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#40 一人になることの難しさについて考えた
ある日、「面白い記事を見つけたよ」と
同僚から新聞記事のコピーを渡されました。
今の人は一人になることの難しさに直面していると思います。 (小川洋子)
誰しも外から窺い知れない「秘密」の領域を抱えているが、その地下に降りてゆくのは苦しい。だからつい外の情報で気を紛らわすと、作家は言う。こうした領域にあえて分け入らせてもらうことで、心が遠ざかるのでなくむしろ近しく感じるようになればいい。そう希(ねが)って小説を書いていると。東畑開人との対談「一人になること、寂しさについて」(「群像」11月号)から。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16066626.html?iref=pc_rensai_article_long_76_article_prev
自分らしさとか個性というのは変なものであり、居場所というのは、自分が変なままでいられる場所だということです。 (東畑開人)
生き延びるためには「誰かとつながる」ことが不可欠だが、他人とは違う自分だけの「秘密の部屋がある」こともそれに劣らず大事だと、臨床心理士は言う。たとえ歪であっても、怯えることなく歪なままでいられる場所が人には要るということなのだろう。小川洋子との対談「一人になること、寂しさについて」(「群像」11月号)から。
https://www.asahi.com/articles/DA3S16067631.html?iref=pc_rensai_article_long_76_article_next
しばらくバタバタしていて時間を取って読むことができなかったので、
今年中にこの記事に対する思いを書きます。
人間は「人と繋がることを本能的に願う存在だ」と書いている本を読んだことがあります。
でも、人といすぎるとかえって息苦しくなることもあります。
私はそうです。
だから、自分が自分らしくいられる場所を求めると、
・自分だけの部屋で一人で過ごす
・本心を打ち明けられる人と生活圏外で過ごす
私はこの2つのどちらかになります。
でもふと孤独だと感じてしまうことがあります。
人といると疲れるのに、孤独を感じてしまいます。
不思議な話です。
そんな時はふとSNSを開いて、投稿をしてしまいます。
しかも、その孤独と全く関係ないことを。
そういう時にふと思い出すのは、週末北欧部chikaさんが書いていた
"solitude"と"lonliness"の違い。
積極的な孤独の"solitude"
消極的な孤独の"lonliness"
分類ができれば、対策も立てやすいかもな、というのが私の気づきです。
ちなみに、私は"solitude"を聞くとこちらの曲を、
"lonliness"と聞くとこの曲を思い出します
両方サムネがまりあちゃんだ!