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ラスオリ 聖所での戦い方

皆さん、変化の聖所、進めてますか?

高難度コンテンツの中でも多数のエネミーを相手取ることになり、複雑な聖所。その分解説も難しく、編成だけ紹介されて後はガンバッテネ!と言われがち。

初見時の圧力が高すぎる

今回は、なるべくどんな敵編成にも通用するような、戦う上での思考回路を解説していこうと思う。
全ての敵に通用する訳では無いが、戦う上で大事な基礎を知れば、強い編成をより強く指揮できるようになるだろう。


始めに

自分が最も大事だと思っているのは、「負け筋を潰すこと」である。
というかぶっちゃけほぼこれしか考えてないと言っていいだろう。
これは、有効なダメージを喰らわないこと、とも言い換えられる。

ラスオリでの聖所や通常戦闘では大体3W以上、多いときは5W以上もウェーブがあり、確実に連戦を強いられる。それなのにラスオリには回復スキルが一切ない
ラスオリでは、1000以上のダメージを受けた時点でもう危険信号と思っていい。道中で有効ダメージを喰らうわけにはいかないのだ。

中破運用ならなおさらである。 …規制版の画像だから!

じゃあ負け筋って具体的に何さ」「どう対処すればいいの」ということをこれから解説していく。

負け筋と対処法

保護機が削られる/倒される

ラスオリでは、こちらは5人だが敵は最大9体もいる。聖所の2区後半以降なら9体がデフォルトと思っていいだろう。

大体はぎゅうぎゅう詰めになる。
敵が重なって選択しにくいなら、左下の行動順アイコンから選択を。

そのため、攻撃全振りの速攻はかなり難しく、大抵は保護機を置いて全員を保護することになるだろう。
ただ、保護機がいれば安心、なんてことは無い。敵の保護機が無敵ではないように、こちらの保護機も無敵ではないのだ。

まずは、防御型。高い防御や被ダメージ減少で守る保護機の負け筋は、
・被ダメージ減少無視 ・強化解除
・被ダメージ減少解除 ・属性攻撃 ・突き飛ばし
辺りだ。

この内、被ダメージ減少無視は最大限の警戒をするべきだろう。前の記事でも話した通り、ダメージを受ける時に被ダメージ減少は非常に強い影響を与える。これを無視されたら、大ダメージを受けるのは必至だ。
特に危険なのは、周囲に付与することができるナイトチックディテクターGセンチュリオンゼネラルチックコマンダー等。なんとしても使われる前に潰せるようにしよう。

他は、主に状態異常耐性/強化解除耐性で抗うことができる。よく編成紹介等で、防御保護機に防御チップやHPチップではなくワクチンチップが装備されてるのはこのためだ。とはいえ完璧ではない。状態異常耐性の効果は加算ではなく個別に判定されるため、完全に無効化することは難しいのだ。

状態異常耐性100%のフリッガなら安心!
条件クソきついし被ダメ減少が無いけど。

次は、回避型。非常に高い回避で守る保護機の負け筋は、
・超命中 ・回避強化解除
・回避デバフ ・固定ダメージ
辺り。

回避型は自身の回避より命中の低い敵にはほぼ無敵だが、逆に命中の高い敵には絶望的に弱い。単純に味方のバフで回避を上げることで対処できることも多いが、法外な命中補正が付いていたり、そもそも命中の成否に依らずデバフを与える敵も多い。
特に危険な敵はナイトチックディテクターGナイトチックディレクターAAセンチュリオンチプティンアンダーウォッチャーセンサー等。対処は当然、さっさと潰せ、になる。

回避最強のスレイプニール。
それでも当ててくる奴がいるのが怖い。

防御型と同じように状態異常耐性で対処できるものも多いが、大抵はチップも回避強化に全振りするため難しいだろう。回避型は行/列保護持ちが少ないこともあり、他キャラと隣接させない位置に置くことが多いためチックランチャーType-Sも場合によっては最大限警戒を払うべき敵になる。

保護機以外が攻撃される

こちらがバカ正直に保護機から倒しに行くことが少ないように、相手もそう簡単に保護機に攻撃を集中してはくれない。寧ろこっちが原因で負けることの方が多いのでは無いだろうか。

主な負け筋は
・保護無視 ・反撃 ・範囲攻撃
辺り。要するにこれらは全て危険である。

まずは保護無視。こちらは自身への標的敵への挑発を持つキャラなら大体問題はない。
ただ、強化解除で解除されること以外にも、自身以外へ標的が付与される(犯人は大抵偵察型インターセプターセンチュリオン系の反撃にも注意)ことや、他の味方が挑発してしまう(特にシャーロット)等の負け筋があるので注意。こういう場合は、そもそも編成の選択を変えた方が良いだろう。

ザ・初見殺しな偵察型インターセプター
相手にする機会が少なすぎる。

普通の保護機で対処する場合、大抵保護無視の攻撃は条件付きだったり出だしが遅かったりすることが多い。焦らず、使われる前に潰そう
警戒すべきは、厄介なデバフを持つ上に出だしが早い強化型スピーカー。こいつを止められない場合は、突き飛ばしだけでも防ぐために保護機以外にもワクチンチップを持たせることも視野に入る。

次に反撃
対策としては、
・1撃で倒す ・(攻撃前にバフとして付いてるなら)反撃解除や強化解除で解除する ・反撃を防御しきれるキャラで攻撃する
等が挙げられるだろう。

といっても、強力な反撃を持つキャラ、例えばセンチュリオンゼネラルライトニングボンバーType-Sトリックスターは、大抵反撃に条件が付いている。そのため、条件を達成させないことや、無駄に攻撃しないことが大事と言えるだろう。

実はメインストーリーの時とはスキルが全然違うトリックスター。
他のボス格も結構変わってるので注意!

