどが
160を超えるダメージが基本火力
(リザードン、サーナイト、ドラパルト等)

160でのベンチ狙撃や、ボスの司令をハンドに加える動きに長けているデッキが多く簡単にサイド2を渡すことになってしまいます。

しかし、基本的にv、exでサイドをとり進める相手となればイキリンコを使わない手はありません。
アルセウスV、レジドラゴV、タケルライコなど
とにかくアーケオスのトラッシュ速度、チラーミィの展開速度が問われ、2ターン目にはストームダイブ220を出したい対面です。
こういった対面では、展開が遅れそうな手札であればイキリテイクを活用してとにかく初速を上げていきたいです。


テツノツツミ


こちらも今大会MVPです。
(MVPが多いですね、MVPとは…)
まず、何が強いか
・技の性能が良い
・場に置いておくことで最後の決め手となる
・序盤に使うことで、育てている後ろのポケモンを獲ることが出来る
・エヴォリューションに対して強い
・ミュウexと相性がよい
・ルギアミラーで相性が良い
・カビゴンLOに対して相性が良い

後ろのどれかを呼べば勝利という場面で、
ハンドのボスを流されることは多いです。
その時にツツミは大活躍します。
また、エヴォリューション後など序盤にベンチを取りに行けるのは強いです。

ミュウと相性がいいと言うのは使い終わったかがゲコなどを前に出してくれることも多いので、
ゲノムハックで月光手裏剣を決められる展開もあります。

ルギアミラーでは
後攻プレイヤーはVガードを付けられない限り
ルギアをベンチに逃がすことが多いです。
先攻2ターン目はゼイユなどを使うことが多く、こちらも逃げたルギアを呼び出す手段がありません。
しかしツツミであればサポ権を使用した後に
ルギアを呼び出し、ストームダイブで倒すことも可能です。

最後にカビゴンLOに対しての解説をします。
今回採用した1番の理由でもあります。
ルギアがカビゴンに対して何も出来ず負ける展開が、
おはやしふえで5hitすることです。
アッセンブルスターも出来なくなります。
こうなってしまうと投了せざるを得なくなります。
カビゴンと対面した時はデッキの中を見る際に
ネジキはあるか、
テツノツツミはあるか。
こちらを確認してください。
どちらもあればそうそうにツツミをトラッシュすることをおすすめします。
場に出されてしまったポケモンをツツミに変換し、
ハイパーブロアーを使うことで場にアーケオスを呼ぶだけのベンチ枠を用意できるようになります。

簡単に解説しただけでも、ツツミがどれだけ強いか理解していただけると思います。

☆グッズ編☆

ボールの採用枚数については諸説あります。
その中で今ベストと考える自分のボール配分はレシピの通りです。
もし、ルギアVを3枚にするのであれば
ネストボールを1~2は採用して
ボールの数を11にしたいと感じます。

ロストスイーパー

使う場面は非常に多いです。
こちらは箇条書きにて簡潔に解説します。
・シンオウ神殿の破壊
・カビゴンLOでの道具破壊
・カビゴンLO対面、エリカで呼ばれては困るポケモンのロスト手段
・サーナイトex対面でのサイド2枚取り
・タケルポンの勇気のおまもりなど
・使う必要がなく相手が温存した森の封印先の破壊
・ギフトエネルギーで引ける枚数を増やす手段
これだけの使用用途があるカード
入れない手はないです。

☆サポート編☆

ボスの司令

こちらは2枚の採用です。
と言うのもツツミが居るため
擬似的にボスの枚数を3にしています。
本当は3枚数欲しいですが、
2枚でも勝てはする為別のカードに枠を渡しています。

実はこのボス、有田先生の描く貴重なサポートです



ジニア


度々話題に上がるカードです。
まずなぜジニアにしているか、
ここは好みもあると思いますので自分の中の答えをお話します。
(ジニアが正解!という訳ではく
あくまでも私が何故ヒナツではなくジニアを採用しているかの理由です)

