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【恋愛の何が面白いの?#2〜募る思い〜】プロファイリング#3
はじめに
この記事は、孤独民族(恋愛経験が少ない人)である私が、恋愛民族(恋愛が好きな人)は恋愛のどのような部分に面白さを感じているのかについて語る。妄想純度は90%ぐらいなので、ほぼ妄想なのだが、それでも良ければ見ていってほしい。ちなみに、前回は恋愛の駆け引きについて語っている。
話の切り口
少ない体験と恋愛系のコンテンツを見た経験から、恋愛の面白さを5つに分類した。それは、駆け引き、募る思いの成就、関係のインフレ、人肌が恋しい、自分の感情のメタ認知というものである。実際はもうひとつ自己を肯定してくれる瞬間というのがある気がしたが、恋愛に限った話ではないので今回は除外する。また、話が長くなったので今回は募る思いの成就についてのみ語る。
募る思いの成就
まずは恋の悩みの前に、もっと大枠の悩みというものを考えてみよう。私たちは悩みがある時どのように対処するだろうか。それは主に5つある。正面突破の解決、尻尾を巻いて逃げる、そもそも忘れる、いったん置いて放置、誰かに相談という5つの対処方を行う。実は、この中で解決というのが最も難しい対処法であり、多くの人は解決以外の4つの方法で悩みを対処する。
さぁ、では恋の悩みについて考えてみよう。恋というのは一度してしまうと厄介なものである。ふとした時に好きな人のことを考えてしまうし、発散しようにも思いは募るばかりである。その上、相手のことが好きになればなるほど苦しくなるのである。一体この募る思いをどう対処すれば良いのだろうか。
孤独民族である私の対処法は実に冷酷である。好きな人から逃げるか、感情ごと忘れるか、放置する。恋という感情は時間が経てば勝手に冷めてくれると知っている。だから、半年から1年くらい、とにかく恋というものから逃げ続けるのだ。そんなことをするから孤独なんだと自分を叱ってやりたくなるが、そうして孤独民族は恋の悩みを対処する。
一方で、恋愛民族はどうするのか。彼らは非常にストイックである。真っ向から悩みの解決、すなわち、思いの成就を目指すのである。それは、さながら募った思いという重い荷物を抱え、険しい山を登るが如くである。一度登り出したら、もう逃げられない、止まれない。唯一の救いは、相談に乗ってくれる人の存在だろう。こんなこと孤独民族の私はあまりしたいと思わない。しかし、彼らの思いが成就した瞬間というのはとてつもない達成感と幸福感に満ち足りていることだろう。孤独民族はそんな気持ちを知ることはできないので、羨ましいと思ったりもする。
最後に
今回は極端な例を使って恋の悩みについて語ったが、当然孤独民族と恋愛民族の中間の民族も存在する。彼らはきっと嗜む程度に恋愛を楽しんでいるだろう。あなたがどの民族であったとしても、思いが募る過程や対処する過程を楽しんでほしい。