見出し画像

他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました(原作:皐月陽龍、キャラクター原案:みすみ、作画:椀田くろ)が面白い件/KADOKAWA刊、アライブ+掲載

始めに

最近KADOKAWAといい講談社といい集英社といい本当に良い作品が多すぎる!ってことで今回も例にもれず作品紹介のお時間です。
講談社・集英社の作品を殆ど紹介していない点には目を瞑って貰って…今回は原作がカクヨムに全話掲載されている『他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました』(KADOKAWA/アライブ+)です。5月には電撃文庫から第1巻が刊行されていますので紙でも読むことができます。
僕が読んでいるコミカライズの方はこちらから。
作者は皐月陽龍先生、キャラクター原案はみすみ先生、コミカライズの方は椀田くろ先生が担当されています。椀田先生は他にも『【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。』(KADOKAWA/アライブ+)や『わたしに愛を教えて』(秋田書店/チャンピオンクロス)などの作画を担当されていたりもします。

※noteで作品紹介の文を書くとき、文章よりもリンク先をコピペする方が面倒だなと一瞬思う時もありますが、そんな失礼な事を思うようでは「人としてまだまだだな…」と実感します。
同じ学校じゃなく、他校の生徒というのがまた良いですね。最近だと『薫る花は凛と咲く』も他校の生徒同士の関係ですが。
あと、コミカライズの1巻が出たら絶対に買います、今ここで宣言しておこう。(笑)


あらすじ

東雲凪は容姿端麗と同時にポーカーフェイス。常に表情を変えず返事はそっけない。告白しようものなら心を折られる。氷のような存在だから『氷姫』、そんな噂が他校にまで広まっている。そんな彼女を海似蒼太はいつも見ていた。ある日、蒼太は凪が痴漢に遭っているところを目撃する。彼は勇気を振り絞り、「痴漢がいます!」と叫んだ。登校すると友人からその痴漢の話を聞き、「彼女に何かあったら助けるだろ」と言われた。
そんないつもより少し変わった1日が終わり、迎えた次の日、横から何度か聞いたことのある声が聞こえた。声の主はあの『氷姫で』…!?


感想とか今後の展望とか

まずは…本作、アライブ+でデイリー1位だったそうです!(皐月陽龍先生のXより)おめでとうございます!!!👏

何かのきっかけが無いと人と仲良くなることはかなり難しいと思います。そして、誰かのために咄嗟に行動できる人はもっと少ないと思います。他人を寄せ付けない冷たい態度を取っている凪ですが、決して全員にそのような態度をとっている訳ではありません。電車内で立っていたお婆さんを(やり方は強引だけど…)席に座らせたり、声を出している赤ん坊に対して優しい笑顔を向けていたり…と。
どちらかというとコミュニケーションというか表現の仕方が下手なだけで、寧ろ優しい印象すら抱きました。
神視点で見ているからだろ、と言われてしまえば返す言葉もありませんが、これに関しては1話を読んで貰うと、彼女を見つめている主人公・海似蒼太がしっかり気付いています。彼女云々の話になった際、蒼太も友人との会話において、「見ているだけでいい」と発言していますから。
学校に1人か2人くらいいませんでしたか?性別関係なく別に付き合いたいとかは無いけど容姿端麗だから目の保養になる的な。僕もいました。
最もそこら辺の一般的な高校生と違い、告白する勇気もなければ恋愛の当事者になりたくないという考えも相まって恋愛からは過去も現在も縁遠い生活を送っていますが(笑)

2024年8月15日に公開された幕間 後編にて「次回の更新もお待ちいただければ幸いです」とありますので、おそらくこの後も(いつになるかは分かりませんが)主人公たちと彼ら彼女らを取り巻く人たちのストーリーを読むことができるのではないかと思います。
てかAmazonに掲載されてるこれPCの機能でスクショしたんですけどマジで良すぎません!!!???いわゆるエモいと言えば良いのでしょうか。
この青とも灰色とも言えない透明な2人だけの世界…!最高すぎる。
原作の絵も最高でコミカライズも最高で原作もまだまだ続きそうで…これ以上何か言うことあります?ってくらい最強の作品だと思います(語彙力)。
いずれはアニメ化してほしいなー(チラッ)、2人が動くところ映像で見たいなー(チラッ)


リンク(2024年10月11日閲覧)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?