ヒナツかジニアか…

少なくとも自分が何年もルギアを使ってきた感想としてはジニアが強いと感じます。

「ヒナツで持ってきたカード、結局ハイパーボールか博士の研究で捨てるでしょ?」と知人に言われたことがあります。
しかしその状況が100%ではありません。
ハイパーボールでアーケオスをトラッシュしてネオラント経由など、
ハイパーボール+風読みでアーケオスを2枚トラッシュする場面は、試合数をこなしているとかなりの回数遭遇します。
この時にヒナツではルギアVstarをサーチしておけないため、風読みでルギアVstarを引けるかどうかが運になります。
いくつかのケースに分けて解説します。

ヒナツorジニア+ハイパーボール
この手札であればヒナツ一択です。
しかしデッキに4枚入っているアーケオス、
アーケオス+ヒナツorジニア+ハイパーボール
の手札になることがよくあります。
この時にヒナツでアーケオス+チラチーノを2持ってきたとしても場にルギアVが出ていなければ
ルギアVを持ってくる必要があります。
すると次のターン、もう1枚のボールorドローサポート等でルギアVstarを探しに行く必要が出てきます。

ジニアであればアーケオス+ルギアVstarをサーチすることで山札の圧縮枚数は減りますが、
確実にルギアVstarを予約することが出来ます。

デッキの安定性を高めることに重きを置いた場合、
ジニアの方が若干優れていると感じます。

安定性を高める代わりに2枚サーチのジニア
上振れを狙い、山を強くするのであればヒナツ

ここで採用を考えて問題ないかと思います。

ゼイユ

今回、初速を大切にしているため博士の研究を全てゼイユに変更しました。

理由としては、
・ゼイユを入れていないルギアでは先攻を取った時の動きが非常に不安定であること
・先攻2ターン目にサポートを使うだけではアッセンブルスターまで到達しにくいこと

が主にあげられます。

最初はゼイユを1枚にて回していましたが、
1枚では効果が薄い点
先行で使うためにネオラントに頼らないと行けない点など
問題が浮き彫りになり周囲の方に相談し、
0枚にするか
それとも複数採用するかのどちらかになりました。

そこでゼイユを4にするのではなく、
ゼイユ3枚+前述のイキリンコex
合わせてゼイユを4枚と変わらぬ構築に仕上げました。

後攻であれば2ターン目までに使えるサポートは2枚、
先攻でも後攻を選択した時と変わらぬパワーを発揮出来るようゼイユを多投しています。

ネジキ

今回構築最大のポイントです。
まず想定しているネジキの用途を解説します。
・後攻1ターン目にルギアが気絶してもトラッシュから蘇生ができる
・トラッシュに送ったリーサル達の蘇生
  (アヤシシ、シェイミ、チラーミィ、ミュウ、ガチグマ等)
・アヤシシ→フロンティアロードで場のエネルギーを集めてからチラーミィに変化、進化しスペシャルころころ
・テツノツツミと入れ替えでボスの代わりに
・ガチグマが技を打った次のターン別のポケモンに入れ替えることで、攻撃反動の制約解除
・カビゴンLO対面でベンチを埋められた時にテツノツツミ蘇生で無理やり1枠こじあける
・場のルギアVやツツミにエネルギーをつけておくことで、場のチラーミィが倒されてもネジキでエネ付きのタネと、入れ替えることで再度チラーミィに5エネつけることが出来る

もちろんいつでも使えるカードでは無いですが
ゼイユやイキリンコを入れている都合で大切なアタッカーをトラッシュしてしまう場面も少なくはありません。
せっかくの構築を無駄にしない為にもネジキというカードは、デッキとトラッシュを繋ぐ橋渡しとして
大切な役割を担ってくれます。

☆スタジアム☆

ジャミングタワー
いつ貼っても強いスタジアムです
先攻で貼ることが出来れば
・エヴォリューション
・森の封印石
を止めることが出来ます
これは1部デッキにとってはかなりの痛手で1~2ターンほど出遅らせることが可能です。