同じ敵を2人で狙ったとき、1人目の攻撃でその敵をたおしてしまい、続く2人目の攻撃がたまたま反撃持ちへ…というのはよくあることなので注意しよう。

最後に範囲攻撃
こちらは保護無視さえ無ければ行/列保護や配置で対処できるが、保護無視も付いているとなると一気に脅威度が跳ね上がる
アンダーウォッチャーやデストロイヤー、追撃者のように火力も高い場合は使われたら負け、とすら思って良い。敵のAI等も理解して、ようやく防御できるかどうか、と言ったところ。

やはり、条件を達成させない使われる前に倒す、が大事になるだろう。また、A1が範囲攻撃かつ反撃もある場合、反撃で味方を巻き込まないようにするのも大事である。

指揮官な割には戦い方がそれっぽくないゼネラル。
倒せればほぼ勝ちなのだが、その誘惑が命取りになることも。

具体的な指揮方法

考え方

これらを踏まえて、具体的にどう指揮すれば良いかを解説する。

1.まず、先ほど挙げた負け筋に繋がる攻撃や能力を持つ敵をリストアップする。条件付きの場合、それらの条件を達成させないようにできるなら後回しで良い。
2.それらの敵を守る敵も追加する。(保護無視や強化解除等、対応する能力で貫通できるなら無視でいい。詳しくは前に書いた記事で)
3.それらの敵を、条件付きの負け筋を持つ敵に気をつけつつ倒していく。余裕があるなら、倒すことでこちらに有利な/敵に不利な効果を与える敵も倒すと良いだろう(センチュリオンゼネラルイントルーダー等)

大雑把に言えばこんな感じである。これで敵を倒せない、倒すのが間に合わない場合は、編成を調整したり、そもそも別の編成にしたりして対応することになる。
例えば
・保護機を変えてそもそもの負け筋となる攻撃を減らす
・攻撃機を、敵の防御手段に対応した能力を持つキャラにして確実に倒せるようにする
・支援機で行動力やAPを上げて早く行動できるようにする
等。 …ここまでくると、当たり前と言えば当たり前だが。

この辺を極めたのが、「強編成」と言われるってこと。
まぁチームバフが強すぎて、チームで固めたら丁度それっぽくなる編成は結構あるけど。

大事なのは、負け筋とならない敵は放置して良い、ということである。保護機で防げる攻撃しか使えない敵は脅威では無いのだ。(その敵を倒せない場合は大問題だが…特に赤ボンやスキャラブHのような高回避持ち)

逆に、最大限警戒すべきなのは負け筋となる技を持つのにすぐに倒せない敵であるとわかるだろう。
例えば、単体だと追撃者ビーヘッダーアンダーウォッチャー等。
組み合わせで言えば、保護機に守られたチックエンペラーコマンダー、アクアチックGが加速したデストロイヤーやゼネラル等が被ダメージ減少無視を付与したライトニングボンバーType-S等である。

ぶっちゃけ最初に見せたボスラッシュより大変かもしれん。
でも意外と隙はある。

これらの場合は、プレイング以前に編成を組む/選ぶ時点で気をつけなければならないだろう。

実戦

では、実際の敵編成を見て考えていこう。
これは3-59の最終Wの敵編成である。

中央行がいかつ過ぎる

1.まずは負け筋となる敵のピックアップから。防御型ならセンチュリオンゼネラル、回避型ならセンチュリオンチプティンとチックランチャーType-S、共通してチックエンペラーが負け筋になるだろう。
2.それらを守る敵は、ホーンテッドフォートレスとイントルーダー(範囲ダメージ分散)。FAビックチックシールダーは手動でやる分には標的は無意味なので無視。
3.は2パターンに分けて。

・防御型の場合
センチュリオンゼネラルにA2を使われると一気に瓦解してしまう。よってゼネラルが最優先撃破対象だろう。また、ゼネラルを守るホーンテッドフォートレスを倒すと、ゼネラルに反撃が付くしエンペラーも2体分の発狂準備バフが付いてしまう。
よって、そもそも準備段階でゼネラルとエンペラーを倒せるレベルの単体保護無視攻撃か、ゼネラルとエンペラーのバフを剥がせる保護無視強化解除持ちが編成準備の段階で必要と分かるだろう。

・回避型の場合
センチュリオンチプティンはなんとしても倒さなくてはならない。そして、続いてチックランチャーType-Sまで倒すと合計3体になりチックエンペラーが発狂してしまう。
つまり、発狂エンペラーの攻撃を回避して他の味方にも当たらないような配置にするか、赤ランチャーの固定ダメージを凌ぐ手段(キャラ隣接+指定保護、状態異常耐性等)が必要になるだろう。

どちらも、エンペラーに動かれる前に倒せる総合火力があるなら多少楽になる。ただ、下手にエンペラーをHP半分以下で残すとランダムバフ(負け筋となる反撃も含む)があるので注意を。

最後に

長々と解説したが、どうだっただろうか。
正直、この記事を書きながら、いつもの戦い方をなんとか言語化していった節があるので、完璧とは言い難い。
それに、聖所を手動で頑張ってきた人には当たり前と言われることも多かっただろう。対処法は大体「条件を達成させない」「先に倒す」くらいしか言ってないし、そもそも編成の作り方とかは何一つ言及出来てない。

それでも、手動で自分のキャラを動かして勝利する楽しさを体験するための助けになればと思い、書いてみた。

実はデュオ攻略もできるぞ!
超嬉しかったよねこれ。

変化の聖所はアルタリウムだけでなく、初回報酬の資源もなにげに美味しいコンテンツである。1日1層でも、進めてみてはどうだろうか。

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