タケルポン、カビゴンLO対面
お守り付きのタケルポンに対して非常に強力です。
ガチグマ、かがリザで攻撃の届くラインまでHPを下げることが出来ます。
またチラチーノの要求エネルギーも1枚減り、手張りなしのプライマルターボで攻撃が届くようになります。
カビゴン対面ではヒーローマントの効果を消すのに大活躍してくれます。

サーナイト対面
ルギアを前にして攻撃することで、
お守りをつけたフワライドで攻撃しに来てくれます
そこにスタジアムを貼ることでサイドを獲得することが出来ます。
倒せないと踏んで前にサーナイトを出してきてもボスorツツミでサーナイトを避け、ベンチのポケモンをとりサイド2を取れるターンを作ります。

ヘビーバトン採用対面
基本的にカイナにエネルギーが集中し、
それをヘビーバトンで使い回されます
貼るタイミングは他の道具は最悪見逃してもいいのでヘビーバトンを押し付けられた時
ここを無効にして、試合時間をのばしこちらも盤面を整えていきます。

☆エネルギー☆

まず欠かせないエネルギーを記載します。
ダブルターボ×3枚
ギフト3枚
ミスト3枚
レガシー1枚
ジェット3枚
上記13枚をベースに16枚へ組み立てていきます。

ダブルターボエネルギー
これは今効果が薄く、基本アヤシシの打点上げ
ルギア攻撃用と捉えています。
なので3枚もあればルギア分、アヤシシ分と必要数は満たせています。

ギフトエネルギー
終盤価値を確実に拾うためにも4枚採用したく4にしています

ミストエネルギー
チラーミィをHP70にしたことで
チラーミィがファントムダイブを耐えられるようになったため3枚でも立ち回れると思っています

ジェットエネルギー
こちらはアヤシシ、かがリザ、ガチグマと相性がいいので4枚欲しいです。
逃げエネの代用とも考えれば
このカード1枚で
エネルギー3個分の働きもしてくれます。

レガシーエネルギー
ルギアを最強たらしめる1枚です。
この1枚のおかげでデッキの幅、戦略の広さが大きく変わりました。


不採用カード

カビゴン(平気な脂肪)
JCS参加当日の夜中までは構築に入れてました
主な理由は、ルギア+カビゴンでドラパルトが倒せる点、ベンチにいる時カビゴンにエネルギーをつけておけば狙われにくい&ネジキでチラーミィにエネを渡しやすい
という点です。
しかし前で眠ったカビゴンが倒されず相手に盤面を作られたりHP150が活かしにくくすぐに倒されたりと眠ったままのカビゴンが辛くそれなら、
と違うカードに差し替え不採用に至りました。
代わりに採用されたのがミュウexです。

テツノカイナex
なぜカイナを入れないんですか?
とよく聞かれます
が、カイナはもちろん強いですし勝ちを拾ってくれる時もあります
しかし、サイド2を取るために必要なエネがチラチーノとほとんど変わらず
プライマルターボ2回を要求されるため
レガシーを無効にしつつアーケオスを倒されると盤面がかなり窮屈になってしまいます。
今回、私はリザが多いと予想を立てていたので
テツノカイナの枠をシェイミVに交換しました。
実際、予選でおまつりおんどにあたり
カイナがいれば…と思ったのはここだけの話です。
JCSが終わった今ではカイナを再び採用してみています。

オーガポン(水)
こちらを使いたい場面はカイナとほとんど同じ盤面の時が多く、それは試合の序盤がほとんどです。
前が120以下のポケモンの時にサイド2枚
オーガポンも前が低耐久かつ、ベンチにも低耐久ポケモンがいる時に相手の盤面を破壊できるかどうか。
おそらくは先2か後2で使うことになると思います。
ルギア相手にとりあえずマナフィを配置するプレイヤーも多く、展開しきれなかった相手には強いですが
そもそも展開しきれていない時点でこちらに微有利ではあるので、微有利を有利に持っていくオーガポンは今回不採用としています。

ハバタクカミ
めちゃくちゃ強いです、が1枚あったところで別に勝てないというのが正直な感想…
あればアクアリターンの後に強いですがそのために入れるというのも違うような…
と見送られました。
またテツノイバラが流行るようでしたらその時に助けてもらいます。

とても可愛いですね。可愛いです。ゲームの手持ちです。

博士の研究
あって当たり前…と思うようなカードですが今回は全てゼイユに枠を明け渡しているので採用なし。
環境がもっとゆったりした速度になればゼイユを博士に変更するかもしれません。

崩れたスタジアム
白ルギアの頃はすごくお世話になったカードです。
しかし、こちらは1枚では効果が薄く、採用するなら2枚採用したい。
しかし今のデッキにはスタジアムを2枚も入れる余裕はなく
1枚でも仕事をしてくれるジャミングタワーへとその枠を明け渡しています。

テーブルシティ
説明不要です。コインの表が出ません。
相手だけ表を出しているのを見るのが大変不快なため不採用にしています。
真面目な話、相手が表を出した時のこちらへのデメリットがあまりにも重たくそのコイン1回で負けかねない為今回は採用を見送りました。

4、横浜前乗りの観光記録

待ちに待ったJCS!
嫁がついてきてくれると言うので、
さすがに2日間カードをして放置という訳にもいかないので、
金曜日と月曜日に有給をとり金曜日に朝から横浜観光をしていました。
とりあえず朝イチ乗る予定だった電車を逃し、
1本あとの電車に乗り横浜へ。

到着し、最近全国的に流行っている横浜家系ラーメンの総本山「吉村家」へ
流石の人気店1時間待ちでした凄いですね。
なかなか美味しかったので次回横浜に来たらまた食べに来るのもありだなと…

その後、翌日のJCSのデッキの予備パーツで足りないものがあったので秋葉原へ。
初めて来ましたがさすがオタクの聖地なんでもあります!

当方、ガンダムが大好きなので駅前の魂ネイションへ…
買えないとわかっているメタルビルドのデスティニーガンダム…
現物を見て余計に欲しくなりました。

今回のJCSで結果を残せば友人が
同じデスティニーガンダムのメタルビルドをくれるというので現物を見て気合いを入れ直します。
(今回のJCS1番のモチベーションでもありました)

その後、カードショップを巡り、
シェイミVのSR¥390-
レガシーエネ¥180-など足りなかったものを諸々購入しホテルへ帰宅。

ホテルでチームメンバーの子にPTCGLの対戦をお願いし最終調整。
その中で
カビゴンではなくミュウの方がいいな…と思う場面がありデッキリストを完成させました。

5.当日の試合戦績

当日寝坊せず0回戦突破。
受付を済まし、無事着席。
物販を諦め卓に着き1時間後対戦が始まりました。
各対面後ほど詳しく書きますが先にマッチングの書き出しを。

⭕️先ネイティオドラパ
❌後おまつりおんど
⭕️先レジドラゴ
⭕️先ルギア
❌後ロスギラ
⭕️ディアルガ
❌ピジョネイティオドラパ
4勝3敗でした。

1回戦ネイティオドラパ
こちらは先攻1ターン目にてアーケ×2ゼイユを決められる手札で、
お相手は後1エヴォリューション
こちらは先攻2ターン目にアッセンブルスターを決め、お互いフルパワーの滑り出しとなりました。
しかし2ターン目相手のバトル場にはミミッキュが。
幸い手札にはテツノツツミが居たのでハイパーブロアを使い相手ベンチのドラメシヤを取って番を終了。
後2でお相手の方は
緊急ボード、カウンターキャッチャーチラーミィ、アカシックセンス、ドラパルト進化、アンフェアスタンプ、ファントムダイブと
考えうる最強のパワーを押し付けてきました。

こちらはトラッシュにアヤシシが居たのでネジキでアヤシシを呼び出し応戦。
バリアーラッシュでドラパルト気絶。
そのまま何とか押し切り勝利しました。

2回戦おまつりおんど
先2からバチンキー×2カジッチュ×2+こだわりハチマキと最強の盤面が出来上がっていました。
ルギアを取られ、
次のターンネジキでルギアを呼び戻しアッセンブルスターを使うも
相手とのサイドレースを埋めきれず敗北。

3回戦レジドラゴ
初手にキャプチャーアロマとアーケオス×2
アロマ裏でイキリンコを持ってきてイキリテイク
ルギアVがまだ着地していなかったのでそのままゼイユを使用初手から11枚捲り、チラーミィ+ルギアの着地に成功。
相手がVなのが確定していたため2-2-2の取り合いになると踏み
先2からサイドを2枚取りに行く為イキリンコを使用しました。
そのまま順調にとりすすめ、最後はアイアンローリングを使ったレジドラゴをハイパーブロアーで避け後ろのレジドラゴを呼び出しスペシャルころころで勝ち。

4戦目ルギア
相手バトル場カイナスタート
ミライドンかと予想し
一先ずルギアを2体着地し、アーケ×2ゼイユし終了
相手:ベンチにルギアを出しアーケ×2博士をし終了
ジニアからルギアVstarをサーチしアッセンブルスター、ハイパーボールを握っていたためテツノツツミをサーチし後のルギアにストームダイブ。
そこからは順にカイナ、ルギアと倒し試合終了。


5戦目ロスギラ
バトル場イキリンコスタート
先行で相手がロスト×1
これはとにかく動かねばと一先ず全力で動かし、後攻からアーケ×2トラッシュからルギアにジェットてばりでターン終了
そこから相手がロストを6枚まで貯めてベンチ展開しながらおとぼけスピット。
そこからルギアにロストインパクト
ミュウexでロストインパクトを返すもイキリンコとミュウにロストマインを投げられ手裏剣+おとスピで試合終了でした。

6戦目ディアルガVstar
3-2と崖っぷち、お互い後の無い試合となります。
こちら初手でアーケオスをトラッシュできずルギアとチラーミィだけ立てターンエンド。
お相手も手札が悪くナンジャモでターンエンド
こちらもナンジャモで返し、風よみでエンド
また次の番お相手もナンジャモ+ディアルガ進化でターンエンド。
そこからようやくこちらが動き出し、
アッセンブルスターを決め前のディアルガVstarにスペシャルころころで気絶
次の番、ボスを使い後のディアルガを呼び出しストームダイブで気絶。
そのまま次の番もボスを使いストームダイブで試合終了でした。

試合後、雑談をしとても意気投合し
熱い握手を交わしました。

7試合目ネイティオ&ピジョットドラパルトex
こちらの試合は少し明るい話では無いかもしれません。
過去にWCS経験した方とのことで、
かなり厳しい試合になると予想していましたが
色々と戸惑うところのある試合でした。
先攻でアーケオス×2をトラッシュしターンエンド。
次の番が返ってくるまでに約10分。
これはまずいと思いすぐに番を返すも次の番が返ってきた時点で残り7分。
基本的にマッハサーチの宣言などをせず
デッキを触る方で何の特性を使用しているかわからないまま試合が進んでいました。
こちらも指摘をすれば良かったのですが、
減っていく残り時間に焦り指摘するのを忘れていました。
残り3分で返ってくるこちらの番、
「もっと早くしてもらっていいですか」
という一言で冷静さをかいてしまいました。
偵察司令でハンドに加えたカードをハンドシャッフルしたあと、もう1枚のカードと入れ替え、山札に戻すなどをしていたものの
1分を切る制限時間に指摘できず、
サイドを取りきられて負けてしまいました。
JCSという大舞台の経験もなく、2敗という余裕のない状況。
この状況でジャッジを呼んでいれば何か変わっていたかもしれません。
自分の経験の浅さから招いた試合結果だなと感じる試合でした。
(次からは疑問に感じればすぐにジャッジ判断を仰ぐことを意識します)

色々反省することはあったものの、
初の大型大会4-3と勝ち越しが出来たことは
自分の中で多少なりとも自信になるものでした。

6.会場でのサイドイベントやもろもろのイベント

負けたものは負け、
シニアの子達と合流し、サイドイベントもあるのでそれを楽しもうと開始時間まで散歩をしていると
アドバンテージのいちご🍓さんを見かけました。
サインしてください!と声をかけたところ、
「動画用の選手インタビューさせてください」と声をかけて頂きインタビューを受けさせて頂きました!

(何かを話す度に場内アナウンスが入り自己紹介だけでも3回ぐらい撮り直しました。申し訳なさそうにしているいちごさんといるのは楽しかったです)

その後サイドイベントへ

サイドイベント戦績

1日目
PJCSサイドイベント (3on3)
チーム戦績3-0🏆
個人戦績 2-1
⭕️後 ドラパリザ 6-3
⭕️後 パルキアライコ 6-3
❌先 ミライドン0-4(種切れ)

ドラパリザには今大会初めてシェイミVがリーサルでささりました。
8戦し、ようやくこのシェイミに出番が…
ミライドンとの試合はルギアが日和すぎてデッキの中から出てきてくれませんでした。

東京観光をしていた妻と合流し再び横浜観光へ
とりあえず妻からは、
「敗北に意味なし」と覇王の言葉をいただきました。噛み締めます。

この日は1度ホテルに戻り、みなとみらいまで歩いて観光へ。
開港祭をしていたらしくパシフィコ横浜にも周辺かなり人が多かったです。
この日の晩御飯の坦々麺と、
横浜の夜景を置いておきます。

2日目
この日は観戦権を所持している妻と観戦に行きました。
前日に1人で東京観光をしている時にポケセンで購入したヤバソチャと会場で記念撮影。
以前、CLをルギアで優勝された
「クボダイスケ選手」が会場にいらっしゃるということで、失礼ながらDMでお会いしたいとの連絡をしてみたところ快諾して頂きました。
(とっても温厚な方でサインと写真撮影に応じていただきました!)

セブンイレブンが背景では味気ないと、わざわざ場所も移動してくださりました

自分がシティリーグを優勝した時のノートを読んでくださり
それ以降ずっとやり取りを続けさせていただいている関東のジュニア選手とそのお父さんと合流させて頂きました。
(まさかのお土産にプレイマットまでいただいてありがとうございました)

ルギア、スイクン、レックウザが実は推しポケです

一緒に3on3に出ようと言葉をかけていただき、
2日目もサイドイベントの3on3へ

PJCS サイドイベント(3on3)𝐃𝐚𝐲2
使用:PJCSルギア
チーム戦績 1-1
個人1-1
⭕️先リザードンex (チーム勝)
❌先リザードンex(チーム負)
あれだけ警戒していたリザードン
サイドイベントにたくさんいました。

この日の2戦目は
全身ポケモン尽くしのお姉さんに、
キバナコスプレのお兄さん
外国人のお兄さんの3人チームでした。
Twitterで繋がって仲良くなったとのお話を聞いてポケカの輪って凄いなぁとほっこりしました。

(試合は今大会最大のプレミを負けました。
お仲間のともきくんお父さんごめんなさい…)

その後、
「ヤマグチヨシユキ選手」
「クラサキ アキラ選手」の2名からサインをいただきました。

計4名の方からサインをいただきました。

これにてJCS旅行は終了。
本当に楽しい夢のような時間でした。

7.最後に

こんな特に中身のないnoteを最後まで読んでいただきありがとうございます。

お礼に最高にかっこいいデスティニーガンダムおいておきま

大した結果も残せず、
4-3という結果で締めくくることになった今回のJCS。
趣味で本気で悔しいと思えるの貴重な体験だと思います。
次シーズン、またJCS権利獲得を目指します。
今回のJCS参加までに色々なことがありました。
交流も増え、色々な練習会に参加もさせていだきましたし
本当にたくさんの方から応援もしていただきました。
これからも引き続きポケカを楽しみながら頑張ります。
ありがとうございました。

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